2016年7月2日土曜日

投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/7/2)

毎月一度の「投資信託の状況確認」では、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。


前回の記事はこちら

投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/6/4) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
   
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄



1か月チャート



まず最近一か月の動きです。上から順に日本債券インデックス、Jリートアクティブ、新興国株式インデックス、日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)でした。

ブレグジットに揺れたひと月でした。株式系は低調ですが、ここ数日で急速に回復しています。しかし自律反発の域を出ていません。

Jリートの利回りは平均で 3.32%(前月)→3.44%(今月)と上昇(価格は下落)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。

Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。 ここ最近は長期金利は低下しJリートの利回りは上昇しているため、さらにスプレッドは大きくなるものと思われます。また東証一部の配当利回りも同様に上昇していると思われ、引き続き長期金利とのスプレッドは過去10年で最大レベルとなっています。

長期金利がこのままの状態で、仮に株式の配当利回りや益回りが下がった場合(株価が上がった場合)、長期金利とのスプレッドの関係で言うと決して割高ではな いことを心に留めておく必要があると思います。過去最低の金利を更新していますので、過去最低の配当利回り(益回り)となる可能性があるということです。



過去一年の金利です。イギリスの混乱によりリスクオフが進み、-0.2%台に突入しています。






1年チャート



上からJリートアクティブ、日本債券イン デックス、外国株式インデックス、日経225インデックス、新興国株式インデックスとなっています。

一年でみた場合、債券とJリートが良いというのは変わりません。円高が進んでいるため、円ベースで見た時の外国株も日本株と大差ありません。

日経平均前期実績のPERは15.11倍(前回)→14.09倍(今回)、来期予想が13.94倍(前回)→13.08倍(今回)でした。前回より大きく下がりました(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。予想PERが13倍台前半ですので、予想が正しければ割安と言えるかもしれません。


各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info  - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)




2年&5年チャート





ブレグジットが国内サービス業の業績に与える影響はほとんどないと思いますが、市場参加者のリスク許容度を変えてしまう可能性はあるため、その点で株価の乱高下は今後も続ものと思われます。しかし利益を伸ばし続ける企業の業績はそのくらいの悪影響は吸収し得ると思います。

今回も先週の金曜日にびっくり約定してしまった銘柄のほとんどは今のところ良いポジションとなっています。今後も時折やってくるであろう下落相場で、しっかりとバーゲン品が拾えるように、常に現金の準備はしておきたいと思います。


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