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投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2016/1/10) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄
1か月チャート
まず最近一か月の動きです。上から順にJリートアクティブ、日本債券インデックス、新興国株式インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日経225インデックスでした。
マイナス金利を導入してJリートが跳ねています。また、債券が目に見えて上昇しています。これほど短期間で上昇したのはこの記事を書き始めて初めてです。株式系はほぼ同じで-5%程度。苦しい展開が続いています。
Jリートの利回りは平均で 3.61%(前月)→3.35%(今月)と大幅に上昇(価格は下落)しました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。
Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(分配金推移と分配金利回りの推移 | J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。 ここ2週間の影響が入っていないのですが、金利は低下傾向、スプレッドは拡大傾向です。
金利は0.05%まで急低下しています。年始から低下傾向ですが、マイナス金利導入でパニック的な動きになってます。
下記サイトなどを見ると、現時点ではそれほど銀行の収益に影響を与えないようですので、やや行き過ぎた動きといった印象を受けます。とにかく金利へのサプライズ効果は抜群にありました。
日銀のマイナス金利政策は「劇薬」なのか!? / 矢野浩一 / 応用統計学 | SYNODOS -シノドス-
そして、本来は金融緩和+金利低下であれば、為替は円安に、(株式の益回りとのスプレッドが維持されるとすれば)株式も買われるのですが、現在は真逆に動いています。アメリカの利上げ懸念や世界的なリスクオフの流れからドル安円高に、そしてこの為替が株価に悪影響を及ぼしているようです。今後も世界的な動きと中期的な動きを注意して観察する必要がありそうです。
1年チャート
上から日本債券イン デックス、日経225インデックス、Jリートアクティブ、外国株式インデックス、新興国株式インデックスとなっています。
新興国の弱さが際立ちます。
日経平均前期実績のPERは15.49倍(前回)→14.65倍(今回)、来期予想が14.55倍(前回)→14.79倍(今回)と実績では下がっているのに、予想では上がっています(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。これは予想収益が下がっていることを意味しており、警戒すべき状況です。しっかりと個別の企業業績を精査し、収益が伸びる銘柄に絞る必要があると考えています。値ごろ感のみの安易な投資は危険です。
www.capital.co.jp/world_index.pdf
上記サイトによると、日経PER16.83倍、TOPIX15.72倍、NYダウ14.87倍、ナスダック18.78倍です。
各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)
2年&5年チャート
原油安、米金利上げ懸念、黒田バズーカなどいろいろありましたが、改めてチャートを眺めると19000円から16000円までの下落から半値戻し(17500円)を達成した後2番底に向かうという典型的な形になっています。単なるチャートなのですが、古今東西さまざまな異なる要因が複雑に絡み合ってたびたび同じ形になるというのが本当に不思議であり、チャーチストが存在する所以なのでしょう。
私はチャーチストではありませんので、全面的に信頼はしませんが、売買のタイミングの参考にすることはあります。現在、日経平均先物が16500円台ですので、月曜日は暴落して始まることほぼ確定しています。そしてそれはまさに2番底に差し掛かろうという動きであり、それを信じる場合は絶好の買い場となります。私は半分いや1/3くらい信じて(笑)買いを入れる予定です。何をターゲットにするのか毎度毎度迷いますが、相場が反転した場合とても良いポジションになりますので、頭をフル回転させて頑張りたいと思います。まったく年始から忙しくて困ります。
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