スターツコーポレーション【8850】、今期経常は1%増で6期連続最高益更新へ | 株探ニュース
スターツ <8850> が5月11日大引け後(16:30)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比1.2%増の163億円になり、従来予想の156億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。16年3月期は前期比0.8%増の165億円とほぼ横ばいを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、8期連続増益になる。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.4%増の46.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.6%→11.0%に上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当期の売上高におきましては、平成26年3月に取得いたしました日本橋ビルの賃料収入の発生及びグループ会社の業績の着実な向上に伴う配当金収入の増改に伴い、前期と比較いたしまして1,965百万円増加いたしました。この結果、営業利益は前期と比較いたしまして937百万円増加し3,638珀万円、経常利益は908百万円増加し3,873百万円となりました。一方で、固定資産の評価見直しに伴う減損損失等特別損失の計上により、当期純利益は144百万円増加の3,409百万円となっております。
今4Qで売上~経常利益まではやはりほぼ横ばいでした。最終益で大幅な減益となったのでは上記ニュースにもありますように減損損失が主な理由です。4Qのみで10億円くらい減損損失を出しています。
個人的には負ののれん益が計上される今期の利益を出しすぎないように先手を打って損失を計上してい可能性があるので、それほど問題はないと考えています。
以下はセグメント毎の各四半期毎の売上と営業利益です。
これらのグラフより分かる事は
・売上においては不動産管理事業・ゆとり事業が順調に伸びている。
・今4Qの建設事業の売上は芳しくなかった。
・利益においては不動産管理事業、ゆとり事業は順調。
・建設事業は3Qよりもさらに4Qで利益が落ちている。
・今4Qは分譲事業で大きな利益を確保した。
主力事業の不動産管理は順調ですが、建設事業の業績がやや弱いです。決算短信の受注状況を見るとわずかに前年を下回っていますが、繰越高は前年を上回っていますので、そう急激に業績は落ちないのではないかと思っています。
分譲不動産事業でも同じように契約高は前年をやや下回りましたが、契約残高は前年をかなり上回っています。
全体的にもさっとしていますが、やはり今回も私の中では合格ラインより上でした。気長にホールドしたいと思います。
この決算を受けて株価はやや下落しました。
現在株価1858円、PER10.7倍、PBR1.86倍、ROE20.2%、DCF法適正株価2814円
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