2016年7月18日月曜日

現在の保有銘柄の状況(2016/7/18)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

約一か月前(6/19)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2016/6/19) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



現在の持ち株を金額順に並べると以下のようになります。現在現金も含めた加重平均PERは14.39(先月)→15.75(今月)となりました。




売り トレファク(一部売却)、シノケン(一部売却)、フジコーポ(一部売却)、あみやき亭(一部売却)、ブロンコビリー(一部売却)、薬王堂(一部売却)

買い ハンズマン(買増)、ピーシーデポ(新規)、その他優待または監視銘柄


3093 トレファク
先日の決算はいまいちでした。しかし大局的には成長中であり、その中の低成長期間だと認識しています。また他の同業他社と比較すると安定感が光っています。しかしながら、株価の本格上昇にはしばらくかかると考えられるため、下落局面で買い増した分を売却し、新規銘柄の購入資金にあてることにしました。

8909 シノケングループ
こちらは1000円台で仕込んでいたのですが、かなり上がったので一部売却。業績好調なのである程度の株数は保持していく予定。

7605 フジ・コーポ
トレファク同様、回復には時間がかかりそうなので、一部売却。

2753 あみやき亭
先日の決算がイマイチだったので、売られています。自信度が下がったので少し売却。基本的には良い会社だと思っていますので、残りはホールドしたいところですが、今後どうするかは決めていません。

3091 ブロンコビリー
決算前で少し高くなっていたのと、キャッシュねん出のため、少しだけ売却。金曜日の決算は順調そのものでした。売らない方が正解だったかもしれません。残りはホールドの予定。

3385 薬王堂
ここ一か月で暴騰していました。理由は月次と好調な決算です。ゲンキーやクスリのアオキからの退避資金の受け皿になっているのかもしれません。できるだけ我慢して引っ張ったのですが、チャート的には一旦終了のような雰囲気になっていますので、一部売却としました。今後どうするかは株価と業績次第です。


7636 ハンズマン
先月一部売りましたが、急落時に買い戻しました。PER30倍程度と一見割高に見えますが、しばらくは新規出店の経費増なしで既存店売上15%程度の増加が予想されており、8/2に開示の決算での今期大幅増益着地と来期堅調予想を踏まえるとそこそこの予想PERに落ちてくると思われます。

個人的にはそのような短期要因ではなく、魅力的な店舗の出店による業容拡大を期待して、長期で保持したいと考えており、そのような意味でもすぐに買い戻せてよかったと考えています。このような銘柄は急騰したときの対応に苦慮します。

現在株価 2554円、PER 30.7倍、PBR 3.76倍、ROE 13.4%、DCF法適正株価 1727円




7618 ピーシーデポコーポレーション
会社名は旧態依然としていますが、実は今をときめくIoT関連銘柄です。今後ITはいろいろなモノに組み込まれていくと思いますが、超高齢化社会を迎える中、ハードの提供だけでなく、使用方法等のサポート等のサービスを提供することで、デジタルディバイドの解消を目標として掲げており、時流はとらえていると思います。

問題は事業として継続して利益を生むことができるかです。少なくとも1Qは既存店が100%を上回っている上、利益率の高いサービスが20%以上増となっているため、非常に期待が持てます。前年度の3Qから急激に利益率が上昇しており、この傾向が続くのかどうか注目です。

現在株価 1398円、PER 17.8倍、PBR 2.78倍、ROE 15.6%、DCF法適正株価 1552円




6月中旬から7月中旬のマーケットは、日経平均としては結果的には上昇しましたが、ジャスダックやマザーズは横ばい圏であり、久しぶりに大型株が堅調な相場となっています。

このような市場環境の中、私のPFは比較的堅調に推移しました。

この一か月で最も良いパフォーマンスは薬王堂(+43.7%)、次がギガプライズ(+35.9%)、3番目がエレコム(+19.1%)でした。

薬王堂は上で書いた通りです。よく上がりました。ギガプライズは先月に引き続き好調です。エレコムも良く上がりました。ギガプライズ、エレコムはPF内の割合が少ないのであまり細かくチェックしていませんが、今月に限っては特に材料はなかったかと思います。それにしても今月は薬王堂につきます。低PER銘柄のEPSとPERが上昇した場合の破壊力は凄まじさを改めて思い知らされました。これぞ成長株投資の醍醐味ですね。


最もパフォーマンスが悪かったのがトレファク(-8.4%)、次があみやき亭(-7.8%)、3番目がエイジス(-6.8%)でした。

トレファクとあみやき亭は決算がイマイチで、エイジスは先月急上昇した反動です。今回下落した銘柄の理由ははっきりしています。トレファクにしてもあみやき亭にしても少し回復に時間がかかりそうですが、成長ストーリーは崩れていませんので、株数を調整しながらホールドしていきたいと思います。エイジスは一度決算を通過しないと突っ込んだ判断はできませんので、今後も注意深く見ていきたいです。


下落と上昇が断続的に続く相場となっていますので、あまり断定的に考えず、できるだけどちらにでも動ける余地を残しながら、良いチャンスは逃さずにとらえていきたいです。


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