2016年8月16日火曜日

【決算分析】8920 東祥 29年3月期1Q

東祥【8920】、4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地 | 株探ニュース

 東祥 <8920> が7月29日大引け後(16:50)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比11.1%増の13.1億円に伸びたが、4-9月期(上期)計画の27.1億円に対する進捗率は48.5%となり、5年平均の47.5%とほぼ同水準だった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の25.8%→25.9%とほぼ横ばいだった。




■事業概要
愛知地盤にスポーツクラブを運営。ABホテル好調で高成長。ローコスト経営に特色。

■決算全般
一桁の増収営業増益と増益幅がやや物足りないものの、まずまずの着地となりました。熊本地震の影響も若干あったかもしれません。売上から見るとやはりホテル事業が成長ドライバーとなっているようです。






■4半期決算概要
売上、利益、利益率は問題なし。気になるのは原価率が大きく下がっている代わりに販管費率が上昇していることです。販管費率上昇の主因は「その他」で前期の1.6倍にもなっています。全体として数字がまとまっているので良いのですが、少し気にしてみていきたいと思います。

■株価動向
この決算に対して株価はほぼ反応しませんでした。横ばい状態が続いています。

■指標
現在株価 4370円、PER 25.1倍、PBR 4.27倍、ROE 17.4%、DCF法適正株価 4050円



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