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投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/4/9) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順に日経225インデックス、日本債券インデックス、Jリートアクティブ、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、新興国株式インデックスでした。
一応順位は付けましたが、どれも大きな差はなく団子状態です。特徴的なのは日本株が4月中旬にかけて大きく盛り上がり、その後下落し行って来いとなったことです。
Jリートの利回りは平均で 3.26%(前月)→3.30%(今月)とやや上昇(価格は下落)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。 長期金利がさらに低下しましたがJリートの利回りはさほど低下していないためスプレッドは大きくなっています。また東証一部の配当利回りは引き続き上昇(株価 は下落)しており、リスク回避の動きが現れています。株式の益回りと長期金利とスプレッドは過去10年で最大レベルになっている点は注目に値します。
過去一年の金利です。マイナス金利が続いています。一時-0.1%を割り込みました。
1年チャート
上から日本債券イン デックス、Jリートアクティブ、外国株式インデックス、日経225インデックス、新興国株式インデックスとなっています。
引き続き、債券とJリートが上げています。とても調子が悪いように見える日本株もこの一年で見ると外国株とほぼ同じです。為替の影響ですかね。不思議なものです。
日経平均前期実績のPERは13.70倍(前回)→13.98倍(今回)、来期予想が14.32倍(前回)→14.76倍(今回)でした。実績、予想ともに上がりましたが、予想の上がり方の方が大きいです(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。これは予想収益が下がったためだと思われます。引き続き収益の行方には目が離せません。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
2年&5年チャート
賛否両論のあるマイナス金利を含めた金融緩和策ですが、非正規雇用者の数が増えたり、賃金が増えたりとマクロで見ると明らかな好影響も出ているので、辛抱強く進めてほしいと思います。いずれ正規雇用者にも恩恵があるのではないかと思っています(政治的にはそこまで待てないということ財政政策が俎上に上がっているようですが)。
株価に関しても上で書いたように、短期的にはリスクオフ行動により長期金利と株式益回りのスプレッドが大きくなっていますが、中長期的にはこのスプレッドは縮小すると考えられます。日銀が金融緩和の姿勢を続ける以上、株式益回りは低下(価格は上昇)せざるを得ないということになります。従って、過度なリスクオフ行動に惑わされず、むしろチャンスと考え、経営がしっかりした安定成長企業をそこそこの値段で購入したいと考えています。
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