2014年6月29日日曜日

まだ定かになっていない今回の消費増税が経済に与える影響



実質消費支出は5月8.0%減、増税の反動減で総務省「想定の範囲内」 | Reuters

消費支出の減少は2カ月連続。ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査では、前年比2.0%減が見込まれていたが、結果はこれを大きく下回った。季節調整済みの前月比は3.1%減となった。

項目別にみても軒並み減少に寄与しているが、特に大きいのが設備修繕・維持などの「住居」と自動車購入などの「交通・通信」で、実質前年比の寄与度はそれぞれマイナス1.77%ポイント、同1.01%ポイント。これらの項目を除いたベースの実質消費支出は前年比6.4%減、前月比0.6%増となっている。

(中略)


5月の勤労者世帯の実収入は42万1117円となり、実質で前年比4.6%減となった。足元の物価上昇が大きく影響しており、名目では同0.4%減。ベースアップの影響もあり、世帯主の収入は名目で同1.1%増となっている。


特に大きな住居と交通・通信を除いても前年比実質で6.4%減は本当に想定内なのでしょうか。消費増税の反動減は過去の2回より明らかに大きく、あまり想定内を連発する報道にはやや違和感を覚えます。

また実収入面では名目でも前年割れしておりなかなか所得増に結びついていないことが伺えます。


消費者物価5月は3.4%上昇し32年ぶりの伸び、増税除き1.4%上昇 (ロイター) - Yahoo!ニュース

もっとも消費増税の影響(日銀試算2%ポイント)を除くと1.4%の上昇となり、4月の同1.5%からプラス幅が小幅縮小した。振れの大きい食料やエネルギーを除いた指数(コアコアCPI)は、増税を除いた伸びが4月より縮小した。 

そんな中、物価は着実に上がってきてます。しかし、前月比では小幅減となっています。いずれにしてもこんな状態ですので収入が伸びないと厳しいです。以下のニュースのように雇用情勢が良くなってきているのは間違いのないところですが。

有効求人倍率1・09倍…バブル崩壊以降で最高 (読売新聞) - Yahoo!ニュース


日銀は様々な経済指標を手にしており、その上で消費増税の影響は限定的との判断を変えていないようです。

6月の日銀短観、民間予想は6期ぶり悪化 先行きは改善も - MSN産経ニュース


しかし、いくつかのニュースや経済指標を観察するに、まだ増税が景気の腰を折るという可能性も残っているのではないかと感じています。


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2 件のコメント:

  1. こんばんはー
    消費増税ありきの報道ですね
    バランスを欠いているように、感じます。
    4ー6月期の決算が気になりますね

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  2. こんばんは

    雇用はOK、賃金・消費NG、物価どちらともいえずですからね。雇用増→賃金増→消費増→物価高の好循環になるか消費増税に伴う物価高がこのサイクルを断ち切ってしまうかは、まだはっきりしてないと思うんですよね。

    ただ、景気減速となれば、日銀追加緩和期待で株価は底堅い可能性が高いとも思います。

    いずれにしてもおっしゃるように4-6月の数字を早く見たいものです。外食は元気みたいですけどね。

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