2015年11月23日月曜日

【決算分析】シノケングループ(8909) 27年12月期3Q

シノケングループ【8909】、今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ | 株探ニュース

 シノケンG <8909> [JQ] が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比45.9%増の53.7億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→64億円(前期は43億円)に16.4%上方修正し、増益率が27.8%増→48.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.3億円→25.3億円(前年同期は16.9億円)に55.1%増額し、一転して49.8%増益見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.7%増の15億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.7%→12.4%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  平成27年12月期通期連結業績は、フロービジネスにおいて、アパート販売事業の販売(引渡し)が当初の見通しより好調に推移しており、マンション販売事業及びゼネコン事業においても、計画通りに推移しております。また、ストックビジネス(不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業、介護関連事業及びその他の事業)の業績におきましても順調に推移している等から、前回発表予想を»続く
上回る見通しであります。(注) 上記の業績予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。



30%超の増収40%超の増益とこれ以上は望めないような決算でした。セグメントで見てもマンション販売以外はしっかりと売上、利益共に伸びていることも確認できました。










3Qの売上と利益の伸びも順調でした。他の指標も問題なく順調です。受注残も以下のようにアパートは過去最高水準、マンションも昨年同時期よりも増えているため目先失速の心配はほとんどありません。



この決算を受けて株価は一時的に上昇したものの、その後はじり貧です。相場環境は良いのですが、杭データ流用問題が不安視されているため、建設・不動産関係は物色の対象から外れていると思われます。

現在 1741円、PER 6.9倍、PBR 2.54倍、ROE 35.4%、DCF法適正株価 5350円
 



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