第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
年度末に余剰資金を追加したため、現金比率が高くなりました。現金も含めた加重平均PERは14.82(先月)→13.19(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り ユニバーサル園芸社(監視分残し)、フジ・コーポレーション(一部)、トレファク(監視分残し)
買い ハンズマン(買増)
6061 ユニバーサル園芸社
前回に引き続きポジションを縮小し、監視分を除いてすべて売却しました。理由は前回と同様で海外のM&A案件プレミア社の不確実性のためです。M&Aはただでさえ難しいのに、それが海外となるとさらに難易度が上がるということを実感しました。良い会社だと思っているので、経過を見守り再エントリーを伺いたいと思います。
7605 フジ・コーポレーション
前回に引き続きまた少しだけ売却。昨年は北海道以外は雪が少なく、特に12月はむしろ一昨年より少ないくらいだったので、スタッドレスの動きに影響がでそうだと思い、少し売却しました。しかし、12月の月次を見てみると既存店、全店共4%増と比較的底堅く推移しており、1月の状況次第では実は結構良い1Qの可能性も出てきたのかもしれません。ということで今の中途半端なポジションのまま1Qの決算を待つことになりそうです。
3093 トレファク
3Qの決算で書いた通り、散々な業績となっています。リーマンショックをも増収増益で切り抜けた同社がここまで崩れるとは思っていませんでした。売却の理由は業績悪化が一時的な理由だという確信が持てなくなったからです。そもそも堀を深くできる業種ではないので、もしかすると同社もEC化の波に飲み込まれて利益が出しづらくなっていくのかもしれません。このあたりを見極めつつ、再エントリーするかどうかを決めたいと思います。
一時は1700円台までつけましたが結局900円前後で売却することになり、下手な売買でしたが、それでも当初の買値からは3倍以上となりました。調べると2012年10月から4年もの長きに渡り保有していました。思い入れの大きい銘柄なのですが、常に未来志向で売買を行わなくてはなりませんので仕方ありません。同社には感謝の気持ちで一杯です。
7636 ハンズマン
前回に引き続き買い増しました。12月の月次も好調に推移しています。この月次なら2Qも1Qと同程度の増収増益にまとめてくる可能性が高いですので、業績的には心配していません。唯一の懸念は新規出店がなかなか決まらないことです。福岡の物件を探しているようですが、首を長くして吉報を待ちたいと思います。
現在株価 1825円、PER 15.9倍、PBR 2.43倍、ROE 15.6%、DCF法適正株価 1931円
12月中旬から1月中旬のマーケットはやや軟調でした。今の下落の程度だと、トランプ大統領に対する期待が膨らみ過ぎたので、就任前に調整が入っているだけといった印象です。
このような市場環境の中、私のPFは微増となりました。前半(昨年末)は小型株が堅調だったので、その貯金でなんとか逃げ切った感じで、大して増えている感じはしません。
この一か月で最も良いパフォーマンスはエムケイシステム(+18.6%)、次がエイジス(+7.3%)でした。
エムケイシステムは上昇しましたが、同社の優位性や成長力が本物であればまだまだ上がるという認識でいます。それが確認できるのが2/3の3Qです。期待して待ちたいと思います。エイジスは特に理由はないのですが、指標的に割安ですので全体の流れに乗って買われたのかもしれません。一方月次を見ると昨年度、一昨年度より累計の伸びが落ち着いてきており、主力の国内棚卸で大きな増益は見込めそうもありません。利益をしっかりと伸ばせるかどうかはリテイルサポートサービスにかかっていると言えそうです。
最もパフォーマンスが悪かったのがフジ・コーポレーション(-10.1%)、次がハンズマン(-7.8%)でした。
フジ・コーポレーションは蓋を開けてみれば昨年度と同様に雪が少ないことが下落の主因でしょう。ただ上で書いたように思ったより1Qが良い可能性もあると思いますので、サプライズに期待です。ハンズマンの下落はよく分かりません。月次が軟調だからとも言われていますが、既存店で5%増ですので実は素晴らしいです。
この一か月、主力で公開している銘柄は軟調で、様子見で軽く買っている銘柄は非常によく上がりました。新規に買う銘柄は勢いのあるものが多いので仕方ない面もあるのですが、そこを大きく買いきれないのがパフォーマンスの伸び悩みに影響していると思います。買うべきは買い、売るべきは売るというメリハリをしっかりつけていきたいと思います。
昨日、松乃屋でロースかつ定食を食べてきました。 松乃屋は松屋フーズが展開するとんかつチェーンで最近急激に店舗数を増やしています。ついにかつやのライバルが名乗りを上げたので敵情視察というわけです(笑)。料理はかつやよりチープな感じでまだまだ洗練されていないという印象でした。しかし、食券方式を使っており、人件費の削減としてアリだなと思いました。現在は駅近に出店が多い感じで、ロードサイド中心のかつやとは競合は少なそうですが、いずれは牛丼のように熾烈な争いになるのが自然な流れでしょう。もとより外食産業は高い参入障壁を築けない業種なので、アークランドサービスに対する過信には気を付けなければならないと肌で感じました。同社にはからあげの新業態で再度急成長してほしいものです。
約一か月前(12/18)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2016/12/18) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
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