2014年2月5日水曜日

プレサンス<3254>H26年3月期3Q決算分析 営業利益率低下も契約残高充分確保済

昨日はさらっと書きましたが、今日は少し分析結果も紹介したいと思います。

まずは販売在庫の推移です。


比較的高水準ですが2Qより少なくなりました。


 仕掛不動産は少し増加。

一番気になる期中契約高ですが、消費増税の駆け込み需要で空前の契約数だった2Qよりは減少しましたが、非常に高水準で、前年3Qの1.8倍あります。これは引き渡しが3月中に済む駆け込み需要が残っていたのか、それとも消費増税をものともせず契約が増えているのか、現時点では判断がつきません。


プレサンス<3254>H26年3月期3Qは微減益もおそらく4Qにかなりの売上見込み - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

昨日紹介したように、経常利益は若干減益だったのですが、営業利益率も落ちていたようなのでまた例の表を書いてみました。



2Q比でも、前年3Q比でも売上原価率は上昇しています。昨今の市況から仕方のないところですが、販管費及び一般管理費率が上昇しているのが少し気になります。

プレサンス<3254>今期はおそらくピッカピカの決算 しかし来期は反動減が恐ろしい - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

ただ、全体としてみると、今期4Qは売上が期待できるので、おのずと販管費及び一般管理費率が下がり、売上高営業利益率は上がると想像されます。また、来期の売上分もすでにある程度は確保できているのかもしれません。

すでに結構下落してしまったのと、思ったより駆け込み需要の反動は小さいかもしれないということで、持ち株を動かすタイミングを逸してしまいましたので、この銘柄に関してはしばらく静観しようと思います。



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2 件のコメント:

  1. 原材料は円安、販管費は人件費、広告費でしょうかね、お疲れ様です。
    マンション販売は次の増税も有りますし、活況は続くのかも知れませんね

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    1. マンション販売は実際は住宅ローン減税により消費増税後の方がお得だったりしますから、意外と反動減がないのかもしれません。それとともに、その後の増税も心理的に影響している可能性はありますね。
      それにしても全体的にリバウンド弱いです。またさげるんでしょうかねー。

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