2014年4月18日金曜日

駆け込み需要の反動減状況まとめ(4/18)

現時点(4/18)での消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の状況まとめてみました。総じて想定内や予想よりも落ち込みが小さいという声が支配的なようです。

家電、百貨店、住宅、自動車 △
外食、サービス、小売 ○

といった感じでしょうか。


日銀さくらリポート 全9地域で「回復」判断 反動減想定内(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース

 個人消費も堅調で、九州・沖縄地域が個人消費の判断を引き上げた。今のところ「駆け込み需要の反動減は、ほぼ想定通りの結果」(日銀の市川福岡支店長)との見方は多い。スーパー大手ライフコーポレーションの岩崎高治社長は「4月の第1週は(売上高が)落ち込んだが、それでも予算は上回っている」と説明。ビックカメラの安部徹経営企画本部長も、予想よりも反動減が小さいことに「肩すかし」と語る。

 ただ、内閣府による3月の消費動向調査では、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)が前月比1.0ポイント低下の37.5となり、4カ月連続で悪化した。調査は半年間の見通しを聞いており、4月の消費税増税後に買い控えようとする意識を反映しているとみられる。消費者心理の基調判断は「弱含んでいる」から「弱い動きがみられる」に引き下げた。今後、さらに個人消費が冷え込めば、景気の前向きな循環に支障をきたす恐れもある。


駆け込み需要の反動減広がる 家電は2割落ち込み…

 消費増税後の消費動向について内閣府は、家電の販売が2割落ち込むなど、駆け込み需要の反動減が幅広い分野に広がっていることを発表しました。

 先月の家電販売は、前の年に比べ、90%増と大幅に伸びたものの、今月の第1週目は20%の減少となりました。また、自動車販売や一戸建て住宅の受注も弱い動きとなっていて、駆け込み需要の反動減が表れているとしています。一方、外食分野では客足が遠のいていないという声もあるとして、景気の底堅さも見られるとしています。政府は景気の下振れを防ぐため、週単位で経済データを調査し、対策を講じていく方針です。 


予想していたより反動減は少なかった=消費増税で麻生財務相 | ビジネスニュース | Reuters

[東京 16日 ロイター] -麻生太郎財務相は16日午前の衆議院財務金融委員会で、消費増税の影響について、これまでのところ、予想していたより反動減は少なかったとの認識を示した。

岡本三成委員(公明)の質問に答えた。

麻生財務相は消費増税後の消費の動きについて「個人消費の動向をみると、高額商品など中心に駆け込み需要の反動減が出ている一方、サービス消費などは反動減もあまり生じておらず、底堅さがみられていると思っている」との見方を示したうえで「反動減対策の早期実施に全力をあげないといけないが、これまでのところ予想していたより反動減は少なかったという感じがしている」と語った。


消費税増税の反動…家電販売20%減 4月第1週 - SankeiBiz(サンケイビズ)

内閣府によると、家電販売は、3月に駆け込み需要で前年比約90%の大幅増に対し、4月第1週は約20%減と顕著な反動減が見られた。「駆け込みが強かった品目を中心に、前年割れの状況」(食品スーパー)や「駆け込みの反動に加えて、消費者が様子を見ている」(大手住宅メーカー)という声があった。

 一方、「3月に駆け込み需要がなく、客足が遠のくなど反動減は見られない」(飲食チェーン店)、「受注が残っており、販売を下支えしている」(自動車メーカー)と、反動減の影響は少ないとみる声もあった。


反動減「ほぼ想定内」 消費増税から2週間-熊本のニュース│ くまにちコム

 4月1日に消費税が5%から8%に引き上げられて2週間が過ぎた。県内の百貨店やスーパーなどでは、高級品や日用品など需要を“先食い”した商品を中心に、売り上げに反動減が出ている。ただ、各店とも落ち込み幅は「ほぼ想定内」で推移しており、大型連休に入る5月からの早期回復に期待を寄せる。

 増税直前の3月、宝飾・時計の売り上げが前年比で倍増となるなど、高額品を中心に好調だった鶴屋百貨店(熊本市)。4月に入り、全館の売り上げ(14日現在)は前年同期を約1割下回っているが、「計画の範囲内で、売り上げは日々回復している」と担当者。時計は前年をクリアしており、「改装効果もあるが、欲しいものは買う消費傾向が見られる」と話す。

 化粧品や紳士服で駆け込みがあった県民百貨店(熊本市)は「4月は予想よりも厳しい状況」。15日からスタートさせた人気の「北海道物産展」を来店や売り上げの起爆剤にしたい考えだ。

 スーパーや大型ショッピングセンターでは、生鮮品の落ち込みはあまり見られないが、ティッシュペーパーや洗剤などの日用品、酒類、コメなどは下回っているという。

 県内に「ゆめタウン」などを展開するイズミ(広島市)は「反動減は約1割。予想していたことであり、4月は仕方ない」。イオン熊本店(嘉島町)などを運営するイオン九州(福岡市)も大型家電の落ち込みが目立つが、「第1四半期にあたる3月から5月の売り上げは前期並みを見込んでいる」と影響は限定的とみている。

 ディスカウント業態のスーパーキッドを運営するアレス(熊本市)でも4月は1割ほどの落ち込みだが、「週を追うごとに売り上げも客数も回復してきている」という。

 一方、増税前の駆け込みが目立った家電量販店。ヤマダ電機テックランドNew熊本春日本店(熊本市)は「3月は想定を上回る駆け込み需要があり、4月に入って反動減が出ているが、予想より緩やか」。ウィンドウズXPのサポート終了でパソコンは買い替え需要が底堅く、目立って落ち込んでいる商品はないという。(飛松佐和子、小林義人)


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