ヤマダ電子会社のヤマダS×L、前期最終赤字に 人件費高騰で :日本経済新聞
ヤマダ電機(9831)子会社のヤマダ・エスバイエルホーム(1919)は4日、2014年2月期の連結最終損益が9億8200万円の赤字(前の期は7億9200万円の赤字)になったようだと発表した。従来予想の2億円の黒字から一転、赤字となる。建設作業員の不足で人件費が増えたほか、円安による原材料価格の高騰も響く。
売上高は前の期比25%増の497億円、営業損益は6億4700万円の赤字(前の期は6億6400万円の赤字)。従来予想はそれぞれ535億円、3億5000万円の黒字だった。円安で原材料である輸入木材の価格が上昇したほか、建設工事の労働者を確保するために人件費が増加したことも利益を圧迫した。人手不足で住宅着工に遅れが生じ、売上高も想定を下回る。
親会社のヤマダ電は13年8月以降、住宅販売の営業をヤマダS×Lに一本化するなど住宅事業の再編を進めた。受注体制を強化したが、人件費などのコスト負担増を吸収するほどは売り上げが増えなかった。ヤマダ電の連結業績にも重荷となりそうだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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