4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。
今年3月末からのパフォーマンスはPFが-5.9%(-5.6%)、日経平均が+11.3%(+5.3%)、スプレッドは-17.2pt(-10.9pt)です。
暦年ではPFが-4.8%(-4.4%)、日経平均が+4.9%(-0.7%)、スプレッドは-9.7pt(-3.7pt)です。( )内は前回の数値です。
このひと月はPFが小幅下落、日経平均が大幅上昇だったため、その結果マイナスのスプレッドは大きく拡大しました。ここ近年ないほどの惨敗です。もう白旗あげるしかありません。ここ最近は大型>小型の傾向に加え、インバウンドと不動産関連に関する逆風が吹いており、まさに泣き面にハチです。しかしこんなこともあります。まずはなんとかマイナス圏を脱したいと思います。
8月の大阪圏のマンション契約率は80%超えと好調です。今後TATERU問題の影響に注視する必要はありますが、投資ではない通常のローンへの融資を絞ることは政策的に考えづらいので、一部の不動産銘柄への売りは悲観的すぎると思っています。これら銘柄の反攻と中小型株の需給改善に期待したいところです。
一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/8/25)
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2018年9月23日日曜日
2018年9月16日日曜日
現在の保有銘柄の状況(2018/9/16)
第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
加重平均PERは16.27(今月)←16.39(先月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り なし
買い プレサンス(買増)、アメイズ(買増)、ステップ(買増)
3254 プレサンス
さらに買い増ししています。2.3倍増収、2.8倍増益と想定以上の1Qはなかったことどころではありません。TATERUショックで暴落です。サブリースの問題といい、この不正融資の問題といい、超低金利の副作用なわけですが、しわ寄せが不動産セクターにきてます。だからこそ安いわけですが。。。
今後は一般のローンの融資はほとんど影響ないと思いますが、不動産投資に対する融資の厳格化が及ぼす影響を要観察です。同社でいうとワンルームマンションです。レオパレス21のサブリース問題のときは、駅近で入居率が高いシノケンは影響が少なかったと記憶しています。今回は融資の与信の問題なので、担保となる資産をもたない層をどれだけ顧客としているかで影響の度合いが変わりそうです。プレサンスの場合はほぼ今期の数字は出来ていると考えて良いので、受注高などの先行指標を観察していくことになると思います。それにしてもPER5.3倍ですか。来期は減益ですという評価になりました。果たしてそうなってしまうのか。
それにしてもTATERUの前回の決算資料を見ていると非常によくできる不動産テック銘柄という印象しか持てないです。それだけ素晴らしい夢のある企業だったのですが、実は融資を通すために通帳を改ざんしていたわけです。このような内部の事情をどこまでの人が確かな情報として入手できるのか。我々投資家が知りえる情報というのは常に限られていて、それを前提に投資を行わなければならないと改めて思いました。
現在株価 1374円、PER 5.3倍、PBR 0.96倍、ROE 18.3%、DCF法適正株価 3400円
6076 アメイズ
インバウンド、観光立国関連で3か月連続で買っています。大阪府北部地震、平成30年7月豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震と平成最後の夏は本当に自然災害が続いています。被災された方には本当にお見舞い申し上げます。さらに殺人的な猛暑でもあり、本当に被災地では大変だと思います。災害頻発で外国人旅行者が減っているとの情報もありますが、定量的にどこまで減ったのかと、回復の早さがポイントになってくると思います。
現在株価 1438円、PER 10.4倍、PBR 2.35倍、ROE 22.6%、DCF法適正株価 2865円
9795 ステップ
こちらも前3か月連続です。生徒数の伸びは前年より若干鈍いようですが着実です。来月から新年度ですのでジワジワとした上昇を期待しています。
現在株価 1494円、PER 13.0倍、PBR 1.34倍、ROE 10.3%、DCF法適正株価 2311円
この一か月で最も良いパフォーマンスはアクアライン(+10.1%)、次が東祥(+8.7%)でした。両方とも特に新しい情報はなかったのですが、アクアラインは四季報で会社比増額予想となっているので、先回りして買われたんでしょうか。
最もパフォーマンスが悪かったのがシノケン(-37.8%)、次がプレサンス(-14.4%)でした。実質的にシノケンとワッツは主力ではありませんので、それを除くとアメイズ(-4.1%)となっています。体感よりもあまりやられていませんが、先月がほぼ底値での評価となっているからで、全体的なパフォーマンスはボロボロです。いままでだと2か月くらいは全体でマイナスが続くことはありましたが、その後しっかりと反発していました。しかし今回は小型の反発が未だに鈍いことに加え、インバウンドと不動産という私のPFの主力を直撃する被害や事件が起こっていますのでまったく反発力がありません。
といいつつインバウンド関連と不動産関連を買い増ししています。最近は順張りもやりますが、実は根っからの逆張り派なので、安いと思うとついつい手を出してしまいます。資金管理はしっかりして破滅だけはしないように気をつけたいと思います。なので当分パフォーマンスは人並み以下となりそうな気がしています。
約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/8/19)
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加重平均PERは16.27(今月)←16.39(先月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り なし
買い プレサンス(買増)、アメイズ(買増)、ステップ(買増)
3254 プレサンス
さらに買い増ししています。2.3倍増収、2.8倍増益と想定以上の1Qはなかったことどころではありません。TATERUショックで暴落です。サブリースの問題といい、この不正融資の問題といい、超低金利の副作用なわけですが、しわ寄せが不動産セクターにきてます。だからこそ安いわけですが。。。
今後は一般のローンの融資はほとんど影響ないと思いますが、不動産投資に対する融資の厳格化が及ぼす影響を要観察です。同社でいうとワンルームマンションです。レオパレス21のサブリース問題のときは、駅近で入居率が高いシノケンは影響が少なかったと記憶しています。今回は融資の与信の問題なので、担保となる資産をもたない層をどれだけ顧客としているかで影響の度合いが変わりそうです。プレサンスの場合はほぼ今期の数字は出来ていると考えて良いので、受注高などの先行指標を観察していくことになると思います。それにしてもPER5.3倍ですか。来期は減益ですという評価になりました。果たしてそうなってしまうのか。
それにしてもTATERUの前回の決算資料を見ていると非常によくできる不動産テック銘柄という印象しか持てないです。それだけ素晴らしい夢のある企業だったのですが、実は融資を通すために通帳を改ざんしていたわけです。このような内部の事情をどこまでの人が確かな情報として入手できるのか。我々投資家が知りえる情報というのは常に限られていて、それを前提に投資を行わなければならないと改めて思いました。
現在株価 1374円、PER 5.3倍、PBR 0.96倍、ROE 18.3%、DCF法適正株価 3400円
6076 アメイズ
インバウンド、観光立国関連で3か月連続で買っています。大阪府北部地震、平成30年7月豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震と平成最後の夏は本当に自然災害が続いています。被災された方には本当にお見舞い申し上げます。さらに殺人的な猛暑でもあり、本当に被災地では大変だと思います。災害頻発で外国人旅行者が減っているとの情報もありますが、定量的にどこまで減ったのかと、回復の早さがポイントになってくると思います。
現在株価 1438円、PER 10.4倍、PBR 2.35倍、ROE 22.6%、DCF法適正株価 2865円
9795 ステップ
こちらも前3か月連続です。生徒数の伸びは前年より若干鈍いようですが着実です。来月から新年度ですのでジワジワとした上昇を期待しています。
現在株価 1494円、PER 13.0倍、PBR 1.34倍、ROE 10.3%、DCF法適正株価 2311円
この一か月で最も良いパフォーマンスはアクアライン(+10.1%)、次が東祥(+8.7%)でした。両方とも特に新しい情報はなかったのですが、アクアラインは四季報で会社比増額予想となっているので、先回りして買われたんでしょうか。
最もパフォーマンスが悪かったのがシノケン(-37.8%)、次がプレサンス(-14.4%)でした。実質的にシノケンとワッツは主力ではありませんので、それを除くとアメイズ(-4.1%)となっています。体感よりもあまりやられていませんが、先月がほぼ底値での評価となっているからで、全体的なパフォーマンスはボロボロです。いままでだと2か月くらいは全体でマイナスが続くことはありましたが、その後しっかりと反発していました。しかし今回は小型の反発が未だに鈍いことに加え、インバウンドと不動産という私のPFの主力を直撃する被害や事件が起こっていますのでまったく反発力がありません。
といいつつインバウンド関連と不動産関連を買い増ししています。最近は順張りもやりますが、実は根っからの逆張り派なので、安いと思うとついつい手を出してしまいます。資金管理はしっかりして破滅だけはしないように気をつけたいと思います。なので当分パフォーマンスは人並み以下となりそうな気がしています。
約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/8/19)
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2018年9月1日土曜日
日経平均、Jリート等の投資信託、金利、利回り等の状況確認(2018/9/1)
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順に日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、Jリートアクティブ、日本債券インデックス、新興国株式インデックスでした。
このひと月は新興国はダメだったんですね。おそらくマザーズはこれ以上ひどかったでしょう。円ベースでいうと日米でほぼ同じになるのが不思議です。
Jリートの利回りは平均で 4.16%(今回)←4.04%(前回)となりました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。利回りは上昇しました。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は横這い、でJリートの利回りも横ばいし、スプレッドも横ばいです。過去10年で見るとスプレッドは中間くらいのレベルでしょうか。
一方、東証1部の配当利回りはやや上昇しました。長期金利とのスプレッドもやや上昇しており、過去10年で見るとまだ大きい部類になります。過去のスプレッドのデータからは東証1部の株価はまだ割安だということです。
過去一年の金利です。黒田総裁が長期金利を0.2%程度まで容認した影響が表れています。現在は0.1%前後で落ち着いていますが、今後の動きに注目です。
1年チャート
上から日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、Jリートアクティブ、新興国株式インデックス、日本債券イン デックスとなっています。
いまだに日経平均がリードしているんですね。新興国はまだ復活しません。
日経平均前期実績のPERは12.59倍(今回)←12.22倍(前回)、今期予想が13.20倍(今回)←13.01倍(前回)でした。(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。両方とも少し上昇していますが、水準としては安い部類にあると思われます。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
JASDAQ大分下げましたが、まだ日経平均より高いんですね。。。。
2年&5年チャート
前回の記事はこちら
日経平均、Jリート等の投資信託、金利、利回り等の状況確認(2018/4/8)
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