2020年10月24日土曜日

資産運用額と日経平均の比較(2020/10/24)

 4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均の比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)。



 

昨年度末からのパフォーマンスはPFが+30.7%(+30.5%)、日経平均が+24.3%(+22.7%)、スプレッドは+6.4pt(+7.9pt)です。
暦年ではPFが-5.6%(-5.7%)、日経平均が-0.6%(-1.9%)、スプレッドは-5.0pt(-3.8pt)です。( )内は前回の数値です。

このひと月はPF、日経平均共上昇しましたが、日経平均の方が堅調だったため、スプレッドが縮小しました。

いよいよインフルエンザの時期がやってきました今年の状況はどうかと思って今調べてみたら、なんと現時点ではほぼ発生していないとのこと。少し前の南半球の冬でもほぼインフルエンザは発生しなかったらしい。インフルエンザとコロナ両方流行ったらパニックだなとか思っていたのですが、そんなこともないのかもしれません。
 
 
まあいずれにしてもウィルスは夏よりも冬の方が感染拡大する傾向があるのですから、この冬どうなるか(それと株価が)気になるところです。
 

 一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均の比較(2020/9/26)

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2020年10月18日日曜日

現在の保有銘柄の状況(2020/10/18)

 第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

 

今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。


売り なし


買い スプリックス(新規)  


7030 スプリックス
小中高校向け個別指導の「森塾」運営する会社です。学習塾関連にもコロナで逆風が吹いていますが、そんな中でも私が同社に注目した理由をまとめると以下となります。
 
 
1 オンライン授業や在宅学習サービス開始する等デジタル化への移行が早く、コロナ禍でも業績の落ち込みが限定的で、回復も早いと考えられる。
 
この傾向は既に発表している四半期決算でも明らかで、同社はコロナが最も影響している4-6月の3Qにおいて6.3%増収、26%の営業減益となっています。利益の落ち込みはかなり小さく売上においては増収を確保しています。利益面においては5/13に下方修正した通期予想をすでに上回っており、上ぶれ着地する可能性が高いです。 これらの進捗が優秀であることは競合である、東京個別やリソー教育、早稲アカなどと比較すると明らかです。


2 コロナ禍ではあるが、学習塾業界は緩やかに確実に回復しており、コロナ後は需要がコロナ前と同じように戻ると考えるのが自然である。

働き方については、テレワークやオンライン営業の推進、会社飲みの縮小等、コロナ前のように戻らないかもしれない社会的な変化が起きているが、学習塾に関してはデジタル化の推進等はあるにしても需要減を招くような社会的変化は見られません。むしろ不景気になりデフレが訪れた場合、授業料の安い同社の優位性がハッキリする可能性もあり得ます。
 
 
3 積極開校により当初より今期予想は減益ではあったが、同社のビジネスモデルは優れている。また既存の上位者向けの学習塾とは競合しないため、持続的な成長が見込める。
 
定期テストの成績保証は同社が始めた制度であり、同社のターゲットは難関私立や上位の公立校を目指す優秀な生徒ではなく 、その下の学習習慣が身につかない中位~低位層です。したがって、既存の学習塾とは競合しません。また、過去の決算及び利益率より同社のビジネスモデルが優れていることが確認できます。そのことは同業者である明光ネットワークジャパンが同社の自立学習REDをFC展開していることからも明らかです。従って、コロナ禍で苦しいこの時期での大量開校が軌道に乗る頃には大きな利益を上げていると考えることが出来ます。
 
 2020年9月期第2四半期決算説明資料より


4 今期の大幅減益予想及びコロナの影響により株価は低迷しているが、控えめに見た今期の予想利益に対してPER18.2倍と割高感はなく、配当利回りは3.69%と急成長を志向している企業としては極めて高い。2018年のIPO後右肩下がりを続けてきた株価もここへきて底打ちした可能性もあり、今後に期待できる。

同社の週足チャート


現在株価 840円、PER 18.2倍、PBR 1.84倍、ROE 10.1%
 

 

この一か月で最も良いパフォーマンスは日本動物(+5.1%)、次が遠州トラック(+5.0%)でした。日本動物は2か月連続ですが、ここ2日で大きく下げています。マザーズに乗っかって上げていただけですので、しばらくは停滞ですかね。そろそろ来秋の大阪病院開業の状況を知りたいですね。2Q発表時に期待です。遠州トラックも特に材料はありません。引き続き巣ごもり需要増に期待です。

最もパフォーマンスが悪かったのがパルマ(-9.9%)、次はヨシックス(-7.1%)でした。パルマは前期決算が下方修正されたのが嫌気されています。セルフストレージ施設の工事期間の長期化や販売活動の進捗に遅れがでたため、販売が未達するためです。ストレージ需要は増加傾向なので、業績低迷は一過性のものだと考えています。短期的にはこういうこともありうると思い買っているので、粘り強くホールドします。ヨシックスは前回予想した通り買いは長く続きませんでした。客足の戻りは鈍く厳しい状況です。

パルマは通期はもう少し良いと思っていたんですけどね。想定の中でも低い方でした。なかなかうまく行きませんね。しかし粘り強く将来を見据えて投資したいと思います。


約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2020/9/20)

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