2016年6月4日土曜日

投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/6/4)

毎月一度の「投資信託の状況確認」では、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。


前回の記事はこちら

投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/5/8) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
   
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄



1か月チャート



まず最近一か月の動きです。上から順に外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックス、新興国株式インデックス、Jリートアクティブ、日本債券インデックスでした。

この一月は株式系が好調でした。市場全体が落ち着いたためと思われます。

Jリートの利回りは平均で 3.30%(前月)→3.32%(今月)とやや上昇(価格は下落)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。

Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。 長期金利の低下よりもJリートの利回りの低下が遅いためスプレッドは大きくなっています。また東証一部の配当利回りは引き続き高止まりの傾向を示しており、引き続き長期金利とのスプレッドは過去10年で最大レベルとなっています。

長期金利がこのままの状態で、仮に株式の配当利回りや益回りが下がった場合(株価が上がった場合)、長期金利とのスプレッドの関係で言うと決して割高ではないことを心に留めておく必要があると思います。過去最低の金利を更新していますので、過去最低の配当利回り(益回り)となる可能性があるということです。



過去一年の金利です。-0.1%近辺で横ばい傾向です。






1年チャート



上からJリートアクティブ、日本債券イン デックス、外国株式インデックス、日経225インデックス、新興国株式インデックスとなっています。

一年でみた場合、債券とJリートが良いというのは変わりません。

日経平均前期実績のPERは13.98倍(前回)→15.11倍(今回)、来期予想が14.76倍(前回)→13.94倍(今回)でした。実績は下がり、予想は上がりました(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。前期決算は思うように伸びなかったものの、見通しは悪くないということのようです。


各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info  - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)




2年&5年チャート





アメリカの雇用統計が思いの他弱かったため、利上げが遠のくとの思惑から、円高ドル安が進んでいます。日経平均先物もかなり下げていますが、個人的には国内で正しい経済政策を講じていると考えています。従って、前回に引き続き悲観的にならずにチャンスがあれば積極的に投資していきたいと思います。


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