2014年10月30日木曜日

ベネフィット・ワン(2412) 27年3月期2Qは最終利益35.4%増と絶好調

ベネフィット・ワンの2Qが発表になっています。前回の決算はこちらベネフィット・ワン(2412) H27年3月期1Qは最終利益21.9%増 


ベネフィット・ワン【2412】、上期経常が25%増益で着地・7-9月期も40%増益 | 株探ニュース
 
 ベネ・ワン <2412> [東証2] が10月29日大引け後(16:30)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比25.5%増の12.3億円に伸び、通期計画の36億円に対する進捗率は5年平均の30.5%を上回る34.4%に達した。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.4%増の23.6億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比39.7%増の6.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.7%→12.6%に改善した。

売上5.3%増、営業益20.7%増、最終益35.4%増の増収増益でした。利益面では1Qより増加が顕著になってきています。まったく危なげありません。

1Qの時も書きましたが、売上の伸びがもう少しあれば最高なのと、セグメント毎のIRがあったらいいのにというのが感想です。

この会社は鉄板の福利厚生代行事業で稼いだキャッシュをどのように効率的に使えるかに尽きるので、新事業の動向に要注目です。また、同企業の業績は下期に編重しているので、これからが勝負です。



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2014年10月29日水曜日

アークランドサービス(3085)26年12月期3Q単独が改善傾向

アークランドサービスの3Qが発表になっています。

アークランドサービス【3085】、1-9月期(3Q累計)経常が16%増益で着地・7-9月期も18%増益 | 株探ニュース

 ALサービス <3085> が10月28日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比16.1%増の18.9億円に伸びたが、通期計画の25.5億円に対する進捗率は74.5%となり、5年平均の72.8%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比10.0%減の6.5億円に減る見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比18.0%増の6.7億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の15.1%→14.3%に悪化した。

19%増収、24%増益ということで、素晴らしい数字だと思います。売上営業利益率が若干悪化していますが、豚肉の価格が上がっていますから仕方ないですね。2Qの決算でもそうでしたが、悪条件の中うまく対応していると思います。

アークランドサービス(3085)2Q単独でも増収増益を確保は立派 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

また、2Q単独と比較すると、3Q単独は売上が増えたため、利益が増加傾向にあり、積極出店の効果が予定通りでています。 


安心してホールドできる銘柄。通期は普通に考えれば上ブレしそうです。

 
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2014年10月28日火曜日

ニトリHD(9843) 保険代理店事業に進出

保険代理店事業って儲かるんでしょうかね。ウェブクルーは伸び悩んでいるようですが。確かに関連事業ではあると思います。

ニトリ、店舗で保険販売開始 - SankeiBiz(サンケイビズ)

 ニトリホールディングスは24日、ニトリの店舗で生命保険や損害保険の販売を始めると発表した。実験店舗「ニトリのほけん」をニトリ赤羽店(東京)に27日オープンし、取扱店舗を順次広げていくことを検討する。

 ニトリには結婚や出産といった人生の節目に家具などを求めて来店する客が多く、保険加入や見直しの要望も強いと判断した。生保や損保の計約30社が手掛ける医療保険や火災保険などを販売する。


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トレファク(3093) 引越と不要品の買取エリアを関西にも拡大

トレファクのニュースの紹介です。関連事業をうまく手掛けている感じが良いです。

トレジャー・ファクトリー/引越と不要品の買取、エリアを関西に拡大

リユースショップの運営を行うトレジャー・ファクトリーは、引越時に不要品の買取を一括で対応する「トレファク引越」を、1都3県でサービス展開しているが、10月から対応エリアを拡大し、関西エリアが新たに加わったと発表した。
買取品は引越時に搬出するため、引越の直前まで利用することが可能。買取をせずに、引越のみの利用も可能。
対応エリアは、1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)に加え、関西エリアの大阪市内、堺市内、尼崎市内。
トレジャー・ファクトリーでは、独自の査定研修やマナー講座などの研修を提携先の引越会社に提供し、それらの研修を修了した引越会社を「トレファク認定引越会社」として認定している。
トレファク引越しでは、これらの「トレファク認定引越会社」が引越と買取のサービスを提供している。さらに、独自のオンライン査定などを用いて、現場対応の引越会社を後方支援できる体制を整えている。

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DCF法を用いた株式評価法~4.修正フリーキャッシュフローの算出

今回は修正フリーキャッシュフローの算出について説明します。前回はDCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について - バフェット流バリュー株投資で資産形成+です。


いよいよ事業価値の部分を算出していきます。その第一段階としてまず前年度の修正フリーキャッシュフロー(修正FCF)を算出します。(以下、キャッシュフロー=CF、フリーキャッシュフロー=FCFと略します。)


FCFとは

FCFとは企業本来の営業活動により獲得したお金(営業CF)から、現事業維持のために投資にまわしたお金(投資CF)を差し引いたものです。

CF計算書は、損益計算書とは異なり、実際のお金の流れを示しています。したがって、会計上ごまかしづらく、近年重要性が増してきています。

FCFとは平たく言うと、事業により得られたオーナーが自由に使えるお金です。オーナーはこのお金を事業に再投資するなどして、企業を成長させていくことができます。つまりFCFとは企業のエンジンそのものであり、これを稼ぐ力こそが企業の成長力といってもいいと思います。


修正FCFの算出

それでは実際にブロンコビリー(3091)のH25年12月期決算短信を例題として修正FCFを算出していきます。

この決算短信ではCF計算書はP15~P16に載っています。P16は財務活動によるCFで今回は使用しないので、P15を以下に示します。



上が営業CF、下が投資CFを示していて、H25年の営業CFは1641百万円としっかりとプラスになっています。ちなみにここがマイナスの企業は本業でお金を稼げない可能性がありますので、特別の注意を払う必要があります。

一方、投資CFは△875百万円となっています。前年度は△600百万円となっており、毎年一定の投資が必要であることが分かります。

教科書的な定義では

FCF = 営業CF + 投資CF

なので、

FCF = 1641-875 = 766百万円

となります。


しかし、私はこれに以下の二つの補正を加えて修正FCFとしています。

1.営業CFにおいて、一時的に急増減がありえるが、事業の能力に関係のない項目(たな卸資産、売上債権、前払い費用、仕入債務、未払い金などの流動資産、流動負債関連)は補正する。

2.投資CFは各期のバラツキが大きいため減価償却費に置き換える。

結局のところ、CF計算書は本来のお金の流れを示してくれる反面、倉庫を拡張したので一時的に在庫を増やしたとか、来年に投資する予定だったが思ったより良い案件が見つかったので今期に前倒しして投資した等、事業の本来の実力と関係のない事象をマイナス評価してしまう可能性があります(もちろん、その逆もあります)。また投資CFについては既存の設備を維持するための投資と事業で得られた余剰金を再投資した結果としての投資が一緒くたになっていて、オーナー利益を算出する際にどこで線引きするかが難しいという側面があります。

そのため、それらの事象を補正し、評価の平滑化を行う必要があると考え、上のよう処理を行うことにしました。

投資CF=減価償却費という考え方は「バフェット投資の真髄」のP116にチラッとでてきます。正確ではないですが、概算値としてはあたらずとも遠からずと思います。

この二つの補正をおこなったものは厳密にはFCFではありませんが、事業がキャッシュを稼ぐ力をある程度の精度で提示してくれます。

では上の2点を補正して修正FCFを求めてみます。

修正営業CF = 1,641 -48 +15 - 79 -79 = 1,450 百万円 (簡単のため一千万未満は非考慮)

修正FCF = 1,450 - 424 = 1,026 百万円

となります。これが前年度の修正FCFです。




DCF法を用いた株式評価法~1.はじめに
DCF法を用いた株式評価法~2.概要
DCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について
DCF法を用いた株式評価法~4.修正フリーキャッシュフローの算出
DCF法を用いた株式評価法~5.事業価値の算出
DCF法を用いた株式評価法~6.適正価格の算出
DCF法を用いた株式評価法~7.四半期決算での修正
DCF法を用いた株式評価法~8.11年目以降の事業価値について



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2014年10月26日日曜日

DCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について

今回は財産価値について説明します。前回はDCF法を用いた株式評価法~2.概要 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+です。




財産価値について

この方法では財産価値は以下のように設定してます。

財産価値 = 純資産

最初は流動資産から負債を差し引いたものにしていたのですが、いろいろとバランスを調整した結果、上のような式になっています。


純資産は自己資本・株主資本とも呼ばれています。また、解散価値ともよばれ、もし会社を清算することになった場合に、株主に配分される資産のことを指しています。

しかし、これは理屈上の話で、本当に清算した場合はそれほどの資産は株主に配分されないことがほとんどであると言われています。これには理由が二つあって、一つ目は貸借対照表(バランスシート)に載っている資産に帳簿上の価値がないことが多いこと、二つ目は株式は債券や負債等に対して優先順位が低いためです。

ただ、後に出てくる事業価値の精度を考えるとあまり細かい議論をここでしても結果として意味がないため、ここでは帳簿上の純資産は株主が受け取れる財産価値であるとシンプルに考えます。

会計になじみが薄い人のために、ここでは具体的にブロンコビリー(3091)のH25年12月期決算短信を例に説明してみたいと思います。

この決算短信ではP9~10に貸借対照表が掲載されています。通常、貸借対象表は左側に資産(現金、商品、土地等現在会社が持っている資産)、右側に負債・資本(左側のような資産を手に入れるための手段、例えば借入金、利益剰余金)を示すことが多いです。しかし決算書では前年度と比較しやすくするため、資産、負債・資本の順に縦に並べて記載しています。

ブロンコビリーの例で言うと、P9が資産の表です。左が前期(H24年)、右が今期 (H25年)です。資産の部の合計は一番下で今期の数字は8,756百万円となっています。ちなみにこの額は次のページの一番下負債純資産合計と必ず同じになります。



次のP10に負債と純資産の記載があります。赤枠で囲ったところが純資産であり、この合計は黄色のマーカーの部分であり、今期は7,085百万円となっています。これが財産価値であり自己資本です。ちなみにこれの負債純資産に対する割合が自己資本比率であり、ブロンコビリーの場合は7085/8756=約0.81で、自己資本比率は81%ということになります。



DCF法を用いた株式評価法~1.はじめに
DCF法を用いた株式評価法~2.概要
DCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について
DCF法を用いた株式評価法~4.修正フリーキャッシュフローの算出
DCF法を用いた株式評価法~5.事業価値の算出
DCF法を用いた株式評価法~6.適正価格の算出
DCF法を用いた株式評価法~7.四半期決算での修正
DCF法を用いた株式評価法~8.11年目以降の事業価値について



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DCF法を用いた株式評価法~2.概要

今回は「DCF法を用いた株式評価法」の概要について説明します。前回はDCF法を用いた株式評価法~1.はじめに - バフェット流バリュー株投資で資産形成+です。




適正価格の評価式


この方法では適正価格を以下の式で表せます。

適正価格 = ( 財産価値 + 事業価値 ) / 発行済株式数


ここで
財産価値・・・現在の企業がもっている株主に割り当てられる資産
事業価値・・・将来に企業が稼ぐことができるキャッシュフローを現在価値に割り引いたもの
を表しています。

財産価値は現在までの(過去の)業績により企業に蓄えられた資産を評価しており、事業価値はこれから稼ぐ(未来の)業績による資産を評価したものです。それらを足し合わせた上記式から分かるように、この方法は過去と未来の両方を評価して適正価格を求めようとするもので、ここがPBRやPERといった指標を大きく異なるところです。



バランスが肝


これから細かい説明に入っていくのですが、財産価値と事業価値のバランスが肝でした。その理由を以下に示します。

・財産価値の評価が事業価値に比べて大きすぎると、いくら将来稼げる企業でも現在の財産価値がないと全然評価が上がらない

・事業価値の評価が財産価値に比べて大きすぎると、現在の資産がいくらボロボロでも成長性が高ければなんでもOKになる

下の場合の問題は現在の財産価値が軽視されることよりも、むしろ将来の価値評価に過度に依存してしまうことです。10年先のキャッシュフローを正確に予測できる人など誰もいないのですから、事業価値に過度に依存してしまうことにも問題があると考えました。

目標は優良株や成長株の割安度を評価することです。そのため市場の評価とかけ離れることがないように、各項目の評価を設定し必要に応じて微調整しました。 また、正確・精緻さより上で書いたようにバランスを重視しています。バフェット曰く「正確に間違っているより、大雑把に正しい方がまし」 だそうですが、まさにそんな感じで調整しました。

前置きが長くなりましたが、次回から具体的な説明に入りたいと思います。


DCF法を用いた株式評価法~1.はじめに
DCF法を用いた株式評価法~2.概要
DCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について
DCF法を用いた株式評価法~4.修正フリーキャッシュフローの算出
DCF法を用いた株式評価法~5.事業価値の算出
DCF法を用いた株式評価法~6.適正価格の算出
DCF法を用いた株式評価法~7.四半期決算での修正
DCF法を用いた株式評価法~8.11年目以降の事業価値について


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2014年10月24日金曜日

ニトリHD(9843) 台風の影響が大きく10月売上高既存店3.5%減

ニトリHDの10月売上が発表になっています。

株式会社ニトリ月次国内売上高前年比推移 | IR情報 | ニトリホールディングス



10月は台風の影響が大きく、既存店3.5%減、全店1.1%減でした。残念ですが、これは仕方ないかもしれませんね。

ニトリはこれくらいで済んでますが、今後発表される他の会社の月次が気になるところです。


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資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2014/10/24)

第4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較です。



 一か月前の状況はこちら

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2014/9/27) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

今年4月始めからのパフォーマンスは資産運用が+31%。日経平均株価指数は+3%です。

この一カ月は暴落があり苦しい展開でしたが、持ち株が予想以上持ちこたえてくれた上、今週しっかりと反発してくれたので、ほぼ最高値更新で終えています。


特にトレファクが暴騰していてそれに助けられている格好です。四季報速報のニュースで今期の予想EPSが93.5円に増額されました。しかし、それを考慮してもPER24.3倍と目安にしていたほぼPER25倍になっています。さすがに今後は減速するとおもいますので、今後のPFの成長は他の銘柄にかかっているのではないかと考えています。



アベノミクス以降もやっと2倍を超えました。




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2014年10月21日火曜日

DCF法を用いた株式評価法~1.はじめに

現在私が使用している「DCF法を用いた株式評価法」をここで紹介したいと思います。

その前に断っておきたいことがあります。

それは株式を評価する方法は様々であり、「これが正しい」と呼べる唯一の方法は存在しないということです。

一般的によく使われる指標としてPERがあります。これはみなさんご存知だと思いますが、EPS(一株利益)の何倍まで買われているかを示す指標です。ピーター・リンチも言っているように、成長株や優良株はEPS成長率程度のPERを目安に取引されることが多く、安定した業績成長株や優良株に限っていればこれを目安にしていれば大間違いはないと思います。

しかし、景気循環株の場合そうはいきません。そもそも利益は安定成長しませんのでEPS成長率という指標が当てになりません。また、EPSが0やマイナスになったからといって株価が0になるわけでもありません。資産株の場合はどうでしょうか。そもそもフローである収益ではなく、すでにバランスシートに乗っかっている資産に着目しなければ、妥当な評価はできません。

つまり、素人から見るとみんな同じに見える株式も、何に着目するかで物差しを替えなければ適切な評価はできないのです。

これらすべてのカテゴリーの銘柄を一応評価できる方法、それが「DCF法を用いた株式評価法」になります。

ここで「一応」と書いたのは訳があります。

DCF法を用いた株式評価法は仕組み上、ストックの部分(バランスシートでいう純資産の部分)とフローの部分(将来における収益)を両方評価できるので、資産株も成長株も景気循環による将来のキャッシュフローが予想できれば(!)景気循環株の価値も評価できます。

しかし、仕組み上計算できても実際の投資の判断で適用できるかどうかは別問題です。

実際、私が行っている方法により評価すると、フローは稼げないがストックが豊富にある企業(資産株に近い企業)の方が、フローが稼げて、ストックが貧弱な企業(高成長株)より企業価値が高めに算出されます。

また、一般的な定義でフリーキャッシュフローを計算していくと、急に在庫や投資を増やした時、適切に評価できないので、私は独自の補正をしています。さらに、私は10年後までに稼ぐキャッシュフローまでしか計算せず、その後の企業は無価値としていますが、教科書通りにその後の企業価値を評価すると異常に高い評価となり、どんな値段でも買えてしまいます。

いろいろな独自の補正を加えた結果、ある程度の範囲の会社の株価を評価できるようにはなりましたが、それでも非常に株主主観が高い企業、例えばMonotaRO、クックパッドなどはいつまでたっても評価できないでしょう。

これが「一応」の理由であり、株式を評価する唯一正しい方法は存在しないということです。

ですので我々個人投資家としては、ある程度これだという評価方法を手に入れたら、その物差しで評価できる企業のみしか手を出さないというのが現実的な戦略になってきます。起用な人は、リンチのように企業を色分けして、評価法を替えるということでもよいと思います。

重要なのはその物差しの適用範囲を間違えないことと、どんな状況においてもその物差しを信じきることです。特に株式のカテゴリーにより評価方法を替えることを選んだ場合、強靭な意志力や鈍感力、市場無視力!?などが必要になるでしょう。

DCF法による株式評価法は算出方法が利にかなっており、個人的にはとても腑に落ちています。だからこそどんなときでも信頼できます。

市場が一週間で10%も暴落したとき、株価の動きを見ていると茫然としてきます。しかし、そんなとき企業のバランスシートや収益が今後どうなるか、その積み上げで株式の評価がどうなるのかを考えます。そうすると恐怖は消え失せ、市場に立ち向かう勇気が出ます。

もしDCF法が難解で難しければ、最初は成長株と優良株にフォーカスしPERとEPS成長率を比較した投資でもよいと思います。

これから紹介する方法を読んでいただき、自分が信頼する評価法を考える一助になれば幸いです。


DCF法を用いた株式評価法~1.はじめに
DCF法を用いた株式評価法~2.概要
DCF法を用いた株式評価法~3.財産価値について
DCF法を用いた株式評価法~4.修正フリーキャッシュフローの算出
DCF法を用いた株式評価法~5.事業価値の算出
DCF法を用いた株式評価法~6.適正価格の算出
DCF法を用いた株式評価法~7.四半期決算での修正
DCF法を用いた株式評価法~8.11年目以降の事業価値について

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2014年10月18日土曜日

現在の保有銘柄の状況(2014/10/18)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

約一か月前(9/20)の状況はこちら。

 現在の保有銘柄の状況(2014/9/20) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+


 
売り 外国株投信(一部)、ジーフット(全株)、クリエイト・レストランツHD(一部)

買い APカンパニー(新規)、ロングライフHD(新規)、フジ・コーポレーション(買増)、ブロンコビリー(買増)


ジーフット (2686)
PB比率増加やダイエー系列店舗への出店により業績が上向くと考えていましたが、想定よりも既存店売上が弱い状態が続いています。通期の売上予想を下回る可能性が出てきたことで、利益率も思った以上に伸びないというシナリオも考え、売却することにしました。悪い銘柄ではないので引き続き監視は続けたいと思います。

クリエイト・レストランツHD(3387)
以前も紹介しましたが、増収減益だった最近の決算で不採算店の減損損失が昨年より大きくなっているのが気になり、ポジションを縮小(ほとんど優待目的の保有)しました。計画的にやっているのであれば戦略としてはアリだとは思いますが、個人的な感想としてはなんとなく不安感があります。このまま観察を続けます。

クリレスHD(3387) 27年度2月期2Qは増収減益 今後の出退店は要観察 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

APカンパニー(3175)
生産・販売の直結が特徴で、「塚田農場」で有名な企業。ブランディングも上手く行っており、ビジネスモデルとしては将来性があると考え以前から監視していました。しかし、今年に入ってから既存店の売り上げが伸び悩んでいます。そのため株価が調整していましたので、悩んだ末に購入しました。

購入後既に10%以上下落し、エントリーとしては最悪ですが、業績と将来性をしっかり見定めながら判断していきたいと思います。現在株価1590円、PER 13.89倍、PBR 4.69倍、ROE 31.2%

ロングライフHD(4355)
富裕層向けの介護施設が特徴で、在宅介護も手掛けています。足元の業績は良好で、3Qの実績がすでに通期予想を上回っています。



介護関連は利益がなかなか出にくい業界ですが、超高齢社会に向かう日本では成長は約束されているようなものです。そのなかでも富裕層向けが特徴の同社は成長面、利益面でも優位にたてるのではないかと考え、打診買いしてみました。現在株価347円、PER 12.94倍、PBR 1.29倍、ROE 10.6%

フジ・コーポレーション(7605)
3Q累計では通期予想を超えており、8、9月の売上が堅調なことから上ブレする可能性がかなり高くなっていると思います。今期の利益成長はそれでも控えめかもしれませんが、安定した成長が見込めるので、このレベルでは買いと判断しました。現在株価1114円、PER 9.37倍、PBR 1.53倍、ROE 16.9%

ブロンコビリー(3091)
理由は昨日のエントリーの通りです。

ブロンコビリー(3091) 26年12月期3Q 13.1%増収 37.2%増益と予想通り好調 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

中長期的にもブランド確立が終了し、エリア拡大のフェーズにあるので比較的成長に安定感があると踏んでいます。下落相場は辛いですが、この銘柄を買い増せたことは本当に喜ばしいです。現在株価2750円、PER 17.12倍、PBR 2.40倍、ROE 16.0%



この一カ月は右肩下がりで疲れました(笑)。前半は売り買いしてましたが、後半は買いばかり。日頃から有望な銘柄をリストアップしていても、何をいくらで買うかは状況次第なので毎日とても悩みました。また予定通りとはいえ現金が少なくなってくると、すべて使いきってしまうのではないかと不安になります。しかしそんなときこそ企業の本来の価値を意識して、予定通りに買い増ししていきたいと思います。

この一月で最も良いバフォーマンスは日本管理センター(+14.9%)、2カ月連続です。次がニトリHD(+6.0%)、3番目がフジオフードシステム(+4.2%)で した。その次はトレジャーファクトリー(+3.8%)なのですが、プラスはここまで。あとはすべてマイナス圏です。この相場ですから当然ですね。最もパフォーマンスが悪かったのがグーグル(-14.3%)、次がベネフィット・ワン(-11.2%)、3番目がフジ・コーポレーション(-9.9%)でした。同期間の日経平均は-11%でしたが、PF内の二桁マイナスは2銘柄のみでした。

日経平均の下落率を上回る銘柄が二つしかありませんでしたので、運が良かったと思います。現在のところ同期間のPFは-2.1%、高値からは-4.9%なので、数字的には上出来です。ただしトレファク、ニトリHDとPF上位銘柄がプラスに踏みとどまっていることに救われているので、逆にこれから激しく下落する可能性もありドキドキです。昨晩のNYは反発して、日経先物は14780円となっており、月曜日は少し一息つけそうですが・・・。



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ブロンコビリー(3091) 26年12月期3Q 13.1%増収 37.2%増益と予想通り好調

ブロンコビリーの3Qが発表になっています。

ブロンコビリー【3091】、1-9月期(3Q累計)経常が29%増益で着地・7-9月期も29%増益 | 株探ニュース

 ブロンコB <3091> が10月15日大引け後(15:30)に決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.8%増の15.2億円に伸び、通期計画の20億円に対する進捗率は76.1%となり、5年平均の75.9%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の経常利益は前年同期比31.3%増の4.7億円に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比28.7%増の5.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の14.7%→17.2%に改善した。

30%台と高い増益幅ですが、ほぼ予想通りといったところだと思います。株価的には無反応と言いたいところですが、このような荒れた相場なので同社も例外ではなく大きく下落しました。今回の下落相場では9/29から10%強下げており市場平均くらいの下落率です。


しかし7/30に付けた高値からだとなんと3割以上下落しています。この4020円は増資前なので、今とは条件が違いますが・・・・。

改めて同銘柄をDCF法で確認してみると、株式数が増えたので企業価値を割る数が増えてしまいましたが、実はしっかりと株主資本は増えており(あたりまえですが)、思ったより高い評価になりました。

増資を毛嫌いするあまりPERで単純に考えて発行株式数の増加分の割合で株の価値が下がるという先入観にとらわれていましたが、実はそう単純なものでもないと再認識しました。むしろこれだけ株価が下がってしまったことを考えると高値で公募増資して現金を獲得したことはファインプレーであったと言えなくもないと思います。

結果として、同銘柄をどうしたかは週末にエントリーを書きたいと思います。もう結論が分かっているような話ですが(笑)。



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2014年10月17日金曜日

アスラポート・ダイニング(3069) 牛角9月既存店2%増と好調を維持

少し遅くなりましたがアスポラート・ダイニングの9月の売上が発表になっています。

同社は業態ごとに月次を発表しています。

IR情報 - 株式会社アスラポート・ダイニング

その中で最も主力である牛角の売上を見てみると、既存店2%増、全店9%増と好調を維持しています。上期累計も既存店0.4%増、全店7.4%増と反動減を感じさせない数字となっています。

 


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2014年10月15日水曜日

クリレスHD(3387) 27年度2月期2Qは増収減益 今後の出退店は要観察

クリエイト・レストランツ・ホールディングスの2Q決算が発表になっています。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】、上期経常は19%増益で着地 | 株探ニュース

 クリレスHD <3387> が10月10日大引け後(17:00)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比18.8%増の27.6億円に伸び、通期計画の48億円に対する進捗率は57.5%に達したものの、5年平均の64.5%を下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.5%増の20.4億円に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比12.2%増の13.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.0%→7.8%に悪化した。
売上から経常益までは増加しており良いのですが、、最終益で減益となっているのが気になります。最終益だけ減益は1Qに続いて2四半期連続です。

理由は撤退が19店舗と予想の5店舗より大幅に増えたことによる減損損失です。


 不採算店舗を抱え続けるよりは良い場合が多いと思いますが、あまりに多いのも問題です。閉める店舗が多いということは飽きられやすい、開店の判断を誤っている等の可能性もあります。

2Q累計程度の特損であれば、十数%の減益で済んでいますのでそれほど問題はないとは思いますが、特損が大き過ぎれば最終益はでませんので、今後注意して見ていく必要がありそうです。

一般論として、いくらかの撤退を計算ずくでやっている場合の減損損失は特別損失と減価償却の中間くらいの意味合いなので、営業利益をある程度割り引いて考えてあげる必要があるかもしれません。なかなかそのあたりのさじ加減は難しそうですが・・・。



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2014年10月14日火曜日

日本管理センター(3276) 9月管理戸数前年比7,506 戸増(16.0%増)と増加ペース加速中

日本管理センターの9月管理戸数が発表になっています。

pdf.irpocket.com/C3276/XN1V/Y6dA/bdsY.pdf




前年比16.0%増、前月比1.9%増です。また増加ペースが上がりました。素晴らしいです。今日散々な地合いの中、プラスで引けてましたからね。本当に好調な銘柄は簡単には下がらないものです。


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下落局面でパニックにならないためのひとつの方法

今日も派手に下げました。高値からずいぶんと下がった感じがしますが、実はまだ10%も下げてません。


ですので、まだまだ年に何度かある程度の下落なんですね。だと言ってもいつ下げ止まるかわからないのでとても不安というのが下落局面の心理状態です。

こういう時の対処法として、私はまず最悪のケースを想定して、そのケースの各段階における行動を落とし込みます。前回8月の下落時にも同様のことを行いました。その時のエントリーの一部を引用します。

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/8/9) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

現在のところ直近の高値から大体1000円下げた位置にいます。過去一年間において1000円を越える下げは他に5回あります。今回が6回目ということになります。ちなみに最大は昨年12/30~今年2/5における約2300円(14%)の下落です。

今のところ下落幅だと年間に何度もある程度の「調整」となります。もし過去一年で最大級の暴落となるとすると2200円(14%)以上の下落なので、13500円以下に下落することになります。もし20%下落ということになれば12600円ということになります。
20%以上の下落というのは、相場が極端に高値にある、あるいはリーマンの時のように極端に流動性が失われるなどの特殊な状況を除けばほとんどないと思い ます。今回はこれらの状況に該当しないと思いますので、まずは上記の範囲くらいに下がる可能性があることを心に留めておけばパニックはある程度防げるかと 思います。

あとは具体的にどのように対応するかですが、長期投資家であれば以下の3つになるかと思います。

1.ポートフォリオ内の銘柄を魅力的な価格で買い増す
2.普段は割高で購入できない優良成長株を新規買いする
3.ポートフォリオ内で比較的見込みのない銘柄を、上記1、2の銘柄に乗り換える

1と2は当然のことながらキャッシュポジションがなければ取れない戦略です。1については保有銘柄を買い増しできる価格というのをあらかじめ設定してお き、その銘柄に達したら買い増します。また2については普段からポートフォリオに加えたい優良銘柄リストを作っておき、購入しても良い価格になったら組み 入れます。

3は保有銘柄の中の優先順位を整理し、高いものが購入してよい価格になったら、低いものから高いものに乗り換えます。この優先順位は普段から整理しておくとこういう時にあわてずに済みます。

個人的には、現在のキャッシュ約15%と投資信託分を13500円くらいの下落までに使い切るくらいの感じで考えています。実はすでに買えたものがありま す。後はトレファク、他の新規は内緒ですがどれもまだまだ高いのでポートフォリオ内のものを買い増して終わりかもしれません。

いずれにしても長期投資派であればこの先の下落局面はポートフォリオをより良い銘柄で固める良い機会ですので、ぜひ有効に活用したいところです。

今回もこの時と同じアプローチで考えています。

現在キャッシュが20%弱ありますから、それを13000円~14000円までに段階的に使いきるイメージです。前回同様、既に少し購入し始めていますが、本命はまだまだ高くて手が出せません。上手く買えると良いのですが。また下記の1.も行いたいのですが、PF内の有望銘柄もまだまだ買い増しして良いような価格まで下がっておりません。

1.ポートフォリオ内の銘柄を魅力的な価格で買い増す
2.普段は割高で購入できない優良成長株を新規買いする
3.ポートフォリオ内で比較的見込みのない銘柄を、上記1、2の銘柄に乗り換える


このような状況にしておけば、「下落もまた良し」と思えるようになり、心にゆとりがもてます。

ただ、銘柄の選定だけには注意したいところです。いくら安くても銘柄を間違えては元も子もありません。


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2014年10月13日月曜日

トレジャー・ファクトリー(3093) 27年2月期2Q 55%営業増益と絶好調

トレジャー・ファクトリーの2Qが発表になっています。

トレジャー・ファクトリー【3093】、上期経常は55%増益で上振れ着地 | 株探ニュース

 トレファク <3093> [東証M] が10月10日昼(12:00)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比54.7%増の4億4400万円に拡大し、従来予想の3億6200万円を上回って着地。
 通期計画の7億5300万円に対する進捗率は59.0%に達し、さらに5年平均の38.8%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益は前年同期比30.2%減の3億0900万円に落ち込む見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の経常利益は前年同期比67.3%増の8700万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.2%→3.3%に改善した。

16.2%増収、53%増益ですので何も言うことはありません。加えて3Q一月目の9月の売上もすこぶる好調ですので、今後が楽しみです。

唯一不満があるとすれば、通期予想上方修正のリリースがなかったことでしょう。

決算説明資料にもありますように、2Qは一年で最も利益が出ない時期です。そして3、4Qの利益は一年の約6割強です。ですので、下期の成績がよいことが確認できない今通期の予想修正は時期尚早だと判断したのかもしれません。


ユーズレット、トレファクスポーツに加えてブランドコレクト事業など続々と期待の新業態がでてきていますので、それらの成長を楽しみにしつつ、今後ともホールドしていきたいと思います。



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2014年10月12日日曜日

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/10/12)

一か月前のエントリーはこちら

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/9/15) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+




まずは外国為替相場のドル円チャートです。


▼3カ月チャート

110円まで上昇後調整中といったところで、珍しく予想通り。




▼1年チャート

まだ円安のトレンド中でしょう。





▼10年チャート

長期でみてもトレンドは明らかに円安です。アメリカの金利や日本の景気を考えても円高に行く可能性は低いように思います。





次に東京市場日本株(日経平均)チャートです。


▼3カ月チャート

8月の暴落→9月上昇→10月暴落と目まぐるしく動いていますが、まだかろうじて上昇トレンドは継続しているように見えます。今後さらに下げると、ちょっとどうなるか分かりませんが。





▼1年チャート

9/25に昨年12月の高値を上回りましたがその後急落した状況にあります。特に悲観的な材料が出たわけではないので、この辺で切り返しそうな気がするのですが・・・。今の状況で一番怖いのは中国経済関連のニュースだと思っています。





▼10年チャート

長期では上昇トレンド継続中。




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ジーフット(2686) 9月売上 既存店7.3%減 全店0.9%増 既存店が再びマイナスに

ジーフット8月売上が発表になっています。数字はタイトルの通りです。

www.g-foot.co.jp/ir/_pdf_monthly/20141010_1.pdf





 

また既存店がマイナス圏内に落ちました。まだまだ厳しい状況は続いているようです。

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2014年10月8日水曜日

トレジャー・ファクトリー(3093) 9月既存店14.0%増、全店21.6%増と2カ月連続絶好調

トレジャー・ファクトリー9月売上が発表になっています。

8月が良かったのは日曜日が昨年より一日多い影響があったのではと思っていました。9月は前年より日曜日が一日少なかったのにもかかわらずこの数字です。ここまでよくなるのは想定外ですが、同社が好調なのはデフレ傾向の表れでもあります。

大丈夫でしょうか、日本経済。

月次データ|(株)トレジャー・ファクトリー 会社案内・IR情報 公式サイト


今週金曜日に決算発表予定です。数字とその後の株価の反応が楽しみですが、急激な動きに対する備えは万全にしておこうと思います。



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2014年10月7日火曜日

フジ・コーポレーション(7605) 9月売上 既存店9%増 全店14%増と回復が鮮明に

フジ・コーポレーションの9月売上が発表になってます。

www.fujicorporation.com/bs/pdf/mrsr1409.pdf

既存店9%増、全店14%増でした。ここにきて売上がどんどん回復してきています。


これを受けて最近軟調な株価もピリッとしてくれるとよいのですが・・・・。



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アークランドサービス(3085) 9月売上既存店4.2%増 全店8.4%増と好調

アークランドサービス9月売上が発表になっています。

v3.eir-parts.net/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=1183251




8月よりも売上が上がっており良い状況です。



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