ステップ【9795】、10-12月期(1Q)経常は16%増益で着地 | 株探ニュース
ステップ <9795> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.6%増の7.8億円に伸び、10-3月期(上期)計画の12.8億円に対する進捗率は61.0%に達し、5年平均の58.0%も上回った。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の28.0%→30.1%に上昇した。
一桁増収、二桁増益でしっかり成長してくれました。利益率は30%にも達しています。ちょっと利益を出しすぎという感じすらありますが、ホルダーとしては頼もしい限りです。決算短信の文章はちょっと独特で印象に残りました。とにかく今後の入試と学童保育次第で今期の業績が決まってしまうとのことなので注意してみていきたいと思います。
通期で見るととても安定している業績も、四半期毎には変動があるのが分かります。特に原価率の上下は激しいです。原価率には小売りだと通常販管費に計上している人件費、家賃、原価償却費などが入っています。なお販管費にも人件費、原価償却費は計上しており、どのように振り分けているかは不明です。また2Qでは特に過去2年原価率が増えて、利益が減少しています。理由は分かりませんが次の決算は注意が必要です。いずれにせよ同社の場合、教育の質を追求するために正社員化を進めており、塾生の増加で原価の上昇を補う必要があるため、入試の結果がとても重要になってきます。
この決算で株価は一時上がりましたが、マーケットの下落には逆らえず反落しています。
現在 1063円、PER 11.1倍、PBR 1.13倍、ROE 10.4%、DCF法適正株価 1899円
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