東祥【8920】、今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額 | 株探ニュース
東祥 <8920> が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.9%増の40.7億円に伸びた。
併せて、通期の同利益を従来予想の47億円→52億円(前期は42億円)に10.6%上方修正し、増益率が11.8%増→23.7%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21億円→26億円(前年同期は20.7億円)に23.8%増額し、増益率が1.5%増→25.7%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→21円(前期は19円)に増額修正した。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.6%増の14.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の27.0%→30.7%に上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
平成28年3月期通期の連結及び個別業績予想につきましては、スポーツクラブ事業における会員数及びホテル事業における宿泊稼働率が堅調に推移していることから、前回予想を上回る見込みとなりました。 利益面においては、増収に伴う利益の増加に加え、原油価格の低下による水道光熱費等の減少により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想を上回る見込み»続く
となりました。(注)上記業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
当社の利益配分につきましては、株主各位に対し業績に対応した成果配分を行うことを基本とし、株主各位への安定、かつ継続した配当を行うことを経営の最重要課題として位置づけるとともに、将来の事業展開及び企業体質の強化に備えた内部留保の充実等を勘案して決定する方針であります。 平成28年3月期の期末配当金につきましては、連結及び個別業績予想数値並びに成長戦略としての投資計画等を総合的に勘案し、1株当たり11円とすることといたしました。 なお、中間配当金を加えた年間配当金は21円となります。
2桁増収増益、増配、通期予想上方修正と文句なしの決算でした。ホテル事業の売上が50%増ですので、高成長はホテルに依存しています。インバウンドはブームが去った感がありますが、依然としてホテルは好調ですので、しばらくは心配いらないのではないかと思います。スポーツクラブ事業も安定して好調のようです。
売上も大きく伸び、利益率も伸びて、営業利益がさらに大きく伸びるという理想的な状況にあります。 原価率の下がり方が痺れます。
この決算を受けて、この市場環境の中、株価は暴騰しました。2/4には一時4050円を付けましたが、さすがに反落。今日も値を下げています。ある程度下がれば買い増したいのですが、ここまで決算が良いとさすがに無理かもしれません。
現在 3625円、PER 22.4倍、PBR 3.80倍、ROE 16.5%、DCF法適正株価 3147円
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