2018年2月11日日曜日

暴落時にパニック売りさせられないために

今回の高値から下落幅を確認すると、日経平均が3051円で-12.6%、TOPIX が204ptでー10.6%、ジャスダックが539円で-12.5%、マザーズが242ptと-17.7%下落しました。この状況から分かるように、どちらかというと大型株よりも中小型株の方が下げがきつかったようで、個人投資家には厳しい下落です。それまで恩恵を受けすぎたということなのですが。





このような状況の中での多くの人の目標は、まずはマーケットに参加し続けること、その上でできるだけ損失を食い止めるといったところだと思います。この目標を達成するためにどう行動したら良いかですが、おそらく正解はありません。ただ自分にあった方法がそれぞれにあるだけだと思います。暴落の恐怖で通常とは違うトレードをしてしまうようならその方法は自分に合っていないということです。

つまり投資法やトレードは自分が耐えられる暴落時の対応があらかじめ組み込まれていて、通常時と暴落時で一貫した姿勢を取り続けられなければなりません。そうでないと、ファンダメンタル重視の投資家であれば安いところで売って、高いところで買わされてしまいます。

そのシステムが今回の下落に合っていれば、人より優れたパフォーマンスになるでしょうし、そうでなければ劣後します。劣後したとしても、少なくとも一貫性は保たれますので、一発退場したり、後で見て信じられない安値で売らされることはなくなります。

私は過去に何度か書いていますが、20~30%の下落は一応常に想定しており、今回もその下落時の対応通りに行動しました。私にはこれが合っているようで、精神的に楽です。買い増し量は全体の中では微々たる量なので、パフォーマンスに与える影響は軽微なのですが、暴落時に安く買えるのはやはりうれしいんですね。

下落局面でパニックにならないためのひとつの方法

ちなみに今回は低PER、増収増益基調、ボラティリティが高い銘柄を狙いました。主力級ではこれでもまだ下げが足りず、買い増し候補がほとんどありませんでしたので、どれを買い増すか非常に悩み疲れました。

リバウンドに迫力がなく、反発なく下げる可能性もありそうですが、そうなれば第2弾発動ということになります。またどれを買うかで頭を悩ませなければなりませんが、粛々と対応していきたいです。でもやっぱりもう下げないで欲しいですね(笑)。

参考になれば幸いです。

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