2017年2月27日月曜日

【決算分析】8920 東祥 29年3月期3Q

8920 東祥

■事業概要
愛知地盤にスポーツクラブを運営。ABホテル好調で高成長。ローコスト経営に特色。



■決算全般
ほぼ2桁の増収増益での着地でした。3Qでの利益の伸びがいまいちのように見えますが、利益率は例年より良いくらいであり、順調であると考えています。これに伴い、通期予想を上方修正しました。小幅な修正にとどまってはいますが、安定感を見せた決算だったのではないかと思います。また同社の場合はすでに来年度にスポーツクラブ11店舗、ホテルが5棟営業開始予定と売上の大幅増が想定され、既存店の順調さと合わせ考えれば、利益の高成長が見込めるため、高PERを維持でているものと思われます。


以下株探より引用

東祥【8920】、今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額 | 株探ニュース



■4半期決算概要
今3Qの利益は前3Qからの伸びはさほどではありませんが、利益率の指標を見ると例年並みで順調であることが分かります。順調です。






■株価動向
決算後、株価はやや下落しています。

■指標
現在株価 4865円、PER 26.6倍、PBR 4.37倍、ROE 16.0%、DCF法適正株価 4300円



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2017年2月25日土曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2017/2/25)

4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。





昨年3月末からのパフォーマンスはPFが+14.5%(+12.0%)、日経平均が+15.1%(+16.2%)、スプレッドは-0.6pt(-4.2pt)です。暦年ではPFが+2.8%(+0.5%)、日経平均が+0.9%(+1.8%)、スプレッドは+1.9pt(-1.3pt)です。( )内は前回の数値です。

前回と比べるとPFが↑、ベンチマークが↓でパフォーマンスの差が縮まり、昨年末からの成績がやっとほぼ同等というところまで来ました。とはいえ、ジャスダックやマザーズ指数が好調で他の個人投資家さんが非常に好調なのと比較すると物足りないところです。

しかし、投資の世界に身を投じてからダラダラとやっている期間も含めて20年以上になりますと、割とそのあたりは鈍感でして、絶対額で勝っているのだからいいのではないかという感じで焦りは全くないです。これほど長くやっていてもまだ大台は遠い先の話ですが、その過程で少しずつ生活を豊かにする工夫をし、楽しみながらやっていきたいと思います。

今の自分の課題は、資金量が昔に比べて増えたことによる感覚の調整です。PF全体の額が増えると一銘柄に投ずべき資金量は当然増えます。一方で過去に第一位だった銘柄は上昇したもののある程度利益確定したものが多く、絶対額でみると買い付けた頃と変わらず、割合では低下していることが大半です。

私の場合、ここで新たに主力に据えるべき銘柄が表れた場合、どうしても過去第一位銘柄の絶対額との比較で買い付け額を考えてしまいます。正しくは現在で株価で算定したPF内の割合を意識して買うべきであり、上記のような状況であれば新規の主力は昔の主力を乗り越えていかなければなりません。そうでなければPFはどんどん細分化してメリハリのないものになってしまいます。もちろん個々の銘柄に対する信頼度や期待値に応じてではありますが、この当たりをしっかりと意識してPF管理を行っていきたいと考えています。

一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2017/1/29) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+


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2017年2月24日金曜日

【決算分析】9795 ステップ 29年9月期1Q

9795 ステップ

■事業概要
神奈川西部地盤に学習塾「ステップ」を展開。同県立トップ校受験に強く、少ない広告費で生徒を確保できるのが強み。


■決算全般
小幅増収で利益はほぼ横ばいでした。相変わらず安定してますが、もう少し利益成長が欲しいところ。小中学生の生徒数の伸びがやや弱いようです。


以下株探より引用

ステップ【9795】、10-12月期(1Q)経常は微増益で着地 | 株探ニュース


 
■4半期決算概要
前期1Qの利益の伸びが比較的大きかったため、今期は横ばいとなってしまったという見方もできそうです。そういう意味では2Qまでは横ばい圏をキープしてもらって、下期で利益を伸ばすという年かもしれません。利益率、原価率、販管費率に大きな変化はありません。利益率はとても高く安定しています。







■株価動向
この決算に対して、株価はほぼ無反応でした。

■指標
現在株価 1403円、PER 13.2倍、PBR 1.38倍、ROE 10.8%、DCF法適正株価 2065円


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2017年2月18日土曜日

現在の保有銘柄の状況(2017/2/18)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。


現金も含めた加重平均PERは13.19(先月)→13.50(今月)となりました。


今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。

売り テンポスバスターズ(優待分残し)、フジ・コーポレーション(一部)

買い ゲンキー(新規)、シノケングループ(買増)、エイジス(買増)


2751テンポスバスターズ
中途半端なポジションをずっと継続していましたが、今回想定以上に株価が上昇したので、丁度よい機会だと考え、優待分を残して売却しました。足元の業績は良くも悪くもないといった状態でしょうか。あさくま上場がすぐにあったら泣きます。

7605 フジ・コーポレーション
優待拡充により暴騰したので、前回に引き続きまた少しだけ売却しました。今1Qの売り上げは想定内か。ネットでの成長が一服した現在、成長ドライバーは地道な新規出店となると思いますが、どの程度の成長になるのかを見極めたいと思います。そういう意味では優待を拡充したのが気がかりです。



2772 ゲンキー
薬王堂を調査していると常に視野に入る会社のひとつ。北陸・東海を地盤とするドラッグストアで、食品・日用品など生活必需品の比率が高いところが薬王堂と共通する特徴。300坪タイプの中型店の採算性向上に伴い足元の業績は急回復している割には、低位に放置されていると考えました。現在は岐阜を主戦場としていますが、近県には競合のドラッグストアがあるため、長期的な成長が可能かどうかは今後見極めていくつもりです。

現在株価 6160円、PER 15.3倍、PBR 3.14倍、ROE 18.9%、DCF法適正株価 6946円


 
8909 シノケングループ
前期4Qは素晴らしい決算で着地しました。すべてのセグメントの売上・利益が前年比プラスという驚異的な状態を今年も継続しました。今期予想はとりあえずOKです。唯一の気がかりはアパート事業の受注の行方でしょう。金融庁が金融機関の融資を調査し消費者に不利な条件になっていれば改善指導していくとのことですので、どの程度影響を受けるのかという懸念は残ります。しかし、とうとう予想PERは4倍台前半です。決算後も目立った動きはありませんが、これ以上下がれないのではと思いますが・・・・。

現在株価 2020円、PER 4.3倍、PBR 1.81倍、ROE 37.2%、DCF法適正株価 7035円 



4659 エイジス
3Qは素晴らしい数字で着地したのにも関わらず、株価は下落しました。それ以前に業績を織り込んでいたと言えるほど上昇していたわけでもないため割安だと判断しました。国内棚卸は成長鈍化ですが、リテイルサポートサービスが伸びているので、3Qまでと同等とは言えないまでもそれなりの数字で4Qを締めてくれるのではないかと思います。

現在株価 5140円、PER 11.1倍、PBR 2.18倍、ROE 19.7%、DCF法適正株価 7585円

 


1月中旬から2月中旬のマーケットはほぼ横ばいでした。10%程度の調整は通常年に2-3回程度ありますので、そろそろかと思っているのですが、なかなか来ません。

このような市場環境の中、私のPFもほぼ横ばいでした。上記のような相場環境なので非常にお買い得な銘柄は少なく、大きく動きづらい状況が続いています。決算発表も一巡しましたが、私のPFの銘柄はいまいちのものが多く、よいパフォーマンスとは行きませんでした。


この一か月で最も良いパフォーマンスはフジコーポ(+13.5%)、次がアークランドサービス(+8.2%)でした。

フジコーポは上で書いたように優待拡充に対する評価買いです。アークランドサービスは安定の好決算を受けて素直に買われています。出店計画を見ていると今期もかつやが中心のようですが、他社の低価格のかつ丼チェーンが拡大してきていますので、どの時点で客の奪い合いが出てくるのかには注意を払わなければなりません。またそのころには第2の柱(今のところからやまが有望)が育っていることがその後の成長の条件になってくると思われます。


最もパフォーマンスが悪かったのがエイジス(-10.6%)、次がゲンキー(-6.7%)でした。

両方とも上で書いたのでコメントは省略しますが、両社とも業績が良いのにも関わらず株価が下落しているため、買いを入れた格好になっています。

相場としてはボックス圏でなかなか動きづらいですが、エイジスやゲンキーのように業績は良いのに下落しているといった銘柄もあるようです。このような動きをする銘柄はほかにもあると思いますが、日々の動きが大きいわけではないので、日ごろから監視している銘柄でなければなかなか気づきません。その点PF内の銘柄の動きはよく分かりますので、そのアドバンテージを活かしてより期待値の高い銘柄に乗り換えていくという地道な作業を欠かさないようにしていきたいと思います。

約一か月前(1/21)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2017/1/21) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+


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2017年2月11日土曜日

ドル円と日経平均のチャート確認(2017/2/11)

まずはドル円チャートです。


▼3カ月チャート

ここひと月はじりじりと円高となっていましたが、2/7の111円60銭を境に円安に反転しています。日米首脳を機に急激な動きが出ないか注目です。しかしトランプさんからどんな発言が飛び出すか本当に分かりません。戦略だと分かった上で聞いていても???という感じです。それもふくめて作戦なのでしょうか。



▼1年チャート
 
セオリー通り半値戻しで反転。この後110-115をダラダラ?




▼5年チャート





▼25年チャート





次に日経平均チャートです。


▼3カ月チャート

12月中旬以降、18500-19500のボックス相場と言えそうです。反転しても19500が節目となります。20000円に到達するにはそれなりのエネルギーが必要か?





▼1年チャート






▼5年チャート






▼25年チャート





1か月前のエントリーはこちら。

ドル円と日経平均のチャート確認(2017/1/14) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



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2017年2月9日木曜日

【決算分析】4659 エイジス 29年3月期3Q

4659 エイジス

■事業概要
実地棚卸し代行で国内圧倒的首位。業務の平準化に注力。海外を育成中。


■決算全般
2Qに続いて、大幅増益で着地。閑散期なので3Q単計の増益率は割り引いて考える必要がありますが、平準化が奏功しこの時期にも安定して利益がでるようになりました。国内棚卸サービスは成長が鈍化した感がありますが、リテイルサポートサービスが大きく成長しており、通期での上方修正も視野に入ってきました。


以下株探より引用

エイジス【4659】、4-12月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・10-12月期も47%増益 | 株探ニュース



■4半期決算概要
売上、利益とも各四半期できれいに右肩上がりとなっており、成長の安定性に目を見張ります。次の4Qは昨年大きな利益を計上しているので高いハードルです。どうなりますか。






■株価動向
高決算にもかかわらず、発表後株価は下落しています。

■指標
現在株価 5160円、PER 11.1倍、PBR 2.18倍、ROE 19.7%、DCF法適正株価 7585円


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