2013年9月29日日曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2013/9/29)



 一か月前の状況はこちら

資産運用額と日経平均株価指数チャートとの比較(2013/8/25): バフェット流バリュー株投資で資産形成


4月からのパフォーマンスは資産運用が+10%。日経平均株価指数は+19%です。先週は着実に資産運用額が増えたので少しは差が縮まったかと思いましたがそうでもありませんでした。パラカとニトリ、ワークマン、トレジャーファクトリーあたりが調子が良いのですが、年初のアークランドサービスやプレサンスコーポレーションのような勢いはありませんので、日経平均との差を埋めるイメージが想像できません(笑)。

ちなみに昨年度までの4年間の年利は23%。この平均を下げないくらいにはしたいところです。。。



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9843ニトリ 平成26年2月期第2四半期決算は利益率悪化 売上は好調

9843ニトリが平成26年2月期第2四半期決算を発表しました。


ニトリホールディングス【9843】、上期経常が微増益で着地・6-8月期も2%増益 | 株探ニュース

 ニトリHD <9843> が9月27日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比0.1%増の308億円となったが、通期計画の640億円に対する進捗率は48.2%となり、5年平均の48.4%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.6%増の331億円に伸びる見通しとなった。

売上は10%増と好調なのですが、利益率は落ちています。円安なのでこれは想定内でしょう。売上高に対する営業利益率は前第二四半期累計が17.9%に対して今第二四半期累計では16.7%となっています。

下期は為替予約をしているので大体見えているのかもしれませんが、  消費税増税前の駆け込み需要がなくなる来期はきびしいかもしれません。

ちなみに私が計算した適正株価は11300円(現在値は9420円)です。






2013年9月28日土曜日

アインシュタインが「人類史上最大の発見」と認めた「複利」の効果

複利の効果はいまさら私が説明するまでもないのですが、例えば単利15%で資産運用した場合と複利では下のグラフほど違いが出ます。


20年では単利が4倍、複利が16.3倍と4倍近くも差がつきます。しかしさらにすごいのは30年後で単利が5.5倍で複利が66.2倍と12倍にもなります。複利で30年の長期にわたって資産運用すれば100万円が6600万円になるわけです。200万円で始めていれば1億3200万円。夢の1億円ですね。

一方若者はむしろ投資から遠ざかる傾向にあるようで、下記記事によれば20代男性の投資の経験が3%程度とのことです。

20代男性の株式投資経験者はわずか3%:投資十八番


上で述べたように、「複利」というのは時間が大きな味方をしてくれますので、もし20代で適切な投資法にたどり着き資産運用を行えば、バフェットが言うように「いずれは金持ちにならざるをえない」わけです。ぜひ20代くらいの若い人には早くこのことに気づいて欲しいですね。30代と20代ではかなり資産運用効果が違います。

私は30過ぎにこのことに気づきました。もう5年早ければ相当楽だったと思います。

但し、長期にわたって年利15%で資産運用するということはそう簡単なことではありません。特にデフレの日本ではなおさらです。その中でどのように年利15%を達成することができるか。おぼろげながらに最近自分が考えていることを己の記録としてメモしていきたいと思います。





2013年9月23日月曜日

持ち株中の新値取り兄弟。7564ワークマン&9843ニトリ

最近順調な2銘柄、ワークマンとニトリ。ここ6カ月では日経平均をアウトパフォームしてます。



しかし、1年で見ると明暗が分かれます。



ニトリはやっとプラスに転じた程度。投資とは難しいものです。





2013年9月22日日曜日

巨人アマゾンが薬ネット販売に参入。ドラッグストア業界への影響がどの程度となるのか気になります。

 すでに、ケンコーコム、イオン、アスクル、ビックカメラ、マツモトキヨシHD、ヤマダ電機などが参入していますが、巨人アマゾンが満を持して参入となると緊張感が違います。

いよいよ、家電に続きこちらも戦国時代に突入でしょうか。持ち株ココカラファインへの影響を注視していく必要がありそうです。


アマゾン、10月にも薬ネット販売 4000品目を即日配送  :日本経済新聞

 インターネット通販国内最大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)は10月にも一般用医薬品(大衆薬)の販売を始める。効き目が強い「第1類」を含め、少なくとも4000品目を超える薬を扱う見通し。即日配送などを生かし消費者に迅速に届ける。月に4800万人が利用する同社は各分野で価格競争を先導してきた。薬の価格が割安になれば、政府が成長戦略で解禁を表明した薬ネット販売が普及する契機になりそうだ。


    中略
    

 アマゾンは同業他社を圧倒する品ぞろえで消費者の支持を集めてきた。大衆薬でも競合を上回る4000品目を超える薬をそろえるとみられる。売れ筋商品はほぼ全て扱う見通し。

 5000万品目を扱うアマゾンは自社で抱える物流網が強み。日本では即日配送で8割弱、翌日配送では9割超の地域をカバーする。大衆薬の販売でも精度の高い物流網を生かして消費者の利便性を高める。

 アマゾンの参入により、大衆薬は販売価格の低下が進む可能性が高い。参入当初からドラッグストアや一部のスーパーなどの店頭価格を下回る商品が数多く売り出される見通しだ。




現在の保有銘柄の状況(2013/9/22)

現在の保有銘柄の状況です。





約一か月前(8/19)の状況はこちら。
現在の保有銘柄の状況(2013/8/19): バフェット流バリュー株投資で資産形成

ここ一か月では、まず依然に報告したようにヤマダ電機を売却しました。相変わらず苦戦が続いているようです。ネットとの競合にどう対応していくのは至難の業だと思いますが、家電のPB化なんかは可能性があるのかなと個人的には思います。

また、新規には4809パラカを購入しました。イートアンドとの二択だったのですが、ポートフォリオの構成としてほとんど小売関連だったので、バランスを考えてパラカとしました。ラッキーにもその後すぐに東証1部指定変更となり暴騰。今月はこの銘柄に救われました。

パラカがしっかり、東証1部指定変更を引き続き好感(パラカ) 2013年09月09日 - みんなの株式 (みんかぶ)

あとはオンリーを買い増し。この銘柄は8月末配当なので、権利落ち+αでどんと下落してます。今は権利落ち分を戻している最中でしょう。業績が順調なら割安すぎるのでジリジリと水準訂正があるものと踏んでいます。

前月比の上昇率を見ても分かるように、またも日経平均の上げについていけてません(笑)。パラカとニトリが良く伸びてくれたのがせめてもの救いでした。のんびり業績の動向を見守り、しっかりと判断していきたいと思います。



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2013年9月15日日曜日

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2013/9/15)


一か月前のエントリーはこちら

為替と日経平均のチャート(2013/8/11): バフェット流バリュー株投資で資産形成



まずは外国為替相場のドル円チャートです。

▼3カ月チャート
8月上旬からトレンドは反転し、上昇中です。




▼10年チャート
長期では一時停滞中。トレンドはまだ上です。アメリカが日本より景気や金融政策で先行していることを考えても、まだ上を目指すと考えるのが自然です。





次に東京市場日本株(日経平均)チャートです。

▼3カ月チャート
短期では見事に三角持ち合いからの上放れで上昇中です。日本株は短期でもトレンドは上でしょう。




▼10年チャート
長期では上昇局面の中でスピード調整中です。しかしまだまだ日経平均の見通しは上です。もっともこのトレンドが下を向いたころには相当下げているわけですが。








2013年9月12日木曜日

ヤマダ電機 家電量販店はショール―ミングに有効な対策打てず


こういった記事は何度もお目にかかっていますが、改めまして紹介。


ヤマダVSアマゾン リアルはネットに勝てるか :PRESIDENT Online - プレジデント







記事中で原因を3つ挙げています。

1.テレビの不振
2.新製品がない
3.ショール―ミング問題

これに対する解決策はヤマダ電機としては

1.住宅産業への進出
2.徹底的な価格競争
3.ネットとリアルの融合

いまのところ結果がでそうにないという評価を投資家は下しています。


株価は今日の終値で2931円。トレンドはまだ下です。家電量販店の未来はどうなるのでしょう。やはり最も重要なのはアマゾンに法人税を払ってもらうようなロビー活動かも(笑)





2013年9月9日月曜日

比べても仕方のない?データの比較

昨年の衆院選解散発表(11/16)からの運用額と日経平均の比較です。周りを見ると載せたくなくなるような成績なのですが、戒めのためにも載せておきたいと思います。


昨年度まではなんとか着いていけたのですが、今年度に入ってから、上昇時にオイテケボリを食らっています。下げ局面では差が縮まるものの徐々に引き離されていっているという感じで歯がゆい状態です。

原因は、投資している業種が偏っていることと、現金比率を上手く操れていないこと、年度が変わってから中国株が軟調であることなどだと分析してます。

相場の先行きをある程度読めるようになれば、現金比率を操ってパフォーマンスが上がるのかもしれません。少しそのあたりも勉強していきたいとは思いますが、現在は基本的に先を読めない前提で保険をかけていますので、キャッシュは約25%保持してます。

しかし、以前のエントリーで書いたように、指数と勝負して勝つのが目的ではなく、絶対額を増やすことが目的なので、あまり気にしないようにしたいと思います。ということでタイトルの名前となりました。

絶対評価志向VS相対評価志向&運用額と日経平均との比較(2013/7/28): バフェット流バリュー株投資で資産形成

現在の状況を冷静に考えると、約1年で40%増となり、下落の備えもできており、上昇すればさらに儲かる状態なのですから、何も問題ないのかもしれません。周りとくらべてしまうとホントにヘタクソだとは思いますが。 





ニトリUSAが来月ロスにAki-Home(アキ・ホーム)を2店舗オープン

ニトリが米国に進出 まず来月ロス郊外に2店舗 - MSN産経ニュース

ニトリホールディングス(HD)は9日、子会社のニトリUSAが来月、米カリフォルニア州南部に家具・インテリアの専門小売店「AKi-Home(アキ・ホーム)」を2店舗開くと発表した。米国での出店は初めて。同HDは「現地は人口増加率が高く、家具の一大消費地だ」としており、来年2月までに米西海岸でもう1店舗開く。

 予定通り、ニトリがアメリカに進出します。最初は赤字でしょうけど、数年後にきちんと軌道に乗るか。これは先進国出店の試金石だと思います。

すでに新興国出店では台湾に進出しています。これは新興国進出の足掛かりだと思います。台湾の事業のみの収支を見たくて決算書を調べたのですが、どうやら載っていないようです。ぜひ現状がどうなっているか知りたいところです。

これら海外戦略がうまく進むかどうかで、ニトリがグローバル企業になるのか、国内の覇者で終わるのかが決まるのでしょう。

いろいろ調べているうちに参考になりそうなサイトを見つけましたのでリンク貼っておきます。

好調が続いているニトリの壮大な経営戦略 - NAVER まとめ

ニトリがアメリカ進出 アジアでなくアメリカに出店する理由


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[賢者の金言]正確に間違っているより、大雑把に正しい方がまし

いつも読ませていただいているブログでまた引っかかる文章を見つけました。

節約発投資行き 事業価値の算出という技(セス・クラーマン)

特に心に残った部分を引用させていただきます。それにしてもこれをいつも和訳されているbetseldomさんには頭が下がります。


事業価値を正確にはかろうとする試みはどのようなものであれ、精密だが不正確な価値を導き出してしまう。これは精緻に予測する能力を、正しく予測できることと混同しやすい点に問題がある。

中略

コンピューターで表計算ソフトを使える時代になり、この問題はいっそう悪化した。詳細かつ周到な分析ができるとの幻想が生まれたのだ。たとえ最高に無計画な試みであってもだ。一般に投資家は、出てくる結果には非常に重きをおくが、それに対して仮定のほうはほとんど顧みることがない。

事業価値を評価する困難さと投資家の犯しやすい過ちに触れており、肝に銘じておきたい内容です。

特に私はDCF法でまさに事業価値を算出して割安だと思われるものに投資をしているので、事業価値を算出する際に最も悩ましく、しかし最も重要な将来のキャッシュフロー(バフェットはよくオーナー収益を重要視していますが)について考えさせられる言葉ではあります。

しかし将来の収益などというものは基本的には予測不可能なものです。だからこそ、その不確実な予測の確率を上げるために、事業の理解がとても重要となってくるのだと思います。

バフェットは上記の内容を別の言葉でこう表現しています。

「正確に間違っているより、大雑把に正しい方がましだ」

端的に 要旨を表現した金言だと思います。






祝2020東京オリンピック決定!今日のマーケットは五輪銘柄のあぶり出しのようでした

東京オリンピック決まりましたね。本当に久しぶりにうれしいニュースで、社会が明るくなり、日本が自信を取り戻すきっかけになればよいですね。

そして本日の東京市場。日経平均は344円高の14,205円で引けました。面白いのが業種別騰落率。例によって株探からお借りしました。


一位不動産、二位建設業といわゆる五輪銘柄が上位です。今日の値上がり率一位は鉄建、二位は東急建設で共にストップ高となっており銘柄によってはものすごい上昇率だったのではないでしょうか。

私の持っている銘柄は小売と不動産のみなので、不動産関連がぶっ飛ぶんでくれないかと期待していました。しかし期待のプレサンスコーポ―レーションは+80(+2.85%)・・・・。控えめでした(笑)。

むしろワークマンがザラ場で4180円と+10%近くまで上昇し、そういえばワークマンは五輪銘柄だったっけと再認識させられました。

結局4,040円の+175円(+4.53%)で引けたわけですが、年初来高値を更新し、チャート上は真空地帯に突入しました。


数少ないバイアンドホールド銘柄だと思っているので、上昇のペースが速すぎると悩む局面が出てくるかもしれません。なので個人的にじりじりと上がってくれるといいなあと思って今後観察していきたいと思っています。





2013年9月8日日曜日

お値段以上のモール「ニトリモール」続々開業

ニトリがニトリモールを続々開業していくようです。





ニトリ/関東初の「ニトリモール」、相模原市にオープン | 流通ニュース

似鳥社長は次のように語っています。

「お値段以上ニトリという言葉があるが、ニトリモールもお値段以上のモールにしたい。20代~30代だけでなく、40代~50代も楽しめるテナントを集めた。男性も女性も常に、安くて最新の新しい提案のできる店舗を集積した。地域のお客さんが楽しめるモールにするために、かなりテナントは厳選した。いまは、喜びと心配が半々の状態ですが、後で良かったと思えると良い」

お値段以上のモール、エブリデーロープライスのモールですね。テナントを見ると確かにお財布に優しそうです。

一号店は東大阪でブログ等で評判を確認できます。限られた情報ですが上々の評判のようです。

junzirog: ニトリモール東大阪に行ってきました。
 
ニトリ モール 東大阪を楽しく利用するためのポイント

このモールがニトリにどのような収益的な貢献をしてくれるのか、今後注目していきたいと思います。


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