「投資信託の状況確認」は、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順に日本債券インデックス、Jリートアクティブ、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックスでした。
このひと月は株式系はボロボロです。久々の大幅下落ですから当然ですね。Jリートも株式と動き方は同じですが、振れ幅が小さいです。
Jリートの利回りは平均で 4.19%(今回)←4.01%(前回)となりました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。利回りが上がりました(価格は下落)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は横這い、ここひと月の動きが入っていないのでJリートの利回りはやや下落し、スプレッドは少し縮小しています。過去10年で見るとスプレッドは少し大きい部類に入るくらいになってきたかもしれません。つまりJリートはやや割安だということです。
一方、東証1部の配当利回りは低下傾向です。長期金利とのスプレッドもやや縮小していますが、過去10年で見るとまだ大きい部類になります。過去のスプレッドのデータからは東証1部の株価はまだ割安だということです。
過去一年の金利です。0.1%近辺となっています。日本の金利はここ一年近く0~0.10%の間で安定しています。日銀はしばらくは0金利近辺になるように、質・量を調整し、誘導すると宣言していますので、方針に変更がない限り10年金利はこのレンジで推移することになるのだと思います。
1年チャート
上から新興国株式インデックス、日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券イン
デックス、Jリートアクティブとなっています。
株式系がだいぶ下落してきています。
日経平均前期実績のPERは15.24倍(今回)←17.09倍(前回)、今期予想が12.58倍(今回)←15.10倍(前回)でした。(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。実績PERよりも予想PER下げの方が大きく、予想が改善してきていることを意味しています。しかし、最近円高に振れてきており輸出関連の大型株の利益予想が弱含むのではないかと言われていますので、このあたりは頭に入れておく必要があります。最近の急落により、予想PERは安い部類に入ったと思われます。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
日経平均と比較するとやはりJASDAQの高さが目を引きます。最近のJASDAQやマザーズの動きを見ても個人投資家のまだまだ強気のようです。
2年&5年チャート
2月中旬に大幅下落があり、少し戻してからまだ先週から下落が始まり不穏な空気が漂い始めています。直近の決算で期待通りの業績であれば現状維持、さもなければ容赦なくたたき売られる難しい時期に入ってきています。
なので、しっかりと業績が残せる企業を見極める必要があります。また、一時的に業績が落ち込んでも理由がハッキリしており、下落した場合は勇気をもって買い増したいと思っています。もちろん業績が落ち込み回復のメドが立たないように見える企業は、どんなに損失が大きくても気づいた時点で手放す必要があります。
ひとつひとつの判断をしっかりと丁寧に行っていきたいと思います。
前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2018/2/3)
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2018年3月4日日曜日
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