2014年7月5日土曜日

プロの成長株投資家が支払うPERの上限は?~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」



表紙の著者のイラストのイメージが強烈過ぎて、デイトレとかの本と勘違いしていました(笑)。しかし、実際に読んでみると著者は短期投資と長期投資を巧みに使い分ける稀有な才能をもっていると感じました。その内容はかなり共感する部分が多かったのでご紹介したいと思います。


株式投資の教訓その1
株式を売買する意思決定に際しては、いくらで買ったかではなく、これから先にどうなるかだけを考えて決めること。

多くの賢者が同じことを言っています。これは長期短期に関係なく必要な姿勢なのではないかと思います。下記はフィッシャーの言葉を紹介したエントリーです。

長期投資において「出遅れ株」とは何なのか? - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



株式投資の教訓その2
どんな銘柄でも、売買する時は指値注文を使うこと。

値段を自分の意思で決めるという姿勢が大切だそうです。私も基本的にはすべて指値しています。


PERはいわば企業のオッズ

バリュー投資家はしばしばPERを見て割安かどうかを判断するのですが、PERが低いだけの銘柄には注意が必要でしょう。何か原因があるために市場は低いPERしか与えていない可能性があるからです。


プロの成長株投資家が支払う上限はPER40倍

逆に有望成長株には市場は高いPERを与えます。ある程度は当然のことと言えますが、これにも限度があります。著者は経験上40倍が限界ではないかとしています。




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