スターツコーポレーション【8850】、4-12月期(3Q累計)経常は1%減益も対通期進捗は過去平均を超過 | 株探ニュース
スターツ <8850> が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.7%減の117億円となり、通期計画の156億円に対する進捗率は75.3%に達し、5年平均の68.5%も上回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比11.4%減の38.6億円に減る見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.2%増の43.3億円となったが、売上営業利益率は前年同期の11.5%→9.2%に悪化した。
負ののれん益計上で、最終益はかさ上げされていますが、2Qと同じように実質的に横ばいという認識で良いと思います。
売上については大きな分譲不動産の売上が立ったため、累計でも増加に転じましたが、営業・経常利益ベースではほぼ横ばいのままです。
この会社はセグメント毎に分析しないと分からないので、グラフにまとめてみました。各四半期毎の売上と営業利益です。
これらのグラフより分かる事は
・売上においては建設事業・不動産管理事業・ゆとり事業が順調に伸びている。
・今3Qに分譲不動産に大きな売上があった。しかし赤字も大きかった。
・利益においては不動産管理事業がかなり順調。ゆとり事業もまずまず。
・建設事業はこれまでとても順調に伸びていたが、今3Qにおいては前期を下回った。
建設事業の利益が3Q単独で前期を下回ったものの、主力事業の不動産管理・建設は順調で私の中では合格ラインより上でした。ゆとり事業はこれからが楽しみですが、他はどうも足を引っ張っている感じです。
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