2014年7月28日月曜日

アークランドサービス(3085)2Q単独でも増収増益を確保は立派

アークランドサービスのH26年12月期2Q決算が発表になっています。

結果は売上が18.3%増、営業益19.2%増、最終益25.3%増でした。

アークランドサービス【3085】、上期経常が15%増益で着地・4-6月期も3%増益 | 株探ニュース

ALサービス <3085> が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比15.0%増の12.2億円に伸びたが、通期計画の25.5億円に対する進捗率は48.0%となり、5年平均の48.3%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.4%増の13.2億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.4%増の5.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の14.9%→14.0%に悪化した。

ちなみに1Qの決算は以下です。

アークランドサービス<3085>H26年12月期1Qと株主優待新設でポジティブサプライズ - バフェット流バリュー株投資で資産形成+




豚肉の卸売価格がJAのサイトより明らかなように消費税増税後急激に上がりました。加えて月次の売上速報から4~6月の既存店売り上げは±0がやっとで、かなり厳しい状況だったと思います。

2Q単独の数字を見ると、さすがに売上営業利益率は14.9%→14.0%に低下してしまいました。しかし増収増益を確保しており、立派な数字と言えるのではないでしょうか。


2Q単独で損益計算書を分析したところ、売上原価は2%増えていました。しかし、販売管理費を1%しっかりと減らしており、営業利益率の落ち込みを最小限にとどめることに成功しています。経営陣はコスト管理能力に長けていると感じました。

ビジネスに逆風はつきものです。株式を長期保有するためには、それらの逆風に経営陣がどう対応するか問題だと思っていました。今回の件では長期で保有するのに信頼できる企業だと感じました。

ちなみに3Q、4Qとも2Qと最終益が同じだとすると丁度通期の予想利益と同じくらいになります。7月にかつやの出店が加速しているようですし、増税の影響も和らげば、売上と利益率の両方の改善が期待できます。通期業績はやはり上ぶれでお願いしたいところです(笑)。

最近軟調な株価。私は明日は素直に好感し上がると思ってますが、どうなるのか楽しみです。
 
 
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