テンポスバスターズ【2751】、5-7月期(1Q)経常は3%減益で着地 | 株探ニュース
テンポス <2751> [JQ] が9月10日大引け後(17:00)に決算を発表。16年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比2.9%減の4.7億円となり、5-10月期(上期)計画の10.3億円に対する進捗率は46.1%にとどまり、5年平均の50.8%も下回った。
直近3ヵ月の実績である5-7月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の9.1%→6.8%に悪化した。
大幅増収、小幅減益となりました。見た目は良くないです。飲食事業以外は増益となっているため、この減益の原因は飲食事業にあります。飲食事業が減益である原因は短信の中でコメントがあり、「飲食事業の減益の要因は、株式会社あさくまサクセッションがM&Aを行った業態の一部で、立て直しのための投資および償却が先行しているため」とのことです。これが奏功すれば、2Qでは持ち直しの動きが出ると思われますが、今後利益の出方に注視が必要です。
売上が大幅増なのは成長企業にとってはとても良いことですので、2Qで良い利益がでることに期待したいです。
8/20のカンブリア宮殿見ましたが、あさくまの再建はとても大変だったようですね。他にも次々と再生ビジネスを展開しているようです。産業構造上、衰退がまぬがれないかつてのバークシャーのような企業の立て直しとはまた話が別なんでしょうけど、再生するより、新規に立ち上げた方が簡単なのではないかと思っていまいました。これは経営者でないと分からないことですけれど・・・。
四半期毎のグラフを見ると、改めて売上の増加ぶりが目を引きます。また、利益率は前年より下がりましたが例年のレンジ内であること、販管費率が上がっていることが利益率減少の要因になっており、短信のコメントと数字の傾向が一致することが分かります。
この決算を受けて株価は下落しました。しかし思ったより底堅かった印象です。優待効果でしょうか。
現在1911円、PER23.3倍、PBR4.02倍、ROE17.5%、DCF法適正株価1963円
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