第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。
約一か月前(8/15)の状況はこちら。
現在の保有銘柄の状況(2014/8/15) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
売り ブロンコビリー(全株)、ワークマン(一部)、プレサンスコーポレーション(一部)
買い トレジャーファクトリー(買増)、ブロンコビリー(全株)、ミサワ(買増)、アスラポート・ダイニング(新規)
ブロンコビリー (3091)
業績的にはなんら申し分ない同社。成長フェーズ的にもブランドの確立が終了し、全国展開する時期となっています。したがって最も安定的に高成長が望める状態で、安ければ買い増ししたい状態が続いていました。そんな折に不可解な公募増資&新株発行が発表されました。当分の間人気がなくなるのが確実だったので、新しく作った「成長株における買い戻しのルール」を使って、3600円で売り、3170円で買いというトレードをしました。急落局面でダメージを少なくできたという感じです。大幅に下がる事があれば引き続き買い増ししたい銘柄です。
ブロンコビリー(3091) 新株式発行及び株式売出し発表 最大13.9%希薄化 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
ワークマン(7564)
抜群に安定感がある同社も、PER20倍が見えてきました。ピーターリンチの定義で言うと、同社は成長株というよりは優良株です。EPS成長率とPERを比較検討して、優良株であることを考慮した結果、同社は継続保有を前提しつつも、株数に強弱をつける必要があると考え、ポジションを半分にしました。今後はこの株数でしばらく静観する予定です。
プレサンスコーポレーション(3254)
契約の順調さが株価にまったく考慮されていないということで前月買い増ししたばかりの同社。その点については状況は変化ありませんが、マンション市況が冷え込んでいく一方なので、目先の業績が良くても株価に与えるインパクトは限定的になる可能性がありそうです。また、業績回復としてはアスラポート・ダイニングの方が良いのではないかということから、かなりポジションを縮小しました。
8月首都圏マンション発売は49.1%減、契約率19カ月ぶり70%割れ | Reuters
今後全株売却する可能性もありますが、為替が110円目前となり外国株の投資信託の半分を現金化することにして、キャッシュは不足していないので、残りについては様子見です。
トレジャー・ファクトリー(3093)
ブロンコビリーと同様にブランド確立が終わって、全国展開のフェーズであり、安定した高成長が期待できる同社。出店ペースも理想的で資本面での危うさもなく、実は同規模の競合他社が少ない上に、増税後の反動減による景気停滞は同社に追い風となっており、当面死角なしと思っています。
トレジャーファクトリー<3093>の利益率は低いのか? - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
PER的にはここ最近上昇してきており、株価的には急騰と急落を繰り返してながら上昇トレンドを継続しているというのが最近の傾向です。この動きに対応するため、新しく作った「成長株における買い戻しのルール」を上手く用いて行ければと思っています。前回の急騰局面では売ることができませんでしたので、逆に押した場面(分割後で1400円台)で買い増しを行いました。
ミサワ(3169)
消費税増税の反動減の影響が気になっていましたが、どうやらそれほど心配することはなさそうです。売上の様子から言って、ブランド化に成功しつつあり、エリア拡大とともに業績が拡大する安定成長期に入りつつあるのではないかと判断しました。買い増しするなら今しかないと考え、思い切って2倍のポジションにしました。同社のビジネスは、高額な商品をブランド化し、ターゲットをしっかり絞っているので、ブランディングがすべてといってもいいと思います。正直私にはブランディングが成功しそうかどうかは分かりませんが、結果を見てベイズ的に判断しました(笑)。
現代の最先端の技術を支える理論「異端の統計学ベイズ」: 子供二人と猫一匹
しかし、投資というのはまさにベイズ理論そのものだとこの本を読んで思いました。
アスラポート・ダイニング(3069)
この一カ月で唯一の新規銘柄。もともとROEが20.9%と高いので目を付けていたのですが、直近の2四半期の利益率が急に良くなっており、業績的に上ブレを期待して購入。自己資本が比較的小さいのでリスク管理に注意が必要と考えています。現在PER13.7倍、PBR3.18倍
こ
の一カ月で最も良いバフォーマンスは日本管理センター(+30.3%)、次がトレジャーファクトリー(+25.0%)、3番目がミサワ(+22.7%)でした。トレジャーファクトリーとミサワは買い増し後に上昇しているので運が良かったと思います。最もパフォーマンスが悪かった
のがブロンコビリー(-18.2%)、次がスターツ(-14.2%)でした。ブロンコビリーは上で述べたように、下落による影響を小さくできたので、今月は結果的にはうまく立ちまわれたのではないかと思っています。
最近の急激に円安により、今後のパフォーマンスが鈍ることも考えられますが、被害を小さくとどめるよう心がけていきたいと思います。最近保有したい銘柄が多いのが悩みの種です。
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