第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
加重平均PERは15.64(先月)→15.29(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り ブロンコビリー(優待分残し)
買い ゲンキー(買増)
3091 ブロンコビリー
先日1Qを発表しましたが、大幅減益での着地となってしまいました。2四半期連続の減益で実は一作年の1Qよりも利益が少ない結果となっています。前期が良かったので、前期比での伸びが鈍いか微減くらいならよかったのですが、想像以上に悪かったです。月次が見られない会社なので、よりビックリしますね。今期の二桁増益に対して早くも視界不良に入った感じです。いったん仕切り直しが必要と考え、優待分を残して売却しました。
2772 ゲンキー
政情不安から大きく値を崩していたところ、割安だと考え少しだけ買い増ししました。その後の決算は3Q単体でも30%超の増益とかなり良いように思えたのですが、金曜日は大幅下落となりました。材料出尽くしと言われていますが、前期との比較ではなく絶対額としての数字が不足だと見られたのではないかと思います。よくよく見てみると利益の改善ペースが鈍化したようにも見えますし、通期予想達成は売上・利益共簡単ではないように思えます。最近外食小売業の業績が全体的に停滞しているあおりを受けたのか、それとも中型店の採算性向上が想定以下となっているのか見極めが必要な局面かもしれません。
現在株価 2881円、PER 14.4倍、PBR 2.86倍、ROE 20.4%、DCF法適正株価 3497円
3月中旬から4月中旬のマーケットは北朝鮮情勢の緊迫化に伴い大きく下落しました。先月までボラティリティが低かったのが既に懐かしいですね。
このような市場環境の中、私のPFも下落しました。総じて軟調でしたが、前回主力に格上げした日本動物高度医療センターに幾分救われました。
この一か月で最も良いパフォーマンスは日本動物高度医療センター(+31.8%)、次がアークランドサービスHD(+2.1%)でした。
日本動物高度医療センターは特に新しい材料はないのですが、逆風の中買われています。しかし、5/11に決算発表がありますし懸念材料がないわけでもないので、予断は許しません。最近は買われた銘柄からの資金の逃げ足が速いので、業績共々しっかりと監視していきたいと思います。アークランドサービスは最近の喧騒の中で蚊帳の外だっただけです。しかし4/28に決算発表があり大きく動く可能性がありますので、しっかりと対応したいです。最近外食小売は低調な成績のものが多いので、大幅減益だけは避けてほしいというのが本音です。
最もパフォーマンスが悪かったのがエイジス(-16.5%)、次がゲンキー(-16.5%)でした。
エイジスは一年で一番の繁忙期である2月と3月の月次が非常に悪かったため、大きく値を崩しました。確かに悪いことは悪いのですが、国内棚卸サービスの平準化とリテイルサポートサービス事業の拡大が現在の同社の主要な取り組みです。これらと株価を加味してから判断したいと考えています。ゲンキーは上で記載の通りです。
現金比率を上げようと思っていたわけではないのですが、ブロンコビリーの失速で思わぬ形で利確することになり、結果として前回より現金が増えています。最近の相場の変調により値ごろ感のある銘柄も出てきていますので、銘柄を集中させてある程度の量を買い、ポートフォリオの分散を食い止めていきたいと思っています。
約一か月前(3/18)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2017/3/18) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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2017年4月23日日曜日
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