2014年10月15日水曜日

クリレスHD(3387) 27年度2月期2Qは増収減益 今後の出退店は要観察

クリエイト・レストランツ・ホールディングスの2Q決算が発表になっています。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】、上期経常は19%増益で着地 | 株探ニュース

 クリレスHD <3387> が10月10日大引け後(17:00)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比18.8%増の27.6億円に伸び、通期計画の48億円に対する進捗率は57.5%に達したものの、5年平均の64.5%を下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.5%増の20.4億円に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比12.2%増の13.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.0%→7.8%に悪化した。
売上から経常益までは増加しており良いのですが、、最終益で減益となっているのが気になります。最終益だけ減益は1Qに続いて2四半期連続です。

理由は撤退が19店舗と予想の5店舗より大幅に増えたことによる減損損失です。


 不採算店舗を抱え続けるよりは良い場合が多いと思いますが、あまりに多いのも問題です。閉める店舗が多いということは飽きられやすい、開店の判断を誤っている等の可能性もあります。

2Q累計程度の特損であれば、十数%の減益で済んでいますのでそれほど問題はないとは思いますが、特損が大き過ぎれば最終益はでませんので、今後注意して見ていく必要がありそうです。

一般論として、いくらかの撤退を計算ずくでやっている場合の減損損失は特別損失と減価償却の中間くらいの意味合いなので、営業利益をある程度割り引いて考えてあげる必要があるかもしれません。なかなかそのあたりのさじ加減は難しそうですが・・・。



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