年末ですので一応締めます。資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。
今年3月末からのパフォーマンスはPFが+11.4%、日経平均が+15.5%、スプレッドは-4.1ptです。
暦年ではPFが+15.5%、日経平均が+0.0%、スプレッドは+15.5ptです。
結局暦年で+15%をクリアしましたので、個人的には良かったです。日経平均は昨年末と比較して+0.04%ですので、ほぼ同値でした。
ネットを見ているとスーパー個人投資家がとてつもないパフォーマンスを出していますが、私としてはこれで十分だと思っているので、現在の方針を堅持し、問題児の処理に細心の注意を払い損失を小さく、利益を大きくしたいと思います。
本年はお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。
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2016年12月30日金曜日
2016年12月29日木曜日
【決算分析】7605 フジ・コーポレーション 28年10月期4Q
フジ・コーポレーション【7605】、今期経常は6%増で2期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期も30円継続へ | 株探ニュース
フジ・コーポレーション <7605> が12月14日大引け後(15:30)に決算を発表。16年10月期の経常利益(非連結)は前の期比5.2%減の22.5億円になったが、17年10月期は前期比5.9%増の23.9億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。15期連続増収になる。
同時に、前期の年間配当を25円→30円(前の期は25円)に増額し、今期も30円を継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である8-10月期(4Q)の経常利益は前年同期比25.4%減の2.9億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.3%→4.6%に悪化した。
■事業概要
自動車用タイヤ・ホイール専門店を展開。東北・関東から全国へ。
■決算概要
結局通期では増収を確保したものの、経常益以下は減益となりました。近年4Qでは利益が伸びていたので、淡い期待を抱いていましたが、個人的な想定よりも下でした。夏以降消費活動が停滞したのが響いたのかもしれません。
■4半期単計分析
営業利益ベースでは10%程度の減益なので、上のグラフではそれほど悪くは見えません。経常益以降が悪かったのは主に為替差損なので、やむを得ないところです。
■株価動向
決算発表後、株価は値下がりしています。マーケットのコンセンサスより悪かったためでしょう。
今後の株価はこの冬の販売状況次第です。下に示すように11月の月次は昨年が悪かったこともありますがかなり良いです。12月についてはまだ出ていないので不明ですが、ウェブサイトでは発送が遅れるほど注文が入っているようでまずまずの様子です(毎年の風物詩なのでこれをもって例年より好調かどうかは不明確)。
天候の方は11月には首都圏で季節外れの積雪があったものの、12月の気候は温暖で北海道以外は昨年と同様に雪が少ないようです。しかし昨年買い控えたスタッドレスタイヤ需要なども考えられるため、トータルとして良いのか悪いのか本当に予想ができません。
同社の月次シートを見てもわかるように、11月、12月の売上の比重がかなり大きく、11月の売上はもう判明していますので、この12月の売上は今期の業績を占う上で、とても重要です。
■指標
現在株価 2182円、PER 15.4倍、PBR 2.04倍、ROE 14.9%、DCF法適正株価 2690円
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http://mnt01.blogspot.com/2016/12/7605-28104q.html【決算分析】7605 フジ・コーポレーション 28年10月期4Q
2016年12月23日金曜日
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2016/12/23)
4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。
今年3月末からのパフォーマンスはPFが+10.9%(+8.0%)、日経平均が+15.9%(+9.7%)、スプレッドは-5.0pt(-1.6pt)です。
暦年ではPFが+15.0%(+12.0%)、日経平均が+2.1%(-3.4%)、スプレッドは+12.9pt(+15.4pt)です。( )内は前回の数値です。
前回と比べるとPFとベンチマークの両方のパフォーマンスが改善しました。最近になってようやく小型にも資金が入ってきているようで、私のPFはようやく壁を突き破り、過去最高値を更新しました。しかし改善具合は前回に引き続きベンチマークの方が良く、5.0ptも後れをとりました。。。。。しかし暦年で+15%に乗せましたので、この水準なら満足です。
今年も残すところあとわずかですが、急落など起こさずこのレベルで年を越せるよう祈るばかりです。ただ現金比率も比較的高い状態で、下がったら買いたい銘柄もありますので、残念なことに下げた場合はそちらを楽しみたいと思います。
一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2016/11/25) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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今年3月末からのパフォーマンスはPFが+10.9%(+8.0%)、日経平均が+15.9%(+9.7%)、スプレッドは-5.0pt(-1.6pt)です。
暦年ではPFが+15.0%(+12.0%)、日経平均が+2.1%(-3.4%)、スプレッドは+12.9pt(+15.4pt)です。( )内は前回の数値です。
前回と比べるとPFとベンチマークの両方のパフォーマンスが改善しました。最近になってようやく小型にも資金が入ってきているようで、私のPFはようやく壁を突き破り、過去最高値を更新しました。しかし改善具合は前回に引き続きベンチマークの方が良く、5.0ptも後れをとりました。。。。。しかし暦年で+15%に乗せましたので、この水準なら満足です。
今年も残すところあとわずかですが、急落など起こさずこのレベルで年を越せるよう祈るばかりです。ただ現金比率も比較的高い状態で、下がったら買いたい銘柄もありますので、残念なことに下げた場合はそちらを楽しみたいと思います。
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2016年12月20日火曜日
【決算分析】2751 テンポスバスターズ 29年4月期2Q
テンポスバスターズ【2751】、8-10月期(2Q)経常は4%減益 | 株探ニュース
テンポスバスターズ <2751> [JQ] が12月9日大引け後(16:00)に決算を発表。17年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比10.4%増の11.3億円に伸び、通期計画の22.5億円に対する進捗率は50.5%となり、5年平均の49.3%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.0%増の11.1億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である8-10月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.8%減の5.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.8%→7.5%に悪化した。
■事業概要
中古厨房機器のリサイクル販売で独壇場。新品販売も併営。内装工事受託やステーキあさくま等飲食業も。
■決算概要
1Qからの増収増益を確保しての着地となりました。「情報・サービス事業」の利益は伸びましたが、「物販事業」「飲食事業」はともに低調でした。物販事業は安定はしているのですが、景況感に左右されやすく、シェアから言っても大きな伸びは期待できないのが現状です。飲食事業では店舗数が3増2減とまだ立て直しが重荷になっている印象です。
■4半期単計分析
1Qとは打って変わって利益が伸び悩みました。売上の伸びも低調です。営業利益率は悪くありません。
■株価動向
決算発表後、株価は一旦下げましたが、地合いの良さにも助けられたか反転しています。
■指標
現在株価 1766円、PER 20.9倍、PBR 2.99倍、ROE 14.8%、DCF法適正株価 2094円
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http://mnt01.blogspot.com/2016/12/2751-2942q.html【決算分析】2751 テンポスバスターズ 29年4月期2Q
2016年12月18日日曜日
現在の保有銘柄の状況(2016/12/18)
第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
現金も含めた加重平均PERは14.33(先月)→14.82(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り ユニバーサル園芸社(一部)、フジ・コーポレーション(一部)、あみやき停(監視分残し)
買い シノケングループ(買増)、ハンズマン(買増)
6061 ユニバーサル園芸社
1Qの決算で海外事業のM&A案件が足を引っ張っていることが判明し、想定とは異なったので少しポジションを小さくしました。
7605 フジ・コーポレーション
前回に引き続き少しだけ売却。4Q着地は想定よりやや悪かったですが、11月の月次は好調です。すでに株価はこの冬の動向次第という状況です。いまのところ、例年より寒いのですが、北海道以外はそれほど雪が多いわけではないといった印象ですが。どうなりますか。
2753 あみやき亭
鶏肋のような銘柄だと最近考えることが多かったのですが、11月の月次の悪さを見て思い切りました。PERを考えるここから大きく売り込まれるような銘柄ではないと2年くらい思い続けましたが、今もそう思っています。ただ良くて横ばいでしょうから、再参戦のタイミングを伺いたいと思います。
8909 シノケングループ
私の持っている銘柄の中では一番株価と価値のギャップがあると考えています。以下のように報道もされており、これが重石となっているようです。記事によれば金融庁は地方銀行105行を対象とし、特にアパートローンを伸ばす銀行などを抽出して年明けにも実施するとのこと。目的はお金を借りる側に不利益な条件になっていないかを確認することだとのこと。方法は金融機関に節税効果をうたった事業者らの提案書を提出させて、1件ごとに節税につながるかどうかを点検するのだそうです。
アパート融資 過熱警戒 金融庁、節税効果など調査 空室リスクに警鐘 :日本経済新聞
そして、節税効果が疑わしかったり、アパート経営の収支が赤字だったりする事例が多ければ、金融機関に検査・監督で問題点を指摘し、是正を促す。要するに消費者に不利益な提案をしている場合は指導が入るということになりそうです。同社の場合、下の記事にあるように大都市圏の人気沿線の駅から徒歩10分圏内の立地という方針を堅持していること、大手ハウスメーカーが供給するアパートに比べ、建築費が安く家賃を低く設定できていることなどにより空室率を非常に低位で抑えていることから指導のそのものの影響は軽微ではないかと考えています。
シノケンG Research Memo(7):相続増税を背景にしたアパートの供給過剰による入居率悪化懸念は乏しいだろう | 株探ニュース
ただし、こういった金融庁の動きから、金融機関の積極的な姿勢が後退する可能性も考えられ、この点については注意が必要と思われます。
現在株価 2020円、PER 5.4倍、PBR 1.99倍、ROE 37.2%、DCF法適正株価 5543円
7636 ハンズマン
1Qは無難な数字でまとめてくれましたし、足元の月次も好調に推移しています。同社は顧客の要望にきめ細やかに対応し、アイテム数を増やすことで新規出店なしで、売上を伸ばしていくという非常に効率の良い店舗運営が特色です。最新の四季報でもこれを継続していくとのことですので、安定した売上が期待されます。
現在株価 1979円、PER 17.3倍、PBR 2.63倍、ROE 15.6%、DCF法適正株価 1931円
11月中旬から12月中旬のマーケットは驚くほど堅調でした。
このような市場環境の中、私のPFは微増にとどまっています。まだ小型株に資金は入ってきていないようですが、記憶によればクリスマス休暇がはじまりマーケットが閑散としてくる年末は小型株が比較的堅調だったような気がするので、ラストスパートに期待しています。
この一か月で最も良いパフォーマンスはハンズマン(+7.7%)、次がステップ(+6.7%)、3番目が東祥(+6.4%)でした。
いずれの銘柄も特に要因もなく、上がったという感じもないのですが、相場に引っ張られて上がったということでしょう。
最もパフォーマンスが悪かったのがシノケングループ(-7.8%)、次がフジ・コーポレーション(-6.7%)、3番目が薬王堂(-4.8%)でした。
シノケングループは上で書いた通りです。フジ・コーポレーションは前回までの反動と、4Qでの今期予想がコンセンサスを下回ったことが嫌気されているようです。薬王堂は分割後軟調に推移しています。業績は好調そのものなので、これ以上は下げ渋るのではないかと見ています。
今年も残すところあとわずかとなりました。成績の方は年度で締めているので、まだまだ分かりませんが、暦年だと+13.2%と足踏み状態が続いているものの目標のレベルまだあと少しということろまで来ています。
成功している銘柄は放っておいても問題はなく、損失を出しているまたは出しそうな銘柄をどこまでうまく管理できるかが重要だと良く言います。私もそれは強く感じていて、順調な銘柄(私の中ではブロンコビリーやアークランドサービスがこれに当たる)は割と放っておいて、損失を出している銘柄や業績が思わしくなく損失を出しそうな銘柄にかなり神経を使っています。その結果実際にどのように管理できたかを主要な10銘柄の1年間の推移を見ることで確認してみました。
これを見ると、大きく含み損となったのはあみやき亭とトレファクだけで他は申し分ない推移となっています。フジコーポは数か月前までどん底だったのが好転しました。相場が停滞する中で、全体的には悪い管理ではなかったのではないかと思います。
下落前にトレファクのポジションを小さくできれば、もっと良かったのですが、7月の発表の1Qの決算を発表した時点で1000円を切る水準になっていました。1Qの決算は良くはありませんでしたが、最悪でもありませんでした。もう一度過去に戻ったとして、あのタイミングと株価で売却の判断をできるかというと難しいような気もするので、やむを得ないところかもしれません。
今後も損失を出しているまたは出しそうな銘柄(+過熱しすぎた銘柄)の管理には細心の注意を払って行きたいと思います。
約一か月前(11/20)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2016/11/20) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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現金も含めた加重平均PERは14.33(先月)→14.82(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り ユニバーサル園芸社(一部)、フジ・コーポレーション(一部)、あみやき停(監視分残し)
買い シノケングループ(買増)、ハンズマン(買増)
6061 ユニバーサル園芸社
1Qの決算で海外事業のM&A案件が足を引っ張っていることが判明し、想定とは異なったので少しポジションを小さくしました。
7605 フジ・コーポレーション
前回に引き続き少しだけ売却。4Q着地は想定よりやや悪かったですが、11月の月次は好調です。すでに株価はこの冬の動向次第という状況です。いまのところ、例年より寒いのですが、北海道以外はそれほど雪が多いわけではないといった印象ですが。どうなりますか。
2753 あみやき亭
鶏肋のような銘柄だと最近考えることが多かったのですが、11月の月次の悪さを見て思い切りました。PERを考えるここから大きく売り込まれるような銘柄ではないと2年くらい思い続けましたが、今もそう思っています。ただ良くて横ばいでしょうから、再参戦のタイミングを伺いたいと思います。
8909 シノケングループ
私の持っている銘柄の中では一番株価と価値のギャップがあると考えています。以下のように報道もされており、これが重石となっているようです。記事によれば金融庁は地方銀行105行を対象とし、特にアパートローンを伸ばす銀行などを抽出して年明けにも実施するとのこと。目的はお金を借りる側に不利益な条件になっていないかを確認することだとのこと。方法は金融機関に節税効果をうたった事業者らの提案書を提出させて、1件ごとに節税につながるかどうかを点検するのだそうです。
アパート融資 過熱警戒 金融庁、節税効果など調査 空室リスクに警鐘 :日本経済新聞
そして、節税効果が疑わしかったり、アパート経営の収支が赤字だったりする事例が多ければ、金融機関に検査・監督で問題点を指摘し、是正を促す。要するに消費者に不利益な提案をしている場合は指導が入るということになりそうです。同社の場合、下の記事にあるように大都市圏の人気沿線の駅から徒歩10分圏内の立地という方針を堅持していること、大手ハウスメーカーが供給するアパートに比べ、建築費が安く家賃を低く設定できていることなどにより空室率を非常に低位で抑えていることから指導のそのものの影響は軽微ではないかと考えています。
シノケンG Research Memo(7):相続増税を背景にしたアパートの供給過剰による入居率悪化懸念は乏しいだろう | 株探ニュース
ただし、こういった金融庁の動きから、金融機関の積極的な姿勢が後退する可能性も考えられ、この点については注意が必要と思われます。
現在株価 2020円、PER 5.4倍、PBR 1.99倍、ROE 37.2%、DCF法適正株価 5543円
7636 ハンズマン
1Qは無難な数字でまとめてくれましたし、足元の月次も好調に推移しています。同社は顧客の要望にきめ細やかに対応し、アイテム数を増やすことで新規出店なしで、売上を伸ばしていくという非常に効率の良い店舗運営が特色です。最新の四季報でもこれを継続していくとのことですので、安定した売上が期待されます。
現在株価 1979円、PER 17.3倍、PBR 2.63倍、ROE 15.6%、DCF法適正株価 1931円
11月中旬から12月中旬のマーケットは驚くほど堅調でした。
このような市場環境の中、私のPFは微増にとどまっています。まだ小型株に資金は入ってきていないようですが、記憶によればクリスマス休暇がはじまりマーケットが閑散としてくる年末は小型株が比較的堅調だったような気がするので、ラストスパートに期待しています。
この一か月で最も良いパフォーマンスはハンズマン(+7.7%)、次がステップ(+6.7%)、3番目が東祥(+6.4%)でした。
いずれの銘柄も特に要因もなく、上がったという感じもないのですが、相場に引っ張られて上がったということでしょう。
最もパフォーマンスが悪かったのがシノケングループ(-7.8%)、次がフジ・コーポレーション(-6.7%)、3番目が薬王堂(-4.8%)でした。
シノケングループは上で書いた通りです。フジ・コーポレーションは前回までの反動と、4Qでの今期予想がコンセンサスを下回ったことが嫌気されているようです。薬王堂は分割後軟調に推移しています。業績は好調そのものなので、これ以上は下げ渋るのではないかと見ています。
今年も残すところあとわずかとなりました。成績の方は年度で締めているので、まだまだ分かりませんが、暦年だと+13.2%と足踏み状態が続いているものの目標のレベルまだあと少しということろまで来ています。
成功している銘柄は放っておいても問題はなく、損失を出しているまたは出しそうな銘柄をどこまでうまく管理できるかが重要だと良く言います。私もそれは強く感じていて、順調な銘柄(私の中ではブロンコビリーやアークランドサービスがこれに当たる)は割と放っておいて、損失を出している銘柄や業績が思わしくなく損失を出しそうな銘柄にかなり神経を使っています。その結果実際にどのように管理できたかを主要な10銘柄の1年間の推移を見ることで確認してみました。
これを見ると、大きく含み損となったのはあみやき亭とトレファクだけで他は申し分ない推移となっています。フジコーポは数か月前までどん底だったのが好転しました。相場が停滞する中で、全体的には悪い管理ではなかったのではないかと思います。
下落前にトレファクのポジションを小さくできれば、もっと良かったのですが、7月の発表の1Qの決算を発表した時点で1000円を切る水準になっていました。1Qの決算は良くはありませんでしたが、最悪でもありませんでした。もう一度過去に戻ったとして、あのタイミングと株価で売却の判断をできるかというと難しいような気もするので、やむを得ないところかもしれません。
今後も損失を出しているまたは出しそうな銘柄(+過熱しすぎた銘柄)の管理には細心の注意を払って行きたいと思います。
約一か月前(11/20)の状況はこちらです。
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2016年12月10日土曜日
ドル円と日経平均のチャート確認(2016/12/10)
まずはドル円チャートです。
▼3カ月チャート
トランプ氏が当選してからドルが急上昇し115円に迫るところまで来ました。トレンドが出ると一気に動きますね。為替は本当によく分かりません。トランプ氏は円高ドル安にしたいはずなのですが。
▼1年チャート
トレンドは転換していました。
▼5年チャート
次の節目はやっぱり120円なんですね。
▼25年チャート
25年で見ても、120円は歴史的に節目となることが多いことが分かります。
次に日経平均チャートです。
▼3カ月チャート
トランプ氏当選の下げを一日で取り戻した後はあれよあれよという間になんと一時19000円をつけるまでになりました。信じられないですね。
▼1年チャート
11/9以降上昇のペースが一気に上がりました。
▼5年チャート
為替で120円があるように、日経平均では20000円がひとつの節目。
▼25年チャート
為替の120円ほど明確ではないですが、やはり20000円というのは心理的に大きなポイントとなっているようです。
しかし上昇するのは指数ばかりで、最近不調が目立つ外食・小売の中小型株を多く持つ私のPFはまったくついていけてません。しかし、個人投資家さんのブログをいろいろと拝見するとやはり多くの方々も同じ状況のようです。
焦らずともしっかりと銘柄にはいずれ資金が入ってきます。今は業績が伸びるのに株価は横ばい、あるいは業績はそこそこなのに株価は下落しているといった銘柄(エナフンさんが最近紹介されていたあの図だと分かりやすいです。いつも分かりやすい説明でさすがです。)は増やし、そうでない銘柄は減らすまたは外すを断行していきたいと思います。
1か月前のエントリーはこちら。
ドル円と日経平均のチャート確認(2016/11/12) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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▼3カ月チャート
トランプ氏が当選してからドルが急上昇し115円に迫るところまで来ました。トレンドが出ると一気に動きますね。為替は本当によく分かりません。トランプ氏は円高ドル安にしたいはずなのですが。
トレンドは転換していました。
▼5年チャート
次の節目はやっぱり120円なんですね。
▼25年チャート
25年で見ても、120円は歴史的に節目となることが多いことが分かります。
次に日経平均チャートです。
▼3カ月チャート
トランプ氏当選の下げを一日で取り戻した後はあれよあれよという間になんと一時19000円をつけるまでになりました。信じられないですね。
▼1年チャート
11/9以降上昇のペースが一気に上がりました。
▼5年チャート
為替で120円があるように、日経平均では20000円がひとつの節目。
▼25年チャート
為替の120円ほど明確ではないですが、やはり20000円というのは心理的に大きなポイントとなっているようです。
しかし上昇するのは指数ばかりで、最近不調が目立つ外食・小売の中小型株を多く持つ私のPFはまったくついていけてません。しかし、個人投資家さんのブログをいろいろと拝見するとやはり多くの方々も同じ状況のようです。
焦らずともしっかりと銘柄にはいずれ資金が入ってきます。今は業績が伸びるのに株価は横ばい、あるいは業績はそこそこなのに株価は下落しているといった銘柄(エナフンさんが最近紹介されていたあの図だと分かりやすいです。いつも分かりやすい説明でさすがです。)は増やし、そうでない銘柄は減らすまたは外すを断行していきたいと思います。
1か月前のエントリーはこちら。
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2016年12月3日土曜日
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/12/3)
毎月一度の「投資信託の状況確認」では、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順に外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックス、新興国株式インデックス、Jリートアクティブ、日本債券インデックスでした。
この一か月は株式系は堅調です。米大統領選が終わり、トランプ大統領の政策に対する期待感と言われています。しかし、マーケットは不確定要素を嫌いますので、その大きな一つがなくなったことも大きいのではないかと個人的には思っています。
Jリートの利回りは平均で 3.69%(前回)→3.65%(今回)とやや下落(価格は上昇)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は上昇、Jリートの利回りも上昇しており、スプレッドは横ばいでした。過去10年を見るとスプレッドは大きいとは言えません。つまりJリートは極端に割安ではありません。
一方、東証一部の配当利回りは下落しました。長期金利とのスプレッドはやや縮小しましたが、依然過去10年では最大レベルとなっています。過去のデータからはこの指標でみると割安だということです。
過去一年の金利です。トランプ大統領誕生により、日米とも金利は上昇。日本の金利は約9か月ぶりにプラスに復帰しました。この動きを受けて日銀はあらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」をすかさず実施し、金利を抑え込みにかかりました。いまのところこのオペが奏功しているように見えます。
幕上がった日銀vsトランプ相場 初の指し値オペ :日本経済新聞
1年チャート
上からJリートアクティブ、日本債券イン デックス、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックスとなっています。
一年でみた場合、まだJリートが他を大きく引き離しています。しかし株式系がだいぶ盛り返してきました。
日経平均前期実績のPERは14.91倍(前回)→16.57倍(今回)、今期予想が14.56倍(前回)→15.80倍(今回)でした。前回から大きく上がりました(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
2年&5年チャート
米国大統領選後、日経平均は大きく上昇していますが、マザーズ指数はちっとも上がっていません。大型>小型の相場であるため、小型株中心の個人投資家は大きな恩恵を受けていないのが現状かもしれません。しかし業績のしっかりした会社は必ず循環物色されますので、しばしの我慢です。とにかく将来の業績と株価のギャップをしっかりと見定めて売買を行っていきたいと思います。
前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/11/5) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順に外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックス、新興国株式インデックス、Jリートアクティブ、日本債券インデックスでした。
この一か月は株式系は堅調です。米大統領選が終わり、トランプ大統領の政策に対する期待感と言われています。しかし、マーケットは不確定要素を嫌いますので、その大きな一つがなくなったことも大きいのではないかと個人的には思っています。
Jリートの利回りは平均で 3.69%(前回)→3.65%(今回)とやや下落(価格は上昇)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は上昇、Jリートの利回りも上昇しており、スプレッドは横ばいでした。過去10年を見るとスプレッドは大きいとは言えません。つまりJリートは極端に割安ではありません。
一方、東証一部の配当利回りは下落しました。長期金利とのスプレッドはやや縮小しましたが、依然過去10年では最大レベルとなっています。過去のデータからはこの指標でみると割安だということです。
過去一年の金利です。トランプ大統領誕生により、日米とも金利は上昇。日本の金利は約9か月ぶりにプラスに復帰しました。この動きを受けて日銀はあらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」をすかさず実施し、金利を抑え込みにかかりました。いまのところこのオペが奏功しているように見えます。
幕上がった日銀vsトランプ相場 初の指し値オペ :日本経済新聞
1年チャート
上からJリートアクティブ、日本債券イン デックス、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックスとなっています。
一年でみた場合、まだJリートが他を大きく引き離しています。しかし株式系がだいぶ盛り返してきました。
日経平均前期実績のPERは14.91倍(前回)→16.57倍(今回)、今期予想が14.56倍(前回)→15.80倍(今回)でした。前回から大きく上がりました(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
2年&5年チャート
米国大統領選後、日経平均は大きく上昇していますが、マザーズ指数はちっとも上がっていません。大型>小型の相場であるため、小型株中心の個人投資家は大きな恩恵を受けていないのが現状かもしれません。しかし業績のしっかりした会社は必ず循環物色されますので、しばしの我慢です。とにかく将来の業績と株価のギャップをしっかりと見定めて売買を行っていきたいと思います。
前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/11/5) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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