4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。
今年3月末からのパフォーマンスはPFが+39.4%(+46.7%)、日経平均が+15.8%(+25.0%)、スプレッドは+23.6pt(+21.7pt)です。暦年ではPFが+0.0%(+5.1%)、日経平均が-3.8%(+3.8%)、スプレッドは+3.8ptです。( )内は前回の数値です。
このひと月はPFと日経平均が共に値下がりしました。PFの下落幅が日経平均よりも小さかったため、スプレッドは拡大しました。この結果はキャッシュを抱えている自分に有利なので当然なのですが、超主力となっていたアクアラインやアークランドサービスが大きな下落に見舞われたため苦しい展開となっています。そのため、多くの個人投資家さんからパフォーマンスは劣後していますが、とにかく大きな失敗だけはしないように注意していきたいと思います。
日経平均はようやく1/3戻しの水準です。再度下落の可能性もまだまだ結構あると思いますので、少し手厚く用意されている現金でまた対応していきたいと思います。
一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/1/27)
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2018年2月24日土曜日
2018年2月18日日曜日
現在の保有銘柄の状況(2018/2/18)
第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
加重平均PERは22.84(先月)→19.88(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り シノケングループ(一部売却)ジェイエスエス(一部売却→監視銘柄へ)
買い アメイズ(買い増し)、プレサンス(新規)、ステップ(買い増し)
8909 シノケングループ
すでに増配を発表していたので、4Qが大幅増益となることは分かっていたのですが、今期の増益に反応したのか、決算発表後に暴騰したので、ありがたく売却しました。
6074 ジェイエスエス
会社の計画線通りでPERから考えても慌てて売る局面ではなかったのですが、他との兼ね合いですね。
6076 アメイズ
2/6以後の暴落で低PER、増収増益予想、ボラティリティが大きい(下落した後しっかり反発する)を探していたのですが、私の監視銘柄の中では最も条件がそろっていたのが同社でした。なので他の銘柄もちょこちょこ買い増ししましたが、一番メインで買った会社になります。今後の急反発を願っています。
現在株価 1880円、PER 13.6倍、PBR 3.28倍、ROE 16.9%、DCF法適正株価 2827円
3254 プレサンスコーポレーション
私にとってはなじみ深い銘柄で、久しぶりに再投資となります。個人投資家に人気のサンセイランディックもそうなのですが、不動産銘柄には以後の売上が想定できる契約高を公表しているところがあります。同社もその一つで3Qの契約も過去最高、3Q時点の契約残高も過去最高、仕掛不動産も過去最高でした。ということで目下業績好調の上、さらなる高みを目指すようですので、しばらくの付き合いになると考え、準主力銘柄といたしました。ただ、シクリカルな業種なので、契約状況次第ではあっさりと手放す可能性もあります。
現在株価 1597円、PER 7.1倍、PBR 1.36倍、ROE 19.9%、DCF法適正株価 2822円
9795 ステップ
もうちょっと安いか、ボラティリティが大きければがっつり買っても良いのですが、今の時点では小幅な買い増しにとどまっています。
現在株価 1769円、PER 15.4倍、PBR 1.62倍、ROE 10.7%、DCF法適正株価 2293円
この一か月で最も良いパフォーマンスはシノケングループ(+9.4%)、次がプレサンスコーポレーション(+2.6%)でした。2つとも不動産銘柄ですね。シノケンは思いの外値上がりました。今は高PERが嫌われているので、万年不人気銘柄に買いが集まった格好です。いつまで続くかは分かりませんが。
最もパフォーマンスが悪かったのがアクアライン(-22.1%)、次がアークランドサービス(+14.8%)でした。アクアラインは流動性が低めPERがやや高めで、3Q大幅減益だった上、通期見通しも下方修正したため、大幅下落となりました。私のPF第一位だっため、大打撃です(笑)。しかし、売上の伸びが著しく、サービススタッフの積極採用や知名度向上への先行投資ということですから、前向きな投資であると考え、保有株は継続としています。アークランドサービスは決算失望売り等ありますが、結局のところもともとPERが高すぎための反動と見ています。現在くらいの株価で買い増しできるシステムであれば、以前の株価で確定売りというのも可能かとは思うのですが、私のシステム上はできませんので、よほど高くなければ継続ということになります。ここも保有株はまったく動かしていません。本業の成績を厳しく?観察して判断していこうと思います。
先月に大きな下げが欲しいなんて書いたところ、本当に来てしまって気合を入れて買い漁ろうと思ったらもう一押し足りない銘柄が多かった印象です。もちろんまだ下げる可能性がありますので、そうなったら、いよいよ今主力に並んでいる業績好調の銘柄が何銘柄かが射程に入ると思います。しかし、そうなると資産額の目減りは相当大きなものになりそうなため、やっぱりもういいです(笑)と思ってしまいます。しかし投資家のそんな都合を配慮して相場は動いてくれませんので、そうなったらそうなったで淡々と対応することになります。幸い、下げ局面でそれなりに買ったのですが、決算発表で売っても良い銘柄が出てきたため、あまり現金が減っていません。この量があればそれなりの対応が可能です。
それにしてもZOZOSUITの革新性に感動し、この革命を目の前にして指を食わていてみているだけなのは投資家としてどうなのかと考え、監視銘柄内の少量ですがスタートトゥデイを高いPERで買った途端暴落に見舞われたのにはがっかりです(笑)。
約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/1/21)
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加重平均PERは22.84(先月)→19.88(今月)となりました。
今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。
売り シノケングループ(一部売却)ジェイエスエス(一部売却→監視銘柄へ)
買い アメイズ(買い増し)、プレサンス(新規)、ステップ(買い増し)
8909 シノケングループ
すでに増配を発表していたので、4Qが大幅増益となることは分かっていたのですが、今期の増益に反応したのか、決算発表後に暴騰したので、ありがたく売却しました。
6074 ジェイエスエス
会社の計画線通りでPERから考えても慌てて売る局面ではなかったのですが、他との兼ね合いですね。
6076 アメイズ
2/6以後の暴落で低PER、増収増益予想、ボラティリティが大きい(下落した後しっかり反発する)を探していたのですが、私の監視銘柄の中では最も条件がそろっていたのが同社でした。なので他の銘柄もちょこちょこ買い増ししましたが、一番メインで買った会社になります。今後の急反発を願っています。
現在株価 1880円、PER 13.6倍、PBR 3.28倍、ROE 16.9%、DCF法適正株価 2827円
3254 プレサンスコーポレーション
私にとってはなじみ深い銘柄で、久しぶりに再投資となります。個人投資家に人気のサンセイランディックもそうなのですが、不動産銘柄には以後の売上が想定できる契約高を公表しているところがあります。同社もその一つで3Qの契約も過去最高、3Q時点の契約残高も過去最高、仕掛不動産も過去最高でした。ということで目下業績好調の上、さらなる高みを目指すようですので、しばらくの付き合いになると考え、準主力銘柄といたしました。ただ、シクリカルな業種なので、契約状況次第ではあっさりと手放す可能性もあります。
現在株価 1597円、PER 7.1倍、PBR 1.36倍、ROE 19.9%、DCF法適正株価 2822円
9795 ステップ
もうちょっと安いか、ボラティリティが大きければがっつり買っても良いのですが、今の時点では小幅な買い増しにとどまっています。
現在株価 1769円、PER 15.4倍、PBR 1.62倍、ROE 10.7%、DCF法適正株価 2293円
この一か月で最も良いパフォーマンスはシノケングループ(+9.4%)、次がプレサンスコーポレーション(+2.6%)でした。2つとも不動産銘柄ですね。シノケンは思いの外値上がりました。今は高PERが嫌われているので、万年不人気銘柄に買いが集まった格好です。いつまで続くかは分かりませんが。
最もパフォーマンスが悪かったのがアクアライン(-22.1%)、次がアークランドサービス(+14.8%)でした。アクアラインは流動性が低めPERがやや高めで、3Q大幅減益だった上、通期見通しも下方修正したため、大幅下落となりました。私のPF第一位だっため、大打撃です(笑)。しかし、売上の伸びが著しく、サービススタッフの積極採用や知名度向上への先行投資ということですから、前向きな投資であると考え、保有株は継続としています。アークランドサービスは決算失望売り等ありますが、結局のところもともとPERが高すぎための反動と見ています。現在くらいの株価で買い増しできるシステムであれば、以前の株価で確定売りというのも可能かとは思うのですが、私のシステム上はできませんので、よほど高くなければ継続ということになります。ここも保有株はまったく動かしていません。本業の成績を厳しく?観察して判断していこうと思います。
先月に大きな下げが欲しいなんて書いたところ、本当に来てしまって気合を入れて買い漁ろうと思ったらもう一押し足りない銘柄が多かった印象です。もちろんまだ下げる可能性がありますので、そうなったら、いよいよ今主力に並んでいる業績好調の銘柄が何銘柄かが射程に入ると思います。しかし、そうなると資産額の目減りは相当大きなものになりそうなため、やっぱりもういいです(笑)と思ってしまいます。しかし投資家のそんな都合を配慮して相場は動いてくれませんので、そうなったらそうなったで淡々と対応することになります。幸い、下げ局面でそれなりに買ったのですが、決算発表で売っても良い銘柄が出てきたため、あまり現金が減っていません。この量があればそれなりの対応が可能です。
それにしてもZOZOSUITの革新性に感動し、この革命を目の前にして指を食わていてみているだけなのは投資家としてどうなのかと考え、監視銘柄内の少量ですがスタートトゥデイを高いPERで買った途端暴落に見舞われたのにはがっかりです(笑)。
約一か月前の状況はこちらです。
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2018年2月11日日曜日
暴落時にパニック売りさせられないために
今回の高値から下落幅を確認すると、日経平均が3051円で-12.6%、TOPIX が204ptでー10.6%、ジャスダックが539円で-12.5%、マザーズが242ptと-17.7%下落しました。この状況から分かるように、どちらかというと大型株よりも中小型株の方が下げがきつかったようで、個人投資家には厳しい下落です。それまで恩恵を受けすぎたということなのですが。
このような状況の中での多くの人の目標は、まずはマーケットに参加し続けること、その上でできるだけ損失を食い止めるといったところだと思います。この目標を達成するためにどう行動したら良いかですが、おそらく正解はありません。ただ自分にあった方法がそれぞれにあるだけだと思います。暴落の恐怖で通常とは違うトレードをしてしまうようならその方法は自分に合っていないということです。
つまり投資法やトレードは自分が耐えられる暴落時の対応があらかじめ組み込まれていて、通常時と暴落時で一貫した姿勢を取り続けられなければなりません。そうでないと、ファンダメンタル重視の投資家であれば安いところで売って、高いところで買わされてしまいます。
そのシステムが今回の下落に合っていれば、人より優れたパフォーマンスになるでしょうし、そうでなければ劣後します。劣後したとしても、少なくとも一貫性は保たれますので、一発退場したり、後で見て信じられない安値で売らされることはなくなります。
私は過去に何度か書いていますが、20~30%の下落は一応常に想定しており、今回もその下落時の対応通りに行動しました。私にはこれが合っているようで、精神的に楽です。買い増し量は全体の中では微々たる量なので、パフォーマンスに与える影響は軽微なのですが、暴落時に安く買えるのはやはりうれしいんですね。
下落局面でパニックにならないためのひとつの方法
ちなみに今回は低PER、増収増益基調、ボラティリティが高い銘柄を狙いました。主力級ではこれでもまだ下げが足りず、買い増し候補がほとんどありませんでしたので、どれを買い増すか非常に悩み疲れました。
リバウンドに迫力がなく、反発なく下げる可能性もありそうですが、そうなれば第2弾発動ということになります。またどれを買うかで頭を悩ませなければなりませんが、粛々と対応していきたいです。でもやっぱりもう下げないで欲しいですね(笑)。
参考になれば幸いです。
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このような状況の中での多くの人の目標は、まずはマーケットに参加し続けること、その上でできるだけ損失を食い止めるといったところだと思います。この目標を達成するためにどう行動したら良いかですが、おそらく正解はありません。ただ自分にあった方法がそれぞれにあるだけだと思います。暴落の恐怖で通常とは違うトレードをしてしまうようならその方法は自分に合っていないということです。
つまり投資法やトレードは自分が耐えられる暴落時の対応があらかじめ組み込まれていて、通常時と暴落時で一貫した姿勢を取り続けられなければなりません。そうでないと、ファンダメンタル重視の投資家であれば安いところで売って、高いところで買わされてしまいます。
そのシステムが今回の下落に合っていれば、人より優れたパフォーマンスになるでしょうし、そうでなければ劣後します。劣後したとしても、少なくとも一貫性は保たれますので、一発退場したり、後で見て信じられない安値で売らされることはなくなります。
私は過去に何度か書いていますが、20~30%の下落は一応常に想定しており、今回もその下落時の対応通りに行動しました。私にはこれが合っているようで、精神的に楽です。買い増し量は全体の中では微々たる量なので、パフォーマンスに与える影響は軽微なのですが、暴落時に安く買えるのはやはりうれしいんですね。
下落局面でパニックにならないためのひとつの方法
ちなみに今回は低PER、増収増益基調、ボラティリティが高い銘柄を狙いました。主力級ではこれでもまだ下げが足りず、買い増し候補がほとんどありませんでしたので、どれを買い増すか非常に悩み疲れました。
リバウンドに迫力がなく、反発なく下げる可能性もありそうですが、そうなれば第2弾発動ということになります。またどれを買うかで頭を悩ませなければなりませんが、粛々と対応していきたいです。でもやっぱりもう下げないで欲しいですね(笑)。
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2018年2月3日土曜日
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2018/2/3)
「投資信託の状況確認」は、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順にJリートアクティブ、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券インデックス、日経225インデックスでした。
日経平均が最下位は久々な気がします。それに引き換えJリートは堅調です。
Jリートの利回りは平均で 4.16%(前回)→4.01%(今回)となりました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。利回りが下がりました(価格は上昇)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は横這い、Jリートの利回りはやや下落し、スプレッドは少し縮小しています。過去10年で見るとスプレッドは少し大きい部類に入るくらいになってきたかもしれません。
一方、東証1部の配当利回りは低下傾向です。長期金利とのスプレッドもやや縮小していますが、過去10年で見るとまだ大きい部類になります。過去のスプレッドのデータからは東証1部の株価はまだ割安だということです。
過去一年の金利です。0.1%近辺となっています。日本の金利はここ一年近く0~0.10%の間で安定しています。日銀はしばらくは0金利近辺になるように、質・量を調整し、誘導すると宣言していますので、方針に変更がない限り10年金利はこのレンジで推移することになるのだと思います。
1年チャート
上から新興国株式インデックス、日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券イン デックス、Jリートアクティブとなっています。
Jリートがだいぶ浮上してきました。
日経平均前期実績のPERは17.47倍(前回)→17.09倍(今回)、今期予想が15.63倍(前回)→15.10倍(今回)でした。(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。実績PERよりも予想PERの下げの方が小さいですが、気にする程度ではないように思います。昨年2月の実績と予想PERがそれぞれ17.36と16.11ですので、実績も前年と変わりませんし、今期予想15.10倍はむしろ安いんですね。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
日経平均と比較するとJASDAQの高さが目立ちます。
2年&5年チャート
個人投資家のブログで相場が過熱気味だという意見が散見されますが、各指標を確認する限りはそれほどでもないです。ただJASDAQがここ数か月かなり買われているので、体感的にバブルのように感じるのかもしれません。
また、アメリカの金利上昇が初期のフェイズを通過しいよいよ企業業績にダメージを与える段階に入ってきたようです。さらに日銀ははっきりとは言わないものの、日本においても今後の賃金上昇をを契機としたそれなりの物価上昇があれば、量的緩和を縮小する可能性がでてきました。
これらのことから、なんでも買われるバラ色の相場が業績を見極める相場になるため、高値をつけている企業が期待されている数字を残せないと辛いかもしれません。
前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2018/1/6)
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DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順にJリートアクティブ、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券インデックス、日経225インデックスでした。
日経平均が最下位は久々な気がします。それに引き換えJリートは堅調です。
Jリートの利回りは平均で 4.16%(前回)→4.01%(今回)となりました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。利回りが下がりました(価格は上昇)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利は横這い、Jリートの利回りはやや下落し、スプレッドは少し縮小しています。過去10年で見るとスプレッドは少し大きい部類に入るくらいになってきたかもしれません。
一方、東証1部の配当利回りは低下傾向です。長期金利とのスプレッドもやや縮小していますが、過去10年で見るとまだ大きい部類になります。過去のスプレッドのデータからは東証1部の株価はまだ割安だということです。
過去一年の金利です。0.1%近辺となっています。日本の金利はここ一年近く0~0.10%の間で安定しています。日銀はしばらくは0金利近辺になるように、質・量を調整し、誘導すると宣言していますので、方針に変更がない限り10年金利はこのレンジで推移することになるのだと思います。
1年チャート
上から新興国株式インデックス、日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券イン デックス、Jリートアクティブとなっています。
Jリートがだいぶ浮上してきました。
日経平均前期実績のPERは17.47倍(前回)→17.09倍(今回)、今期予想が15.63倍(前回)→15.10倍(今回)でした。(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。実績PERよりも予想PERの下げの方が小さいですが、気にする程度ではないように思います。昨年2月の実績と予想PERがそれぞれ17.36と16.11ですので、実績も前年と変わりませんし、今期予想15.10倍はむしろ安いんですね。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
日経平均と比較するとJASDAQの高さが目立ちます。
2年&5年チャート
個人投資家のブログで相場が過熱気味だという意見が散見されますが、各指標を確認する限りはそれほどでもないです。ただJASDAQがここ数か月かなり買われているので、体感的にバブルのように感じるのかもしれません。
また、アメリカの金利上昇が初期のフェイズを通過しいよいよ企業業績にダメージを与える段階に入ってきたようです。さらに日銀ははっきりとは言わないものの、日本においても今後の賃金上昇をを契機としたそれなりの物価上昇があれば、量的緩和を縮小する可能性がでてきました。
これらのことから、なんでも買われるバラ色の相場が業績を見極める相場になるため、高値をつけている企業が期待されている数字を残せないと辛いかもしれません。
前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2018/1/6)
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