2013年12月15日日曜日

フジ・コーポレーション<7605>2013年10月期本決算は無難な決算



フジ・コーポレーションが2013年10月期の本決算を発表しました。

売上高が前年比13%増、営業益が同5.1%増、経常益が同3.7%増、最終益が同11.6%増でした。

営業益、経常益は3Q決算時の予想とほぼ同じで、売上と最終益が若干上ブレということだったので、総じて無難な決算だったと思います。

13日の金曜日の昼に発表だったのですが、マーケットの反応も目立ったものはありませんでした。




また2013年10月期の配当は35円に増配。今期は30円に減配の予定としています。

決算短信を読んで気になった事は商品(棚卸資産)が前年比で+1,371百万円とかなり増加していることでしたが、これはおそらく今年稼働し始めた新倉庫の影響でしょう。要するに保管する場所が増えたので商品が増えたということで、11月次の売上も順調でしたし不良在庫という訳ではないと思います。



ちなみに、私の試算だと適正株価は3300円程度となり、現在の株価1697円は49%割安となります。

内訳は純資産5,892百万円、事業価値9,666百万円、計15,559百万円を発行株式数4,701千株で割って算出しています。

純資産は決算書の数字そのままで、事業価値は修正営業CFから減価償却費を引いて修正FCFとし、この修正FCFと成長率により、今後10年で予想されるCFを現在価値に直したものです。

この事業価値にはいろいろとミソがあるのですが、今回で言うと修正営業CFです。

生の営業CFをそのまま使うと、期によって非常にバラツキがあるため補正して使用しています。今期は上で書いたように棚卸資産が大幅に増えたため営業CFが1,167百万円から198百万円に激減しています。売上を増やすために在庫を増やしているのに、そのために評価が悪くなっては本末転倒です。そのため棚卸資産増加分を営業CFに加えてあげます。こんな調子で主に資産系の項目や掛金の項目の補正をしています。

基本的なところは下記の書籍で勉強しました。この本ではバフェットの最も有名な投資の一つであるコカ・コーラの企業価値の具体的な計算が示されていて、とてもためになりました。



この修正営業CFや修正FCFの算出方法は私なりにアレンジしていて、厳密には??というところもあるのですが、バフェットの下の言葉を念頭に置いてます(笑)。

「正確に間違っているより、大雑把に正しい方がましだ」

バフェット流バリュー株投資で資産形成+: 賢者の金言

ただし出来れば常に、少なくとも同じ銘柄では、修正の方法は変えないというのは絶対に守る必要があります。ひとつの銘柄を評価する際に、物差しを変更してしまうと、恣意的になってしまいますからね。

それにしても今期のROEも18.6%と高い数値を維持してますね。素晴らしいです。


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