第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
約一か月前(2/21)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2016/2/21) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
現在の持ち株を金額順に並べると以下のようになります。
売り ティア(一部売却→監視)、シノケングループ(一部売却)
買い エレコム(監視→)
年始からとても忙しかったのですが、この一月はゆっくりできました。大局的にはじり高の展開だったので、売り上がった形になりました。
2485 ティア
先月は部分的に売却し、残りは成り行き次第だと考えていました。決算発表後下がって保留状態になると思っていたのですが、意外にも反発しましたので、良い機会だと考え監視用を除いて売却しました。一時はかなり含み益があったのですが、結局やや損切りという形になっています。以前にも書いたかもしれませんが、PERが高い割には売上高成長率が低く、今後の利益も不透明です。とはいえ良い企業ですので、しばらく監視して再参戦する機会を待ちたいと思います。
8909 シノケングループ
前回は株数を増やした同社ですが、その後それなりに上がってきましたので、少しだけ利確しました。ある程度の株数を保持しながら売買するという方針に変わりありません。
6750 エレコム
PC周辺機器大手。マウスとキーボードで首位。パソコン、スマホやタブレットの周辺機器を探すと必ずコスパの良い商品を出しているのがこの会社。新規領域への進出で業容拡大を図っており、個人的には安価なウェアラブルに期待しています。しかしパソコン、スマホなど母体となる商品群の市況の影響を受けるため業績は多少不安定な面があります。そのため12月、1月に打診買いして様子を見ていたのですが、この一月で大幅上昇したため(優待目的?)、監視銘柄から昇格としました。
現在 1903円、PER 16.0倍、PBR 3.16倍、ROE 19.8%、DCF法適正株価 2439円
2月中旬から3月中旬のマーケットは落ち着きを取り戻し、じり高の局面となりました。もっとも日本株は相対的にモタモタしており、米国株の上昇には目覚ましいものがあります。下はNYダウ平均のチャートです。FOMCは現在ハト派的でドル安円高傾向が続いているため、しばらくアメリカに後れをとるのはやむを得ないかもしれません。しかし、小型または内需系は日経平均ほど悪くありませんが。
このような市場環境の中、私のPFは堅調に推移し、昨年末の水準を回復しました。日本株の中でも小型・内需は比較的堅調だったためと思われます。
この一か月で最も良いパフォーマンスはエレコム(+34.7%)、次がハンズマン(+26.1%)、3番目がギガプライズ(+25.1%)でした。エレコムとギガプライズはPFに占める割合が非常に小さいため、影響は限定的ですので、その次はというと薬王堂(+20.3%)です。この一月を見ると比較的低PERの銘柄に買い戻しが入ったようです。前の一月で上昇したABCマートやブロンコビリーなど企業評価が高い銘柄は低パフォーマンスだったのが印象的です。やはり物色は循環するんですね。薬王堂は上がるべくして上がったという感覚ですが、ハンズマンは少し過熱気味な印象です。しかしこの過熱感が一月で終わるのか一年続くのかは誰にも分かりません。
最もパフォーマンスが悪かったのがトレジャー・ファクトリー(-4.8%)、次がブロンコビリー(-3.9%)、3番目がステップ(-2.2%)でした。ブロンコビリーは先月が強かったので、今月はお休みでした。トレファクはヨコヨコが続いています。業績的には前回の決算で不安を払拭してくれましたので問題はないと考えています。しかしここ数年の株価上昇がややオーバーペースだったため、業績の成長を待つような形になっているのだと思います。しばらくは目の覚めるような急騰は見られないような気がします。ステップの反発が鈍い、というか2/12よりもさらに下がっている理由はよく分かりません。しかし今年度の受験生の合格者数も素晴らしかったので、来期の業績については心配ないのではないかと考えています。
相場もある程度落ち着き、個人的にはどのような変化にも対応できる態勢が整ったと思ってますので、今後は下がれば買い、上がればチョロチョロ売っていく、そんなスタンスで臨みたいと思います。あとは年度末の成績がどのようになるかです。目標の数字は表裏共にありますが、もう大詰めですし、ケセラセラ、ですね。
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2016年3月20日日曜日
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