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2015年1月31日土曜日

米アマゾン(AMZN) Q4決算と米国株の見通しについて

米アマゾンのQ4決算が発表されました。

Amazon、2014年Q4はEPS 0.45ドルで予測を上回るも、売上は293億ドルでわずかに及ばず - TechCrunch

先ほどAmazonは、2014年Q4の決算を発表し、売上293.3億ドル、純利益は2.14億ドル、1株当たり0.45ドルだった。CNBC/Thomson Reutersによると、アナリストの予測は1株当たり利益0.17ドル、売上296.7億ドルだった。Amazonは利益では予想を大きく上回ったが、売上はわずかに及ばなかった。

過去2四半期、Amazonは予想に反して損失を出した。3ヵ月前、株式市場は同社に対して非常に厳しく、株価は10%下落した。
Amazonがほぼ復調した今、市場の反応は非常に良い。売上が予想を下回ったにもかかわらず、決算発表後の時間外取引きで、株価は7.86%高値をつけている。

昨年同時期、Amazonの収支は売上255.9億ドル、EPS 0.51ドルだった。今日発表された数値は、対前年比で売上が14.6%増え、利益は11.8%減っている。

未だにAmazonは、Amazon Fire Phone発売の後始末に追われている。新型電話機を買う人が殆どいないことに気付いた同社は、価格を下げるほかなかった。現在あちこちで0.99ドルで売られている。

その結果Amazonの利益率は打撃を受けた。しかし、状況は改善されつつある。この四半期はAmazonにとって重要だった。ついに同社は純利益を上げた。

売上は対前年比で大きく伸びている。新しいデバイスの研究開発に大きく投資しているが、それでもAmazonは何といっても驚くべき成功を収めているEコマースサイトだ。

特にAmazon Primeが非常に好調だ。世界で数千万人のユーザーが、高速配達とストリーミングサービスのためにPrimeを定期契約している。同社はこの定期利用料から大きな利益を得ているはずだ。

「昨年Prime会員料金を値上げした時、顧客はそれでもこれがショッピング史上最高のバーゲンだとわかってくれると信じていた。結果はその通りになった ― 全世界数千万の有償メンバーが昨年53%増えた。米国内は50%で海外の方がむしろ早い」とCEO Jeff Bezosがリリース文で語った。
他の高利益率部門には、Amazonサイトでの広告、Android用アプリストア、Amazonインスタントビデオ、およびKindleストアがある。最近同社はHachettとの争議を解決したので、Hachetteの本が再びKindleストアに戻ってきた。これも後押ししただろう。

今後は利益率に注意する必要はあるが、Amazonが再びFire Phoneのように新奇なデバイスの発売に挑戦するかどうか注目した。Amazonは、さらに多くの人々をAmazonエコシステムに呼び込む完璧なデバイスを探すために、十分時間をかけることができる。
まとめると

・対前年比で売上が14.6%増え、利益は11.8%減った。
・コンセンサス比では売上未達、利益超過
・Prime会員値上げが成功
・Amazon Fire Phone問題は峠を越えつつある

結局、利益が出たと言うのが重要なようで、株価は暴騰しました。私は今のアマゾンには利益よりも売上増加率や、新規事業の革新性の方が重要だと考えていますので複雑な気持ちなのですが・・・。まあ助かります。



 米国株全般に関しては私がよく参考にしている掘古氏のブログが更新されているようなので紹介しておきたいと思います。

第326回 「2015年米国経済・株式相場の見通し」(1) | 堀古英司の「米国株式の魅力」 - 楽天ブログ

氏曰く、為替は110-130円くらいの幅を推移する、米国株は上昇が期待できるとのことです。私もその見通しに賛成で、内容も納得できるものでした。

一般的に言っても、金利引き上げに転換しても、しばらくは景気回復・株価上昇は期待できますから、いろいろな不安要素は次々と上がってきますが、その中を強弱をつけながら緩やかに上昇していくのではないかと思います。

為替についても、米国の金利上昇と日本の景気回復の遅れ、金融緩和をある程度織り込んでいるので、これ以上の円安がそう簡単に加速しないと思っていました。これに関してはあくまで直観で根拠はなかったので、堀古氏の見解を聞いて嬉しくなってしまいました(笑)。



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2014年11月24日月曜日

アマゾン(AMZN) 旅行代理業に進出?

まだ噂の段階ですが、こんなニュースがありました。

アマゾンが旅行サイトを計画中? ホテルの予約もアマゾンで : ギズモード・ジャパン

巨大アマゾン…。

次の旅行はアマゾンで予約することになるかもしれません。ネタ元で旅行ニュースサイトのSkiftが報じたところによりますと、アマゾンは旅行サービスを計画中だといいます。インデペンデントホテルやリゾート(チェーンではなく自己資本・経営型のホテル)と話をすすめ、これをスタート地点としてトラベル部門を立ち上げるのだ、と。ホテル経営者側も、Skiftに対して、ここ数週間でアマゾンからアプローチされたと語っています。どうやら、トリップアドバイザーで点数の高い場所を選び声をかけているのだとか。開始当初は、ニューヨークやロサンゼルス、シアトル周辺ホテルが対象。サービス開始は、来年1月1日だとも報じられており、本当ならば準備は着々と進んでいるのでしょう。

ビジネスモデルは至ってシンプル。ホテルがアマゾンのトラベルサービス上に、部屋タイプ、空き状況、価格、写真を掲載し、売上げの15%をアマゾンが持っていくというスタイル。まずは、ホテルという滞在場所からサービスを開始し、飛行機などの交通手段への展開も今後考えて行くという方針のようです。

ネット小売を圧倒的に支配しているアマゾンが本気で旅行代理店を始めたら、一気にシェアを奪い取りそうです。他にも保険代理業などいろいろな展開が可能なアマゾン。やはりおそろしい企業です。今後も目が離せません。




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2014年8月15日金曜日

現在の保有銘柄の状況(2014/8/15)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

約一か月前(7/19)の状況はこちら。

 現在の保有銘柄の状況(2014/7/19) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+


 
売り あさひ(全株)、ジーフット(一部)、アマゾン(一部)
買い フジオフードシステム(新規)、フジコーポレーション(買増)、プレサンスコーポレーション(買増)

それぞれコメントを少しだけ
 

あさひ (3333)
想像以上に月次が思わしくなく、回復に時間がかかりそうだということで売却。自転車の製造小売業はここしかないので(多分)、競争では優位に立てると思ったのですがすぐに回復というわけにはいかないようです。一旦売却し、監視銘柄としました。

ジーフット(2686)
ここもあさひ同様、既存店売上が思わしくありません。ある程度は折込済だと思うのですが、業績が順風満帆でない銘柄並のポジションに落としました。しばらくこのレベルで様子を見る予定です。

アマゾン(AMZN)
個人的には問題のない決算だと思ったのですが、利益が出ていないということで市場の評価は厳しく暴落。企業の将来については自信を持っているのですが、利益なき繁栄を市場がどのように評価をするかが未知数だということが良く分かりました。よって暴落されてもうろたえないようなポジションに縮小。

フジオフードシステム(2752)
大衆セルフ食堂チェーンで全国展開。月次が非常に優秀で全業態で38カ月連続で既存店売上が前年比プラス。ファミリーマートとの提携もあり、さらに成長が見込めそう。この提携は非常にインパクトがあると思うのですが、収益にどれだけ貢献できるのかを見極める必要があると思っています。現在PER17.5倍、PBR 4.56倍、ROE26.9%。

フジコーポレーション(7605)
消費税増税の反動減がそれほど大きくないので、買い増ししました。全国展開のフェーズにあり、現在のビジネスモデルが通用すれば収益拡大は比較的容易ではないかと思います。通期の業績を既に超過しているので、普通に考えれば上ブレすると思われます。PER11.7倍と比較的安いのも魅力。PBR1.81倍、ROE17.6%。

プレサンスコーポレーション(3254)
理由は以下のエントリー参照。
プレサンス(3254) H27年3月期1Qは減益だが、契約はすこぶる順調で見通しは明るい!? - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
プレサンスの予測は外しまくってますので、責任持ちません(笑)。参考意見として見てください。
現在PER6.1倍、PBR1.07倍、ROE18.8%


この一カ月で最も良いバフォーマンスはブロンコビリー(+21.9%)、次がスターツ(+14.1%)でした。スターツはそれほど良い決算ではなかったのに、その後ぐいぐいと買われています。元々割安だったというのはあると思いますが、短期の動きは本当にわからないものです。最もパフォーマンスが悪かったのがトレファク(-20.1%)、次がアマゾン(-7.2%)でした。

全体としては、トレファクの暴落により、反落状態にありますが、4月からの成績には満足しています。大当たりに集中するというよりは、外れはしっかりと外していく。そのタイミングを間違えないようにすることを心がけていきたいと思います。


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2014年7月27日日曜日

アマゾンの決算は私達に何も教えてくれない

Bloomberg.comのコラムの紹介です。日本語は拙訳です。

アマゾンの決算は非常に不親切で、株主はそのことにイライラしているみたいですね。



Amazon's Earnings Don't Tell Us Anything - Bloomberg View





アマゾンが2014年度第2四半期で報告した1億2600万ドルの損失は、たいした事でありません。なぜなら売上は800億ドル以上あり、同社は簡単に立て直すことができるからです。イライラさせるのは、投資の実績について株主にほとんど話していないことです。

アマゾンの決算を調査するのはストレスが溜まります。決算はたった3つの部分にしか分割して発表されません。「エレクトロニクスと他の一般的な商品」、「メディア」と「その他」です。モバイル機器製造からクラウド・コンピューティングまでの多数のビジネスに関わっている企業としては、とても不十分です。

マイクロソフト、ソニーとアップル―いろいろな分野のすべての競合企業―は詳細な部分情報を発表しています。そして、それらにより会社のいろいろな部分がどのようになっているかを理解することが簡単になります。マイクロソフトのモバイル端末部門(以前ノキアの一部)が利益がないとわかるには、私立探偵団は必要でありません。なぜなら最新の決算書の電話ハードウェアの項目で明らかになっているからです。iPad売上高が減っているということを発見するのに法医学の専門家は必要ありません。なぜなら、アップルは製品カテゴリーごとの結果を報告するからです。そしてそれは優れている部分と問題とを非常に明確にします。ソニーは細分化された決算報告を行うことにより、アクティビストに会社が何をするべきかについて主張されます。しかし、そのことは同社が困難を直視していて、隠すことが何も持たないことを示しています。

おそらくこのことが、アマゾンの株価が10パーセント下がる間、ソニーの株価がその損失にもかかわらずわずか2パーセントしか下がっていない理由でしょう。アマゾンがそうしているように、競合企業がつかもうとしている商機を逃さないために大きい投資をしていることを市場に話しているならば、それはあなたがいろいろな機会にいくらを賭けているか、そして、あなたがこれらの賭けを引き合わせるのが得意かどうか説明するために役に立つでしょう。しかし実のところは、第2四半期収支報告で、最高財務責任者Tomas Szkutakは、会社の投資がどうなっているかという質問をはぐらかし続けました。

1年につき99ドルのプライムプログラムの申込者の数?それは「非常にうまく成長しています」。ビデオ内容?「我々は、ますます多くの顧客が視聴しているのを確認しました」。クラウド・コンピューティング・ビジネスは「その他」カテゴリーに埋められているのですか?「チームは素晴らしい仕事をしていて、顧客のために革新しています。」Fire phoneは三次元効果は革新的ですが、評論家によってけなされてませんか?「電話に関して、私があなたをあまり多くを助けることができません。我々は、顧客の手にそれを届けられてとてもうれしいです。」キンドルのような確立した製品でさえ、レポートで触れられていません。

確かにアマゾンのビジネスはお互いに関連し強化しているため、切り離すのが難しいかもしれません。電子ブックは、クラウドの容量が大きいので様々なデバイスで使いやすくなっているし、アマゾンの電話をもつ人は誰でも、何をどこで買うべきかという情報を絶えず得ています。しかし、アップルの製品も多くは相互補完的です-あなたがApple TVを所有するならば、iTunesストアから音楽と映画を買うことは簡単です-そして、それは会社の決算の透明性確保を防げません。

アマゾンは、実質的に巨大なブラックボックスです。投資家は様々な問題(例えばコスト管理やその市場に参入することについての決定)に関してのマネジメントを信頼しなければなりません。アマゾン創設者であり経営最高責任者のジェフ・ベゾス氏は産業全体を再構築することで彼の能力を証明した想像力のある人物です。しかし、アマゾンはどんな一人の人でも完全にコントロールするにはあまりに大きい。ベゾス自身はより詳細情報を入手しています。そして、彼は不透明な報告から生まれる柔軟性を楽しんでいるに違いありません。しかし、彼は会社の18パーセントを所有するにすぎません。他の株主もより多くを知る権利があります。


Amazon's Earnings Don't Tell Us Anything - Bloomberg View

The $126 million loss Amazon.com Inc. reported for the second quarter of 2014 is no big deal: With more than $80 billion in annual revenue, the company can easily turn that around. What's irritating is how little it is telling its shareholders about the performance of the investments into which it is putting their money.

Studying Amazon's financial results is frustrating. Its breaks out just three segments: "electronics & other general merchandise," "media" and "other." For a company involved in a multitude of businesses ranging from mobile device production to cloud computing, that is woefully inadequate.

Microsoft Corp., Sony Corp. and Apple Inc. -- all Amazon competitors in various fields -- publish detailed segment information, which makes it easy to understand how various parts of the companies are doing. It doesn't take a team of private investigators to find out that Microsoft's mobile handset unit, formerly part of Nokia, is unprofitable -- it's right there in the latest earnings release, under "phone hardware." There's no need for a forensics expert to discover that iPad sales are slipping: Apple reports its results by product category, making it crystal clear where it's winning and where it has problems. Sony's segmented reporting has activist investors telling itwhat to do, but it also shows the company is facing up to its business challenges and has nothing to hide.

Perhaps this helps explain why Sony stock is down only 2 percent this year despite its losses, while Amazon's is down 10 percent. If you're telling the market, as Amazon does, that you're making massive investments in order not to pass up business opportunities that competitors might grab, it would be helpful to explain how much you're betting on the various opportunities and whether you're good at making these bets pay. As it is, on the second-quarter earnings call, Chief Financial Officer Thomas Szkutak kept dodging questions about how the company's investments are faring.

The number of subscribers to the $99-a-year Prime program? It's "growing very nicely." Video content? "We've seen just more and more customers are streaming" it. The cloud-computing business, buried in the "other" category? "The team is doing a fantastic job and innovating on behalf of customers." The Fire phone, notable for its innovative 3-D effect but panned by reviewers? "In terms of the phone, there's not a lot I can help you on that. We're extremely pleased to get it in customers' hands." Not even an established product such as the Kindle is broken out in the report.

Granted, Amazon's businesses might be hard to separate because of the way they reinforce one another: E-books are easier to use across devices because of the company's cloud capacity, and anyone with an Amazon phone is constantly getting guidance on what to buy and where. That said, Apple's products are often complementary, too -- it's easy to buy music and movies from the iTunes Store if you own an Apple TV -- and that doesn't prevent the company from making an effort to be transparent.

Amazon is, in effect, an enormous black box. Investors who buy into it have to trust the management on issues such as cost control and decisions on entering this or that market. Amazon founder and Chief Executive Officer Jeff Bezos is a visionary who has proved his ability to reinvent entire industries, but Amazon is simply too big for any one person to control completely. Bezos himself probably has access to more detailed numbers, and he must enjoy the flexibility that comes from opaque reporting, but he only owns 18 percent of the company. Other shareholders deserve to know more.

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2014年7月26日土曜日

アマゾン(AMZN) 2014年2Q決算 損失がコンセンサスを上回り株価暴落中

米アマゾン(AMZN) の2Q決算が発表になっています。

アマゾン第2四半期決算、23%増収ながらも純損失1.26億ドル - CNET Japan

投資において、うまく行っている企業はほうっておいてもうまく行くので、問題はうまく行っていないものをどう対応するかだということを著名な投資家が言っていた気がします。

同社は経営としてはジェフ・ベゾスがコントロールしていると思いますが、投資としては株価が乱高下しており後者だと思われますので、決算内容をきちんと確認する必要があります。

しかし、なにぶん開示資料が英語ですので、決算書を逐一読めません(笑)。なので上記ニュースなんかを頼りに個人的に気にしている項目だけ確認します。気にしているのは下の二点です。

1.売上が伸びているか。
2.損失がバランスシートに与える影響はどのくらいか。

アマゾンと言えば売上至上主義の企業です。これは先日もご紹介したとおりです。

孫正義とジェフ・ベゾス ゲームを支配する経営者の戦い方 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

従って、売上が伸びていなければやはりアマゾンとしては最もまずいわけです。そして今回2Qの売上はというと2Q単独、2Q累計共23%増収でコンセンサスを若干上回る結果となっており問題はありません。

次に損失ですが、2Qで1億2600万ドルの損失と報道されています。ドルで言われるとなかなかピンときません(笑)。2Q終了時の株主資本が現在106億ドルですので、大雑把にいうと株主資本の1/100の損失ということになります。日本円でいうと100億円を超える大赤字ですが、資本を大きく毀損するような損失でないことはわかります。

また、この数字は2Q単独であり(だから現在マーケットで問題視されているわけでもあるのですが・・・)、2Q累計だと1800万ドルの損失です。 つまりこれまた大雑把にいうと利益0水準近くで、アマゾンの経営方針を考慮すると、特別問題のある決算ではないと思われます。

以上のように、個人的に気にしている項目としては、許容範囲の決算だと思いますが、損失が予想より大きかったため、株価は暴落しています。この記事を書いている現在株価は前日終値から10%超の暴落となっています。長期投資方針なのですが、やっぱりこれは痛いです。

せっかくトレジャーファクトリーが踏ん張り、ブロンコビリーが暴騰してくれたのに、日本株の奮闘ぶりが台無しです(泣)。

買値から20%程度の含み益が出ていたところで、ふたたび仕切り直しになりそうな雰囲気がありますが、アマゾンの長期的な可能性を信頼してがっちりホールドしていきます。

それにしても、アマゾンの新しいスマホは評判が悪いようですね。デバイスの開発者はもっとクールな人材をヘッドハンティングして作らせれば良いのにと思います。

“天才”ジェフ・ベゾスCEOの気まぐれに…辟易のAmazonハード開発者たち+(1/3ページ) - MSN産経ニュース
 
またアマゾンの経営分析に関する良い記事を見つけたので紹介しておきます。

米Amazonの財務諸表をグラフ化して分析(楽天、丸善との比較あり) - 私は何を知っているか?



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2014年7月17日木曜日

アマゾン(AMZN) Kindle Unlimitedという恐ろしいサービスを検討中

このニュースには驚きました。

ニュース - 米Amazon.com、電子書籍の定額サービス開始か? テストページを一時公開:ITpro

 Amazon.comは今のところ正式発表をしておらず、コメントも出していない。だが、現地時間7月16日にサービスのテストページを一時的に公開しており、これが米Googleのキャッシュに残っている(写真)。

 これによると、サービス名は「Kindle Unlimited」。利用できる書籍のタイトル数は60万冊超で、料金は1カ月9.99ドル。Webページには、人気作品、文芸小説、注目作家などの分類で対象作品が紹介されている。Gigaomによると、このページを含む一連のテストページはすでに削除されたが、一時は「KU Test」というページが公開され、63万8416タイトルが表示されていた。その多くは、「Kindle Owners' Lending Library(Kindleオーナーライブラリー)」で提供されている作品だったという。

 Amazon.comの「Kindle Owners' Lending Library」は、Kindle端末(KindleおよびKindle Fireシリーズ)を所有し、かつ会員制サービス「Amazon Prime」に加入している人が利用できる電子書籍レンタルサービス。こちらは、利用できる書籍が1カ月に1冊で、Kindle端末でのみ閲覧可能という制約がある。一方新サービスのページには「どのデバイスでも利用できる」との説明があり、iOSやAndroid用Kindleアプリでも利用できるもようだ。

 定額制読み放題の電子書籍サービスは、米Oyster(50万冊/月額9.95ドル)や、米Scribd(40万冊/月額8.99ドル)も手がけている(関連記事:文書共有サイトのScribd、電子書籍の定額サービスを開始、月額8.99ドル)。Amazon.comの新サービスは、オーディオブックも用意する点がこれらとは異なるようだとGigaomは伝えている。16日に公開されたテストページには7351タイトルのオーディオブックが一覧表示されていたという。
おそらく、同社の音楽ストリーミングサービスAmazpn Primeの書籍版のような位置づけで、比較的市場価値の低いと判断された書籍の読み放題を意図しているのではないかということですが、なにしろまだアマゾンからの正式なコメントはないので詳細は不明です。

ただでさえもめている出版社との対立が激化しそうなこのサービス。今後どんな展開をみせるのか目が離せません。それにしてもアマゾンは既存の枠組みをことごとく破壊します。やはり恐るべし。


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2014年6月5日木曜日

米アマゾン(AMZN)が独自のスマートフォンを6/18に発表


アマゾン、独自スマートフォンを6月18日に発表。ヘッドトラッキングに対応 (動画) - Engadget Japanese

当面はアメリカのみの販売のようですが、どんなものが発表されるのかわくわくします。とはいっても端末の魅力というよりは値段で攻めてくるような気がするので、iPhone6より楽しみではないのですが。

アマゾンはプラットフォームをどれだけ占領できるかに主眼を置いているので、そもそもAppleとは目的が違うということですね。


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2014年5月17日土曜日

現在の保有銘柄の状況(2014/5/17)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

約一か月前(4/19)の状況はこちら。
現在の保有銘柄の状況(2014/4/19) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+






先月書いたとおり通常営業状態(70~80%)に戻す1か月でした。現在持っている銘柄が安ければただ買い増せば良かったのですが、そのような水準にある銘柄はほとんどなく、他を当たることにしました。結果的に6銘柄も増えて15銘柄になりました。投資額が増えていけばある程度銘柄数が増えるのは仕方ないのかもしれません。いずれにしてもいつもその時のベストを考えてポートフォリオを組んでいきたいと思っています。

まだ別に狙っている銘柄があるのでもう少し増えるかもしれません(笑)

それにしてもこの一カ月間本当に疲れました。まあそれが楽しくもあるわけですが。

という訳で、悩みに悩んだ末に新規買いした銘柄が6銘柄を簡単に紹介します。




アマゾン・ドットコム(AMZN)

説明不要。ネット小売りの巨人。先日の決算で利益の低さから急落していたので思い切って買いました。ここは今までの私のモノサシでは計れませんので本当に悩みました。利益をすべて使って売上を最大化する独自の経営スタイルが特色。最近はデバイスや流通にも進出しようという気配があります。やがて世界を飲み込んでしまうのではないかという気にすらさせる恐ろしい会社です。

孫正義とジェフ・ベゾス ゲームを支配する経営者の戦い方 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+




グーグル C(GOOG)

これまた説明不要。まだまだ成長しているネット会の巨人。アマゾンと同じく急落後の投資ですが、過去のPERから見るとまだ割安だとは言えず、ちょっと勇み足気味(笑)。ウェアラブル、自動車関連と手を広げつつありますが、どれも革命的で素晴らしい企業。タイミングを見てもっと買い増したいです。




日本管理センター(3276)

賃貸住宅の一括借り上げ専業で、着実に拡大中。不動産関連で人気ないですが、ストック型なので比較的安定感はあるかも。予想ROE34%と高いのが魅力。




あさひ(3333)

全国にサイクルベースあさひを展開。ここ最近利益は伸び悩んでいるが、それでも比較的利益率は高い予想ROE14.9倍。株価は低調ですが値ごろ感が出てきたので打診買い。




ウェブクルー(8767)

保険見直し本舗で最近知名度がアップしている会社。保険代理店業が収益の柱。保険比較サイトなども展開。購入後の2Q決算が利益低水準でいきなり大幅安となりました。成長性はありそう。収益性も予想ROE22%と高水準ですがブレ幅が大きそう。こちらもとりあえず買い状態。

保険代理店業界の状況は以下に掲載されています。これを見る限りこれから拡大の余地が限りなく大きいように見えます。
保険代理店業界のM&A動向 - M&Aキャピタルパートナーズ



スターツ(8850)

ピタットハウスで有名な不動産会社。仲介・賃貸管理の割合が多く確実に成長中。低水準だった自己資本も増加傾向で、利益が安定していることから、問題ないと判断しました。日本管理センターと同様ストック型なのが安心できます。




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2013年11月4日月曜日

孫正義とジェフ・ベゾス ゲームを支配する経営者の戦い方

最近のニュースの中で経営者によってこれほど企業が変貌を遂げるということを改めて感じたものを2つ紹介します。

一つ目はソフトバンクの孫さんです。
 NTT、営業利益で初めてソフトバンクに抜かれる - MSN産経ニュース

NTTが5日発表した2013年4~6月期連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年比1.3%増の2兆6091億円、本業のもうけを示す営業利益は1.0%減の3489億円で、増収減益だった。四半期ベースの営業利益では、傘下の新興ゲーム会社ガンホー・オンライン・エンターテイメントが急成長したソフトバンク(3910億円)に初めて抜かれた。ただ最終利益は金利負担の減少などに伴い、6.5%増の1667億円で着地。「収益計画は順調に推移」(鵜浦博夫社長)しており、14年3月期通期業績予想は据え置く。

まさかこのような日がこれほど早く訪れるとは思いませんでした。思えばソフトバンクがボーダフォンを1兆7500億円という空前の金額でLBOにより買収したのが2006年3月。当時は大きすぎる金利負担や経営に苦しんでいたボーダフォン買収に対する否定的な意見が相当あったことを覚えています。

その時の株価の動きは正確に覚えていませんが、その後長く低迷したことははっきりと覚えています。市場には携帯電話事業の成否を見定める時間が必要だったのでしょう。事実、相当長い間最も電波がつながらないキャリアとして認識され苦しんでいるようでしたが、純増数では国内2社を出し抜く形で増え続けていました。筋肉質な経営とはいいがたいが勢いはあるという、企業としての評価が難しい局面が続いていました。




その勢いを見て、別ブログですが昨年私はこんなエントリーを書いていました。

データを分析して分かったプラチナバンド獲得でソフトバンクが狙うもの[時事]: 子供二人と猫一匹

ソフトバンクの覇業に向けてプラチナバンド(700/990MHz帯)に関して諸葛亮孔明の気分で進言してみる: 子供二人と猫一匹

上の記事では昨年7月時点での3者のシェアと純増数について書いており、このままのペースで行くと2016年には国内シェア2位に、2020年にはトップになるかもしれないという内容でした。メディアの報道の仕方も3者のシェアや純増数、プラチナバンドの割り当てに関するニュースが主でした。メディアも私もいままでの延長線上でしかゲームを考えていなかったのです。


ところがソフトバンク孫正義はとんでもないことを実行します。

ソフトバンクのスプリント買収が完了 孫氏が会長に就任 携帯世界3位に - MSN産経ニュース

【ワシントン=柿内公輔】ソフトバンクは10日、米携帯電話大手スプリント・ネクステルの買収を完了したと発表した。携帯電話事業の売上高で世界3位規模のグループが誕生した。ソフトバンクはスプリントを通じて米携帯電話市場へ本格進出した。  これを機に、社名を「スプリント」に変更した。  ソフトバンクは216億ドル(為替予約分を含め支払額は1兆8千億円)でスプリント株の78%を取得した。新スプリントの最高経営責任者(CEO)はダン・ヘッセ氏が引き続き務め、会長にはソフトバンクの孫正義社長が就く。また安全保障問題担当の取締役としてマレン前米軍統合参謀本部議長を迎えた。  新スプリントはソフトバンクの支援を受け、米市場で首位のベライゾン・ワイヤレスと2位のAT&Tを追撃する。


図はソフトバンク、世界3位の携帯電話会社へ 「敢えてリスクを取り、世界規模の企業になる」 |ビジネス+ITより引用


孫さんは国内一位を既に成し遂げてしまったわけです。というより、もはや孫さんにとって日本は世界の中の一部でしかなくなっています。それを証拠にさらにこんなニュースが。

ソフトバンク:フィンランドのゲーム会社を1500億円で買収 - Bloomberg

10月16日(ブルームバーグ):ソフトバンク は15日、フィンランドのモバイルゲーム会社スーパーセルの議決権付き株式の51%を15.3億ドル(約1515億円)で取得すると発表した。取引完了は早ければ今月下旬の予定。 ソフトバンクが80%、子会社のガンホー ・オンライン・エンターテイメントが20%を出資して設立する特別目的会社を通じて買収する。スーパーセルの取締役には、孫正義ソフトバンク社長らが就任する予定。

子会社ガンホーで儲けたお金でスーパーセルを買収するということみたいです。スーパーセルなんて普通の人知りませんからーーと突っ込みたくなります(笑)。もはや孫さんは常人では理解不能なほど先手を打つゲームの達人です。ゲームの凡人が解釈するに、携帯電話事業は拡大してバイングパワーを持てば端末の仕入などで有利に働くが、最終的には土管化し、コンテンツ勝負になるので、ガンホーで出た莫大な利益で、優秀なコンテンツを生みそうな会社を先手を打って買収しておこうということではなかと思います。

孫氏の経営ビジョンは財務体質の改善は後回しにして、売上の成長に全力を尽くすことに特徴があるのですが、それを見ているとあの会社を思い浮かべます。



今期も赤字!アマゾンの驚くべき経営手法が分かるたった1枚のグラフ | THE NEW CLASSIC



それが二つ目、アマゾンのジェフ・ベゾスです。 上のグラフを見るとまさに一目瞭然。なんとアマゾンは基本的に利益をあげない会社なのです。利益のすべてを顧客に対するサービスと将来に対する投資に回しています。

アマゾンはリアルの店舗をもたずバイングパワーが強大なので、実際には利益をあげようと思えばいくらでも上げられるわけです。しかし、売上を最大化するための投資と顧客に対するサービスに(本来であれば得られる)収益のすべてをつぎ込んでいるのです。その理由が「地球上でもっともお客様にやさしい」ためなのか「競合他社を完膚なきまでに叩きのめす」ためなのかは定かではありません。

仮にアマゾンの戦略の理由が後者で、全世界のオンラインストアを牛耳ったとすると、いつの日か突然、「すべての商品の価格を5%上げます」と言う可能性はゼロではありません。それでも顧客はそれに従わなければなりません。そこまで世界の市場を支配することはないと思いますが、上のグラフを見ると背筋が寒くなります。

このような企業を敵に回して戦わなければならない家電量販店は本当に大変だと思います。というか、市場を支配するのに最も効率の良い方法で侵略し続けているのがアマゾンなので、同じ土俵で昔と同じ手法で戦っては太刀打ちできないことは自明です。

それにしても、孫正義とジェフ・べゾスは常人には想像もつかない手を打ち、ゲームの土俵やルールさえ変えてしまうゲームの達人だと思いました。この卓越した経営ビジョンをもつ2人からは今後目が離せません。



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