2016年8月24日水曜日

【決算分析】8909 シノケングループ 28年12月期2Q

シノケングループ【8909】、上期経常は20%増益で上振れ着地 | 株探ニュース

  シノケングループ <8909> [JQ] が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。16年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の46.2億円に伸び、従来予想の39億円を上回って着地。
 通期計画の71億円に対する進捗率は65.2%に達し、さらに5年平均の59.7%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比4.1%減の24.7億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.8%増の17.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の12.3%→12.7%に上昇した。



■事業概要
頭金ゼロで可能なアパート、マンション経営を提案。不動産賃貸管理や介護などストック事業を育成。アセアン進出。

■決算全般
上期は上ブレで着地となりました。売上が20%超増、営業利益も30%超増ですので、絶好調を維持しています。経常利益、最終利益の伸びは営業利益よりやや劣りますが、営業外収益の剥落、為替差損発生、違約金収入の剥落などですので心配の必要はないと思います。引き続き各セグメント共、売上と利益を伸ばしており安定しています。心配な点を強いて挙げるとすれば、アパート管理事業の利益率が低下していることです。これは1Qに引き続きの傾向で、売上を優先している印象があります。現状はそれを補って余りある受注高の伸びとなっていますので、問題ないと思います。





■4半期決算概要
相変わらず売上と利益の伸びが驚異的です。1Qと同様に原価率が下がり、販管費率が上がって、結果として利益率は微増となっています。2Qでは1Qでの過去最高のアパート受注残高を更新。マンション契約残も1Qや昨年より増加しましたので、受注状況は引き続き良好です。

■株価動向
この決算後、株価は一旦上昇しましたが、続かず下落。

■指標
現在株価 1912円、PER 6.6倍、PBR 2.09倍、ROE 34.6%、DCF法適正株価 4364円
 
 


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