2014年8月9日土曜日

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/8/9)

今日はこのエントリーを書くのにちょうど良いタイミングのような気がします。

一か月前のエントリーはこちら

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/7/12) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



まずは外国為替相場のドル円チャートです。



▼3カ月チャート

7月終わりに上昇したドル円も、8月に入り反落しました。結局103円を少し超えたところがピークでした。





▼1年チャート

相変わらずボックス圏を維持してます。なかなか方向性がでません。





▼10年チャート




次に東京市場日本株(日経平均)チャートです。


▼3カ月チャート

15600円を超えてこのままスルスル行く可能性が出てきた。そういうエントリーを立てたころがちょうどピークだったようです。ドンピシャで外してしまいました。

日経平均15600円を突破 重苦しいレンジを上抜け - バフェット流バリュー株投資で資産形成+







▼1年チャート

現在のところ直近の高値から大体1000円下げた位置にいます。過去一年間において1000円を越える下げは他に5回あります。今回が6回目ということになります。ちなみに最大は昨年12/30~今年2/5における約2300円(14%)の下落です。

今のところ下落幅だと年間に何度もある程度の「調整」となります。もし過去一年で最大級の暴落となるとすると2200円(14%)以上の下落なので、13500円以下に下落することになります。もし20%下落ということになれば12600円ということになります。



20%以上の下落というのは、相場が極端に高値にある、あるいはリーマンの時のように極端に流動性が失われるなどの特殊な状況を除けばほとんどないと思います。今回はこれらの状況に該当しないと思いますので、まずは上記の範囲くらいに下がる可能性があることを心に留めておけばパニックはある程度防げるかと思います。

あとは具体的にどのように対応するかですが、長期投資家であれば以下の3つになるかと思います。

1.ポートフォリオ内の銘柄を魅力的な価格で買い増す
2.普段は割高で購入できない優良成長株を新規買いする
3.ポートフォリオ内で比較的見込みのない銘柄を、上記1、2の銘柄に乗り換える

1と2は当然のことながらキャッシュポジションがなければ取れない戦略です。1については保有銘柄を買い増しできる価格というのをあらかじめ設定しておき、その銘柄に達したら買い増します。また2については普段からポートフォリオに加えたい優良銘柄リストを作っておき、購入しても良い価格になったら組み入れます。

3は保有銘柄の中の優先順位を整理し、高いものが購入してよい価格になったら、低いものから高いものに乗り換えます。この優先順位は普段から整理しておくとこういう時にあわてずに済みます。

個人的には、現在のキャッシュ約15%と投資信託分を13500円くらいの下落までに使い切るくらいの感じで考えています。実はすでに買えたものがあります。後はトレファク、他の新規は内緒ですがどれもまだまだ高いのでポートフォリオ内のものを買い増して終わりかもしれません。

いずれにしても長期投資派であればこの先の下落局面はポートフォリオをより良い銘柄で固める良い機会ですので、ぜひ有効に活用したいところです。



▼10年チャート






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