ギガプライズ【3830】、7-9月期(2Q)経常は6%減益 | 株探ニュース
ギガプライズ <3830> [名証C] が11月13日大引け後(16:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.5%増の1億7100万円に伸びたが、通期計画の4億5700万円に対する進捗率は37.4%にとどまり、5年平均の42.2%も下回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比37.5%増の2億8600万円に拡大する計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.4%減の8800万円に減り、売上営業利益率は前年同期の17.4%→12.8%に低下した。
累計では良い数字であるものの、2Qで減益となっているのが気になる決算でした。決算補足資料を見ると、原因は賃貸管理ソフトの売上の減少にあるようです。6月から「FutureVision Air」をリニューアルしたはずなのですが、立ち上がりが悪かったのでしょうか。
ただいずれにしても現時点ではHomeIT事業がすべてといっても過言ではありません。また同社の新規顧客獲得は大半は4Qであると考えられることから、来年の1-3月にどこまで契約数が伸びるかがポイントになると見ています。
販管費については会社発表の資料では減益要因とされていますが、売上比ではむしろ安定しており、主因は原価率(賃貸管理ソフトの売上の減少による)にあると考えられます。
株価はこの決算を受けて下落し、その後じり貧の展開が続いています。
現在 2231円、PER 10.6倍、PBR 2.85倍、ROE 33.6%、DCF法適正株価 4388円
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