約一か月前(4/23)の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2016/4/23) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
現在の持ち株を金額順に並べると以下のようになります。現在現金も含めた加重平均PERは14.83(先月)→15.38(今月)となりました。
売り ダイオーズ(一部売却→優待銘柄)、シノケングループ(一部売却)、エイジス(一部売却)
買い フジ・コーポ、ステップ、監視銘柄
4653 ダイオーズ
第4Qや今期予想が弱かったので、優待分を残して売却しました。会社側の発表通り、アメリカでシェア拡大のための先行投資で一時的に減益となるだけなのかもしれませんが、私としてはその見極めができないため、売却としました。
8909 シノケングループ
だいぶ上昇したのでさらに利確。難しい局面ですが、利益増加のペースよりも、株価上昇が早ければ緩やかに売って行く方針。アパート事業の利益率が落ちているのが少し気がかりです。
4659 エイジス
超好決算の後、ブラック認定で乱高下しています。悩みましたが、少なくとも大きなポジションを持つには不安があり、半分売却。残りは状況を見て判断したいと思います。
7605 フジ・コーポレーション
公募増資後、株価は低迷した状態が続いています。しかし、暖冬の影響を最小限にとどめましたし、今期は新工場が通期フルに寄与しますので、過度な悲観は必要ないように思います。また来期にはなってしまいますが、来年にかけての積雪量が例年通りなら大幅成長も可能であると思います。
現在株価 1686円、PER 10.4倍、PBR 1.67倍、ROE 16.0%、DCF法適正株価 2944円
9795 ステップ
正社員の教師による質の高い教育と、高い進学実績により少ない広告費で生徒数を確保できることに特徴がある同社。決算分析でも書きましたが、2Qも大幅増収増益で通過、今春の入試の結果も良好、学童保育も無事スタートを切っており、現在不安要素はありません。
現在株価 1062円、PER 11.0倍、PBR 1.10倍、ROE 10.2%、DCF法適正株価 1921円
4月中旬から5月中旬のマーケットは行ったり来たりでした。一時は17600円を回復したのですが、その後急落。勝手に期待、勝手に落胆の相場でした。しかし為替がじりじりと円安に振れる中でじり高の最中です。一方マザーズは暴落状態で、小型株が多い個人投資家にはここ最近は厳しい相場になっているものと思われます。
このような市場環境の中、私のPFはかなり堅調に推移しました。最近ピークの決算発表ではPFの銘柄が概ね好調だったため、素直に買われた結果、PFは好転したようです。
この一か月で最も良いパフォーマンスはハンズマン(+32.8%)、次がギガプライズ(+23.1%)、3番目がエイジス(+21.8%)でした。
ハンズマンは決算の好調もあるのですが、熊本の復興需要により業績が伸長するとの思惑から買われていると思われます。6月決算で上方修正が確実視され、来期予想もそれなりの成長率が期待出来ることから、どのレベルまで買われるのが適正かはなかなか分かりません。このことを考えるといつもジム・クレーマーが言っていた「プロは買ってもPER40倍まで」という言葉が思い出されます。今後どういう判断を下すかはまだ決めていませんが、同社株はもともと目先の業績ではなく経営方針に共感して買ったため、少し長い目で見ることを心がけ、早く下りすぎないようにしたい思います。
ギガプライズは投資損失の特損と引き当て金から最終益こそ伸び悩みました。しかし、営業益から見て本業は順調で、契約も順調に伸びているようです。また今期予想がかなり強いことから、大きく買われているようです。この株でいつも思うのが、「業績が予想とほとんど変わらないのに株価が半分になった場合に自信を持って買えるようでなければ成功しない」ということです。同社株は昨年の中頃に業績が弱含み株価が下落しました。その時私は自信がなかったため一部損切りししました。しかしこれが東祥やアークランドサービスだったら(多少は迷うかもしれませんが結果的には)買い増したでしょう。同社株は打診買いだったのでしょうがないのですが、これでは勝てるはずはありません。良い勉強になりました。エイジスは上で記載した通りです。
最もパフォーマンスが悪かったのがライドオン・エクスプレス (-13.5%)、次がフジ・コーポレーション(-8.7%)、3番目がテンポスバスターズ(-7.8%)でした。
ライドオン・エクスプレスは4Qで失速し、前期決算が伸び悩んだうえ、今期のガイダンスも伸び率が大きくないため、先月に引き続き売り込まれています。2月の高値からなんとほぼ半値!になりました。現在拠点数は増やしておらず、主力ブランドの転換(銀のさら→すし上等!)を行っているような状況であり、単価は下がるため、ある程度の停滞はやむを得ないかもしれません。このブランド転換がうまく行き軌道に乗れば、拠点数の増加により増収増益のペースをつかめるかもしれません。ファインダインもアイデアとしては良いですが、うまく行くかどうかは未知数です。もうしばらく観察する必要があると考えています。フジ・コーポレーションとテンポスバスターズは両方とも4月に権利落ちしたため大きく下落していますが心配していません。
上でも書きましたが、ギガプライズの件では、投資すべきかどうか迷った場合に「業績が予想とほとんど変わらないのに株価が半分になった場合に自信を持って買えるか」を自分に問うてみると良いことがわかりました。また、よく言われていることですが、例えば短期的に業績が急伸する期待のみで買って(私の場合そういうケースがたまにある)、思い通りに業績が伸びなかった場合に別の理由を探してホールドし続けるのは愚策だということを改めて認識しました。今後に活かしたいと思います。
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