第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
加重平均PERは17.69(今月)←16.27(先月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り プレサンス(一部)、ワッツ(優待分残して全て)、シノケン(全て)
買い プレサンス(買増)、アメイズ(買増)
2735 ワッツ
既存店はまずまずだったものの、前期の着地は20%程度の減益着地(4Qは50%超の営業減益)、今期予想はほぼ一桁増益ということで心が折れました。最近は既存店が良くても良い数字がでない会社が多いです。同社はその典型でした。利益率の低い会社ほどつらい状況になってきました。
8909 シノケングループ
TATERUショックで、TATERUの次に注目を集めているのが同社。金融庁としても投資家保護の観点から不動産投資に関する融資には一定のタガをはめていくと思われます。一方で消費税増税を控えて景気に悪影響を与えたくないとも考えているはずで、結果的にそれほど厳しく規制しない可能性はありますが、同社はあまりにも震源地に近すぎるため、完全売却としました。
3254 プレサンス
PF割合が一定以上に達しているので、突っ込んだら買い、反発したら売りを行っています。個人的にはTATERU問題の余波は同社の収益にそれほど影響を与えないと思っています。そう考える理由は第一に影響を受けるのは投資用のワンルームマンションのみであること。第二に同社のオーナーへの融資は今話題となっている銀行(特に地方)からのものではなく、ノンバンクを通じてのものであることです。この第二の理由については著名な個人投資家であるみきまるさんのブログで知りました。下記にリンクを貼らせていただきます。この中では日本を代表するファンドマネージャーである、大和住銀投信投資顧問の苦瓜達郎(にがうりたつろう)さんが運用するニッポン中小型株ファンドで大量に組み入れられたことなども紹介されています。みきまるさん自身も主力株として組み入れており、見る人が見ればそれと分かる状態となっています。
2018主力株概況16位、プレサンスコーポレーション。 | みきまるの優待バリュー株日誌 - 楽天ブログ
もちろん今後のノンバンク系の融資の姿勢や消費増税時に検討されている住宅ローン減税の行方、近畿圏の不動産市況等に多分に影響を受ける銘柄ではありますが、過去の水準を考えても株価は悲観的過ぎるのではないかと思っています。
現在株価 1314円、PER 5.0倍、PBR 0.92倍、ROE 18.3%、DCF法適正株価 3400円
6076 アメイズ
インバウンド、観光立国関連で4か月連続で買っています。先日開示された3Qは一桁増収一桁減益でした。期間が6~8月と地震や豪雨の影響を受けているのであまり良くはないだろうと想定していた通りでした。残念ながら新規投資計画が延期になってしまって、本来であれば開業費用負担の軽減により利益率が上がってもおかしくなかったのですが、上記要因で相殺されたかもしれません。下記の通り売上が予想以下であったにも関わらず営業利益率にほぼ低下が見られませんので。4Qの利益率向上に期待したいと思います。
3Q決算により株価は続落しています。最近は本当に株価が二極化しています。観光立国等によりそれほどシクリカルではない業態で、やや下振れしたとしても微増益で、PER8.9倍ですからね。ここまで売られるとは思ってもみませんでした。
現在株価 1226円、PER 8.9倍、PBR 2.01倍、ROE 22.6%、DCF法適正株価 2896円
この一か月で最も良いパフォーマンスはアークランドサービス(+18.3%)、次がアクアライン(+14.0%)でした。かつやは月次の持ち直しと東洋経済の記事(下記リンク)が急騰の要因のようです。前者は良いとして後者の理由は・・・。特に新しい材料でもないですので、いずれ剥落するのでしょう。アクアラインは先日の2Qが良かったため買われています。累計ではまだ減益ですが、2Q単計では20%超増収、40%超の増益となっています。先行投資が重いと思っていたのですが、想定外の大幅増益で久々にいいニュースでした(うれし泣)。そういえばいくつかIRに質問しているのですが、返事がまだ来ません。
「かつや」のカツ丼が圧倒的に支持されるワケ | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
最もパフォーマンスが悪かったのがアメイズ(-14.7%)、次が日本動物(-4.5%)でした。アメイズは上記の通り。出店計画が延期になったとはいえあまりに低評価だと思います。今は我慢。日本動物は横ばい圏で、問題ないでしょう。
その他カテゴリーの株もちょこちょこ動かしているのですが、ZOZO(スタートトゥディ)は結局売り切りました。理由は予想通り商品が来ないことが多すぎるからです。さんざん延期を繰り返し半年近く待った後に到着したZOZOSUITはしょうがないと思いました。しかしその後に商品を販売するということは、納期は間に合う見込みが立っているということだと思っていました。しかし今回注文したスーツは10月上旬発送予定が一本のメールで12月に変更されました。ZOZOSUITもさんざん発送が延期されましたので、本当に12月に来るかどうかも分かりません。またスーツのサイズがまったく合わないなどのネット上の評判もあり、相当現場は混乱しているようです。もちろん世界初のことをやっているのですから、このような産みの苦しみは仕方ないのかもしれません。しかし、そのような革新的な銘柄とどう向き合っていくのか、自分の準備ができていなかったようです。スーツは安かったしいつでも良いのでキャンセルしていませんが。。。。
約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/9/16)
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2018年10月21日日曜日
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