今回は「賢い投資家になるための5don't」です。
1.設立まもない会社の株を買ってはならない
2.「店頭銘柄」というだけの理由で良い株を無視してはならない
昔の店頭市場は今のジャスダックになり雰囲気も変わりましたので、今の日本でいうと名証、福証といったところが感覚的に近いのかもしれません。
3.アニュアル・レポートの書き方が気に入ったというだけの理由で株を買ってはならない
これは個人的には若干影響を受けてしまうかもしれません。フィッシャー曰く
買うべき株を決める際にレポート全体の言葉使いや印象に動かされるというのは、広告看板の魅力的な宣伝文句に影響されて物を買うのと同じようなものです。とのこと、十分注意したいところです。
4.PERが高いからといって、将来の収益の伸びが織り込まれていると決めてかかってはならない
よく5年後の利益まで買われているという場合、5年後は平凡な株になり下がっているという想定をしているとフィッシャーは述べています。それは全くその通りです。5年後も成長力のある極めて魅力的な企業であればその時点でのPERも高く維持できるはずです。問題はそれが簡単に予測出来ないことなのですが、フィッシャーに言わせれば、「予測できないような銘柄は投資の対象にならない」 となるわけです。なかなか手厳しいです(笑)。
しかし、かく言うわたくしも、この考え方を利用してグーグルとアマゾンを購入しました。この二つの企業は5年後も他を寄せ付けない強さと魅力があると考えています。
5.ちょっとした値段の違いにこだわってはならない
これも確かにおっしゃる通りです。
もしそれがほんとうに良い株で、しかも現在の株価がかなり安いと思えるならば、「成り行き」で買うことです。1/8ドルとか1/4、1/2ドルといった程度であれば、余分に支払っても、この株を買い逃して取り損ねる利益に比べれば何ほどのものでもありません。長期にわたってそれだけの成長を見込める株でなければ、投資家たるもの、そもそも最初から株など買うべきではない、と私は信じます。
超長期を考えているなら、迷わず成り行きで買うべきですね。それにしても強い言葉です。
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