テンポスバスターズ【2751】、上期経常が16%増益で着地・8-10月期も38%増益 | 株探ニュース
テンポス <2751> [JQ] が12月10日大引け後(17:55)に決算を発表。16年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比15.6%増の10.3億円に伸びたが、通期計画の20.8億円に対する進捗率は49.6%となり、5年平均の50.4%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.9%増の10.4億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である8-10月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比38.0%増の5.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.1%→7.8%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
個別業績予想につきまして、新規出店目標を当初15店舗とし、売上の増加を見込んでおりましたが、当社条件に合う物件が想定以上に見つからず、年間出店目標を10店舗へ下方修正したことから、主として厨房機器関連商品及び製品の売上が想定を下回る見込みです。 これにより第2四半期では売上高、経常利益、当期純利益を、通期では売上高を下方修正致します。(注)上記の業績予想»続く
は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、さまざまな要因の変化により、実際の業績は記述されている将来の見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おき下さい。
1Qでの減収を盛り返し、単独、累計共増収増益と良好でした。テンポス本体は今期の新規出店が予想を下回るため、通期の売上を下方修正しています。この後発表された子会社あさくまの業績は売上は大幅増、利益は減少でした。利益減の要因は出店費用などの投資がかさんだためのようです。連結で見るとちょうどバランスがとれているような恰好になってます。
四半期毎の数字も基本的に良好です。セグメントが単一でないため、この分析だけではわからない面もあるかもしれませんが、なんといってもこの会社の場合は主に飲食事業における売上の伸びがカギでしょう。原価や販管費の変動も売上の伸びでそれなりにまとめてしまうということになるのだと思います。この点では業績が読みにくいのですが、PF内での比率もそれほど高くなく、あさくま上場(いつになるのやら)による第2のクリエイトレストラン期待もあり、当面は静観する予定です。
株価は決算には反応せず、ヨコヨコで推移しています。
現在 1935円、PER 23.6倍、PBR 3.87倍、ROE 17.2%、DCF法適正株価 1897円
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