ココカラファイン、山口地盤のドラッグストア買収 :M&Aニュース :企業 :マーケット :日本経済新聞
ドラッグストア大手のココカラファインは30日、山口県を中心に「クスリ岩崎チェーン」を63店展開する同業の岩崎宏健堂(山口県周南市)を買収すると発表した。11月1日付で創業家から資産管理会社も含めて全株式を取得。買収額は十数億円程度とみられる。
岩崎宏健堂は山口県と広島県の住宅地を中心に店舗網を持つ。2013年2月期の売上高は174億円で営業利益は1億円と減収減益だった。ココカラは山口県に23店を展開しており、同県地盤のチェーンを取り込み地域シェアを固める。
中四国エリアでは九州地盤で低価格販売を得意とするコスモス薬品が出店攻勢をかけている。このため地場のドラッグストアチェーンは苦戦しており、岩崎宏健堂も業績が伸び悩んでいた。
年間売上175億円の会社の買収ですので、3500億円程度の売上予想が5%程度上乗せされます。利益面では、もともと営業利益がほとんどでていなかったことと統合に伴う経費増が考えられ、弱めに推移する可能性があります。ただし前回の買収がそうであったように、買収額によっては負ののれん代が発生し、利益面で貢献することも考えられ予想は困難です。会社は精査しているとのことなので、発表を待ちたいと思います。利益が一時的に落ち込むとすると、見通しとしてはネガティブかもしれません。
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