懸念は円安の進行と消費税増税の影響か?
ワークマン、オリンピック開催が強力な追い風//モーニングスター
ワークマン<7564>は作業服および関連用品の専門店をチェーン展開している。今年7月に島根県、11月に鳥取県に初出店し、本州、四国の全都府県出店を果たした。今後も積極出店を進め、業容拡大を図る構えだ。
同社の試算では、全国で1300店規模の店舗が可能という。11月末現在の店舗数は723店で、依然として出店余地は大きい。従来の伊勢崎流通センター(群馬県)、小牧流通センター(愛知県)に続いて、今年7月には滋賀県に竜王流通センターを開設。西日本への流通体制を整え、未出店の北海道、九州(福岡県は既出店)を含む来期以降の出店に備える状況だ。
一方、アベノミクス推進に加えて、2020年の東京オリンピックへの準備が進むことで、今後、首都圏を中心に公共工事が増加する可能性が高い。工事が増えれば、同社の商品(手袋、長靴など)の需要もより増えることから、同社にとっては強力な追い風だ。中・長期的に売上増加の期待は大きい。
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