プレサンスがH26年3月期の本決算を発表しています。
結局22%増収、18%増益で着地。今期も22%増収、12%増益を予想。前期の数字が思ったほど良くなかったのですが、今上期の予想を見ると、かなりの部分を今期に持ち越したのが原因のようです。
加えて、東証一部に鞍替え及び配当を50円に増額とグッドニュース目白押しだったのですが、株価は意外と反応していないというのが正直なところです。未だに下降トレンドの域を出ていませんからね。
来期予想ベースではPER5.8倍、実績のPBR1.09倍なんですけどね。フローの商売は辛いところです(泣)
プレサンスが続急伸、今期最終最高益予想を7%上乗せ、配当を10円増額 | 株探ニュース
4日、プレサンス <3254> [東証2] が14年3月期の連結最終利益を従来予想の56.8億円→60.9億円に7.2%上方修正。増益率が6.2%増→13.9%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。
同日に発表した筆頭株主の同社社長による最大で187万株の同社株式の売り出しに伴い、留保金課税の対象企業から外れ、税金負担が減少することが上振れの主因。
同時に、東証市場1部に29日付で指定替えになると発表。それに伴い、東証1部指定の記念配当10円を実施する形で、期末一括配当を40円→50円(前期は35円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。
プレサンスに関しては今後の業績予測のためにいつもの分析をしてみました。
まずは販売在庫。
販売が順調なのでしっかりと減っています。すでに平均よりも低い水準ですので、在庫を増やしたいところです。
次は仕掛不動産。
ここにきて、仕掛不動産が急増しており過去最高の水準です。積極的に土地を仕入れたようです。地価が上がってきていますので、タイミングとしては良いのではないかと思います。
最後に、期中契約高。
H26年1~3月の契約高も前期に引き続き高水準で、4Qとしては過去最高でした。駆け込み需要なのかどうかは今期の1Qを見てみないと分かりませんか、引き渡しが今期にずれ込んでいる物件が多いことから考えると、駆け込み需要と反動減は思ったより少ないと考えた方が良いのかもしれません。
不動産の場合は優遇税制の拡充がありましたので、10%上昇時の方が怖いのかもしれません。
ということで、今のところ何の問題の兆候も見当たりませんが、不人気の不動産セクターということで鳴かず飛ばずの同社でした。
こういうときは黙ってホールド、下がれば買い増しに限ります。
それにしても同社のホームページにいきましたが、2014年2月時点でマンション供給ランキングで全国7位だそうです。ずいぶんと成長したんですね。
ブログランキングに参加しています。 クリックしていただけると大変励みになります。
株式長期投資 ブログランキングへ
0 件のコメント:
コメントを投稿