2014年7月31日木曜日

ワークマン(7564) H27年3月期1Qは純利益9.6%増で順調

ワークマンの1Qが発表になっています。

ワークマン【7564】、4-6月期(1Q)経常は5%増益で着地 | 株探ニュース

 ワークマン <7564> [JQ] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.1%増の23.6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の42.8億円に対する進捗率は55.2%となり、5年平均の57.4%とほぼ同水準だった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の16.8%→16.6%とほぼ横ばいだった。

月次から売上は微増であることはわかっていました。あとは為替のマイナスとPB割合増加のプラスがどこまで決算に影響するかでした。結果としては売上営業利益率は前年同期とほぼ同等にまとめており、手堅い決算だったのではないかと思います。ほぼコンセンサス通りなので、明日の株価はこれを材料視しないでしょう。



小型株と違って派手さはないのですが、確実に利益を生み出してくれる銘柄だと思ってます。以下に私が思うワークマンの特徴をまとめてみます。

長所
1.ROEが比較的高い。だいたい15%くらい。
2.競合他社がいない。ワーキングウェアの全国チェーンは他にありません(たぶん)。
3.利益が非常に安定している。(1,2が要因です)
4.店舗数が増えてきてはいるが、国内にはまだまだ出店余地がある。現在736店舗。北海道にはまだなく、九州には福岡と佐賀にあるのみです。

長所の中ではやはり2が大きいです。ワークマンの知名度はすでに全国区ですし、今から競合会社をつくろうにも並大抵のことではできません。つまりワイド・モート(大きな掘)を持っているわけです。また、まだ日本国内で飽和状態ではない(4番)も重要です。まだ、海外や新規事業のことを考えなくても、今まで通り、出店を繰り返していけばどんどん利益が上がる状態にあります。しかしそろそろ何か違うことにチャレンジしても良い頃あいのような気もしますが。
 

短所
1.成長率があまり高くない。過去10年間のEPS成長率は12~13%で悪くはないが、欲を言えばもう一声欲しい。自己資本比率や会社の規模から考えるともっと積極的に出店することが可能ではないかと思われるが、それをやっていない。
2.為替の影響を受ける。
3.流動性が低い。

短所の2はワークマンが特別なわけではありません。また3の流動性は個人投資家にとってはむしろ良い側面もあります。したがって強いて短所を挙げるとすると1番くらいのものです。しかし、これは少し欲張りかもしれません。

1の短所を補うにはしっかと安値で仕込むことだと思います。安値で仕込んだ後はずっとホールドしておけば、少なくともあと5年はワークマンが資産を年率15%以上で増やしてくれることでしょう。あくまで理論上は(笑)。




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2014年7月30日水曜日

ベネフィット・ワン(2412) H27年3月期1Qは最終利益21.9%増

ベネフィット・ワンの1Qが発表になっています。
ベネフィット・ワン【2412】、4-6月期(1Q)経常は13%増益で着地 | 株探ニュース

 ベネ・ワン <2412> [東証2] が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.2%増の6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の11億円に対する進捗率は54.5%に達し、5年平均の45.6%も上回った。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の12.1%→12.3%とほぼ横ばいだった。

売上6.5%増、営業益8.6%増、最終益21.9%増の増収増益でした。この会社はブレが少ないので安心してホールド出来ます。

欲を言えば、もう少し売上が欲しかったですね。通期の売上は15.4%増を見込んでいますので、頑張らないと売上がショートしてしまいます。利益がしっかりとでているのは良かったですが。

また、福利厚生事業以外の事業がどのように成長しているのかのセグメント情報も欲しいところです。四半期決算ではキャッシュフローも出ていないのでそれらのIRがやや残念。

しかし、本丸の福利厚生事業は鉄板のようですので、辛抱して安いところを拾っていけば報われる銘柄かなあという印象を強くしました。


   

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2014年7月29日火曜日

日経平均15600円を突破 重苦しいレンジを上抜け

単なるチャート上の話なのですが、日経平均は昨日終値で15500円を突破。そして本日は15600円を突破しました。

14000~15500円の非常に取引量が多く重苦しいレンジを上に抜けましたので、意外にこのままスルスルと上昇してしまうかもしれません。

特に良い材料はなく、むしろ景気は本当に大丈夫なのかという懸念は依然残っています。しかし、「株は懸念の壁を駆け上がる」とも言います。短期的にはこれらの懸念に関係なく上がる可能性もあるでしょうね。



ドル円が102円に入ったのも日経にとっては追い風です。もっとも為替はヨコヨコで非常に狭いレンジを依然進行中です。
 


 
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2014年7月28日月曜日

アークランドサービス(3085)2Q単独でも増収増益を確保は立派

アークランドサービスのH26年12月期2Q決算が発表になっています。

結果は売上が18.3%増、営業益19.2%増、最終益25.3%増でした。

アークランドサービス【3085】、上期経常が15%増益で着地・4-6月期も3%増益 | 株探ニュース

ALサービス <3085> が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比15.0%増の12.2億円に伸びたが、通期計画の25.5億円に対する進捗率は48.0%となり、5年平均の48.3%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.4%増の13.2億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.4%増の5.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の14.9%→14.0%に悪化した。

ちなみに1Qの決算は以下です。

アークランドサービス<3085>H26年12月期1Qと株主優待新設でポジティブサプライズ - バフェット流バリュー株投資で資産形成+




豚肉の卸売価格がJAのサイトより明らかなように消費税増税後急激に上がりました。加えて月次の売上速報から4~6月の既存店売り上げは±0がやっとで、かなり厳しい状況だったと思います。

2Q単独の数字を見ると、さすがに売上営業利益率は14.9%→14.0%に低下してしまいました。しかし増収増益を確保しており、立派な数字と言えるのではないでしょうか。


2Q単独で損益計算書を分析したところ、売上原価は2%増えていました。しかし、販売管理費を1%しっかりと減らしており、営業利益率の落ち込みを最小限にとどめることに成功しています。経営陣はコスト管理能力に長けていると感じました。

ビジネスに逆風はつきものです。株式を長期保有するためには、それらの逆風に経営陣がどう対応するか問題だと思っていました。今回の件では長期で保有するのに信頼できる企業だと感じました。

ちなみに3Q、4Qとも2Qと最終益が同じだとすると丁度通期の予想利益と同じくらいになります。7月にかつやの出店が加速しているようですし、増税の影響も和らげば、売上と利益率の両方の改善が期待できます。通期業績はやはり上ぶれでお願いしたいところです(笑)。

最近軟調な株価。私は明日は素直に好感し上がると思ってますが、どうなるのか楽しみです。
 
 
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2014年7月27日日曜日

アマゾンの決算は私達に何も教えてくれない

Bloomberg.comのコラムの紹介です。日本語は拙訳です。

アマゾンの決算は非常に不親切で、株主はそのことにイライラしているみたいですね。



Amazon's Earnings Don't Tell Us Anything - Bloomberg View





アマゾンが2014年度第2四半期で報告した1億2600万ドルの損失は、たいした事でありません。なぜなら売上は800億ドル以上あり、同社は簡単に立て直すことができるからです。イライラさせるのは、投資の実績について株主にほとんど話していないことです。

アマゾンの決算を調査するのはストレスが溜まります。決算はたった3つの部分にしか分割して発表されません。「エレクトロニクスと他の一般的な商品」、「メディア」と「その他」です。モバイル機器製造からクラウド・コンピューティングまでの多数のビジネスに関わっている企業としては、とても不十分です。

マイクロソフト、ソニーとアップル―いろいろな分野のすべての競合企業―は詳細な部分情報を発表しています。そして、それらにより会社のいろいろな部分がどのようになっているかを理解することが簡単になります。マイクロソフトのモバイル端末部門(以前ノキアの一部)が利益がないとわかるには、私立探偵団は必要でありません。なぜなら最新の決算書の電話ハードウェアの項目で明らかになっているからです。iPad売上高が減っているということを発見するのに法医学の専門家は必要ありません。なぜなら、アップルは製品カテゴリーごとの結果を報告するからです。そしてそれは優れている部分と問題とを非常に明確にします。ソニーは細分化された決算報告を行うことにより、アクティビストに会社が何をするべきかについて主張されます。しかし、そのことは同社が困難を直視していて、隠すことが何も持たないことを示しています。

おそらくこのことが、アマゾンの株価が10パーセント下がる間、ソニーの株価がその損失にもかかわらずわずか2パーセントしか下がっていない理由でしょう。アマゾンがそうしているように、競合企業がつかもうとしている商機を逃さないために大きい投資をしていることを市場に話しているならば、それはあなたがいろいろな機会にいくらを賭けているか、そして、あなたがこれらの賭けを引き合わせるのが得意かどうか説明するために役に立つでしょう。しかし実のところは、第2四半期収支報告で、最高財務責任者Tomas Szkutakは、会社の投資がどうなっているかという質問をはぐらかし続けました。

1年につき99ドルのプライムプログラムの申込者の数?それは「非常にうまく成長しています」。ビデオ内容?「我々は、ますます多くの顧客が視聴しているのを確認しました」。クラウド・コンピューティング・ビジネスは「その他」カテゴリーに埋められているのですか?「チームは素晴らしい仕事をしていて、顧客のために革新しています。」Fire phoneは三次元効果は革新的ですが、評論家によってけなされてませんか?「電話に関して、私があなたをあまり多くを助けることができません。我々は、顧客の手にそれを届けられてとてもうれしいです。」キンドルのような確立した製品でさえ、レポートで触れられていません。

確かにアマゾンのビジネスはお互いに関連し強化しているため、切り離すのが難しいかもしれません。電子ブックは、クラウドの容量が大きいので様々なデバイスで使いやすくなっているし、アマゾンの電話をもつ人は誰でも、何をどこで買うべきかという情報を絶えず得ています。しかし、アップルの製品も多くは相互補完的です-あなたがApple TVを所有するならば、iTunesストアから音楽と映画を買うことは簡単です-そして、それは会社の決算の透明性確保を防げません。

アマゾンは、実質的に巨大なブラックボックスです。投資家は様々な問題(例えばコスト管理やその市場に参入することについての決定)に関してのマネジメントを信頼しなければなりません。アマゾン創設者であり経営最高責任者のジェフ・ベゾス氏は産業全体を再構築することで彼の能力を証明した想像力のある人物です。しかし、アマゾンはどんな一人の人でも完全にコントロールするにはあまりに大きい。ベゾス自身はより詳細情報を入手しています。そして、彼は不透明な報告から生まれる柔軟性を楽しんでいるに違いありません。しかし、彼は会社の18パーセントを所有するにすぎません。他の株主もより多くを知る権利があります。


Amazon's Earnings Don't Tell Us Anything - Bloomberg View

The $126 million loss Amazon.com Inc. reported for the second quarter of 2014 is no big deal: With more than $80 billion in annual revenue, the company can easily turn that around. What's irritating is how little it is telling its shareholders about the performance of the investments into which it is putting their money.

Studying Amazon's financial results is frustrating. Its breaks out just three segments: "electronics & other general merchandise," "media" and "other." For a company involved in a multitude of businesses ranging from mobile device production to cloud computing, that is woefully inadequate.

Microsoft Corp., Sony Corp. and Apple Inc. -- all Amazon competitors in various fields -- publish detailed segment information, which makes it easy to understand how various parts of the companies are doing. It doesn't take a team of private investigators to find out that Microsoft's mobile handset unit, formerly part of Nokia, is unprofitable -- it's right there in the latest earnings release, under "phone hardware." There's no need for a forensics expert to discover that iPad sales are slipping: Apple reports its results by product category, making it crystal clear where it's winning and where it has problems. Sony's segmented reporting has activist investors telling itwhat to do, but it also shows the company is facing up to its business challenges and has nothing to hide.

Perhaps this helps explain why Sony stock is down only 2 percent this year despite its losses, while Amazon's is down 10 percent. If you're telling the market, as Amazon does, that you're making massive investments in order not to pass up business opportunities that competitors might grab, it would be helpful to explain how much you're betting on the various opportunities and whether you're good at making these bets pay. As it is, on the second-quarter earnings call, Chief Financial Officer Thomas Szkutak kept dodging questions about how the company's investments are faring.

The number of subscribers to the $99-a-year Prime program? It's "growing very nicely." Video content? "We've seen just more and more customers are streaming" it. The cloud-computing business, buried in the "other" category? "The team is doing a fantastic job and innovating on behalf of customers." The Fire phone, notable for its innovative 3-D effect but panned by reviewers? "In terms of the phone, there's not a lot I can help you on that. We're extremely pleased to get it in customers' hands." Not even an established product such as the Kindle is broken out in the report.

Granted, Amazon's businesses might be hard to separate because of the way they reinforce one another: E-books are easier to use across devices because of the company's cloud capacity, and anyone with an Amazon phone is constantly getting guidance on what to buy and where. That said, Apple's products are often complementary, too -- it's easy to buy music and movies from the iTunes Store if you own an Apple TV -- and that doesn't prevent the company from making an effort to be transparent.

Amazon is, in effect, an enormous black box. Investors who buy into it have to trust the management on issues such as cost control and decisions on entering this or that market. Amazon founder and Chief Executive Officer Jeff Bezos is a visionary who has proved his ability to reinvent entire industries, but Amazon is simply too big for any one person to control completely. Bezos himself probably has access to more detailed numbers, and he must enjoy the flexibility that comes from opaque reporting, but he only owns 18 percent of the company. Other shareholders deserve to know more.

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2014年7月26日土曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2014/7/26)

第4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較です。


 一か月前の状況はこちら

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2014/6/22) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

今年4月始めからのパフォーマンスは資産運用が+19%。日経平均株価指数は前月とほぼ変わらず+4%です。

トレファクが乱高下したり、アマゾンが暴落したり、いろいろとありましたが、結局のところ前月比で+8%となっており上出来です。しかし他のブログを見て回ると圧倒的なパフォーマンスを上げている方がたくさんいるので、最近変に焦ってしまう自分がいます。

もちろん常に学ぶ姿勢は大切なので、学ぶべきところは学んでいく必要があるかと思いますが、焦ってコロコロとスタンスを変えてしまうのが一番良くありません。今の投資法が悪いわけではないと思いますので、自分のベースというものをしっかり持ったうえでで、他の人の意見や経験を参考にゆっくりと継続して改善していきたいと思います。

下は持ち株をPERが高いものから並べたものです。トレファクは通期の上方修正をしていませんのでそれを加味するともう少し下がります。そうすると1~3位はすべて外食です。今月はブロンコビリーとクリエイトレストランツに助けられました。

これらの銘柄は来月はさすがに上値は重いでしょうから、新たな牽引役が欲しいところです。



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アマゾン(AMZN) 2014年2Q決算 損失がコンセンサスを上回り株価暴落中

米アマゾン(AMZN) の2Q決算が発表になっています。

アマゾン第2四半期決算、23%増収ながらも純損失1.26億ドル - CNET Japan

投資において、うまく行っている企業はほうっておいてもうまく行くので、問題はうまく行っていないものをどう対応するかだということを著名な投資家が言っていた気がします。

同社は経営としてはジェフ・ベゾスがコントロールしていると思いますが、投資としては株価が乱高下しており後者だと思われますので、決算内容をきちんと確認する必要があります。

しかし、なにぶん開示資料が英語ですので、決算書を逐一読めません(笑)。なので上記ニュースなんかを頼りに個人的に気にしている項目だけ確認します。気にしているのは下の二点です。

1.売上が伸びているか。
2.損失がバランスシートに与える影響はどのくらいか。

アマゾンと言えば売上至上主義の企業です。これは先日もご紹介したとおりです。

孫正義とジェフ・ベゾス ゲームを支配する経営者の戦い方 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

従って、売上が伸びていなければやはりアマゾンとしては最もまずいわけです。そして今回2Qの売上はというと2Q単独、2Q累計共23%増収でコンセンサスを若干上回る結果となっており問題はありません。

次に損失ですが、2Qで1億2600万ドルの損失と報道されています。ドルで言われるとなかなかピンときません(笑)。2Q終了時の株主資本が現在106億ドルですので、大雑把にいうと株主資本の1/100の損失ということになります。日本円でいうと100億円を超える大赤字ですが、資本を大きく毀損するような損失でないことはわかります。

また、この数字は2Q単独であり(だから現在マーケットで問題視されているわけでもあるのですが・・・)、2Q累計だと1800万ドルの損失です。 つまりこれまた大雑把にいうと利益0水準近くで、アマゾンの経営方針を考慮すると、特別問題のある決算ではないと思われます。

以上のように、個人的に気にしている項目としては、許容範囲の決算だと思いますが、損失が予想より大きかったため、株価は暴落しています。この記事を書いている現在株価は前日終値から10%超の暴落となっています。長期投資方針なのですが、やっぱりこれは痛いです。

せっかくトレジャーファクトリーが踏ん張り、ブロンコビリーが暴騰してくれたのに、日本株の奮闘ぶりが台無しです(泣)。

買値から20%程度の含み益が出ていたところで、ふたたび仕切り直しになりそうな雰囲気がありますが、アマゾンの長期的な可能性を信頼してがっちりホールドしていきます。

それにしても、アマゾンの新しいスマホは評判が悪いようですね。デバイスの開発者はもっとクールな人材をヘッドハンティングして作らせれば良いのにと思います。

“天才”ジェフ・ベゾスCEOの気まぐれに…辟易のAmazonハード開発者たち+(1/3ページ) - MSN産経ニュース
 
またアマゾンの経営分析に関する良い記事を見つけたので紹介しておきます。

米Amazonの財務諸表をグラフ化して分析(楽天、丸善との比較あり) - 私は何を知っているか?



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2014年7月25日金曜日

アークランドサービス(3085)来週月曜日決算発表

アークランドサービスの2Q決算発表が来週月曜日となっています。公募増資後株価が冴えないだけに注目されます。

2Qの決算もさることながら、H24年12月通期の決算予想の修正が行われるかどうかも注目です。コンセンサスは会社予想経常利益2,550百万円(8.1%増益)に対し2,700百万円(14.5%増益)です。


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2014年7月24日木曜日

ジーフット(2686) 1対2の株式分割 優待は変更なし(実質増加)

ジーフットが株式分割を発表しています。

www.g-foot.co.jp/ir/_pdf_news/20140723_1.pdf

株主優待制度の変更はないということですので、場合によっては(下のケース)5倍にもなるようです。

例えば300株持っている人は前年度は2000円の優待券でしたが、分割後は600株となり10000円となります。

結構うれしいですね。これをうけて株価はちょっと跳ねました。ちなみに昨日は出来高0。個人しか買えない良い銘柄です。



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2014年7月22日火曜日

テンポスバスターズ(2751) 優待ゲットしました!!

私は優待族というわけではありません。なので、優待目的でのみROEの低い銘柄を買うということはしない方針なです。しかしバフェットのスノーボールを読んで将来の家族だけでなく、現在の家族にも少しずつ恩恵を与えながら、資産を形成できるとより良いと考えるようになりました。

世界一のサクセスストーリーから得られる教訓とは何か?~スノーボールより - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

ですので、優待と成長の二兎を追える銘柄、好きです。このテンポスバスターズはまさにそんな銘柄かなと思ってます。

優待族の間では有名なステーキあさくまグループの8000円分の商品券(1200円毎に1000円が利用可能)が100株(現在960円なので最低投資価格96000円)で貰えるという破格の優待利回りなんですね。 


近所にあさくまグループのファーマーズガーデンがありますので、今週末くらいに早速行ってこようと思っています。

これで私の株もグッと上がるはず(笑)。


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2014年7月21日月曜日

暴騰したトレジャーファクトリーの対応について(+現在の投資方針)

私の持ち株としては初めてと言っていいほどの急騰をしたトレファク。購入したのは一昨年の10月、当時はポートフォリオの足を引っ張っていったのが懐かしく思い出されます。

 3093 トレジャーファクトリーに参戦いたしました: バフェット流バリュー株投資で資産形成

当時は1000円前後でした。その後節税売りやらなんやらで表示上は2倍程度となっていますが、実質的には3.5倍くらいになっており、私の投資の中では過去を含めても、最も利益が乗っている銘柄です。




昔の自分であればとうに手放していたであろう状況なのですが、いろいろと経験を積むうちに考え方が変わりました。そのひとつが「将来の資産を最大化するために、現在における最善の選択をする」というものです。

将来の資産を最大化するために、現在における最善の選択をする - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

このエントリーで紹介しているとおり、私は過去にワークマンとアークランドサービスが成長途中だったにもかかわらずルール通りで売却していしまい、後になって高値で買い直す失敗を犯しています。ここでの教訓は、その後の成長がかなり高い確率で見込めるのであれば、少し割高になったからと言って売却してしまうと、その後の成長を享受できない可能性が高くなるというものです。

つまり将来の資産の最大化を目指すのであれば、暴騰した銘柄が当面反落するであろうリスクと買い戻すことができずに機会損失をするリスクを天秤にかける必要があると思うのです。それは非常に定量化するのが難しいし、個人の性格や投資スタイルによっても結論は異なると思います。

私の場合、買いのタイミングのモノサシというのは今のところ厳格にルール化しており(アマゾンとグーグルは例外的に運用しましたが)、成長株を暴騰時に売却後、割安になってから買い戻すというのはなかなか出来ないことが多いです。

なので、基本的には「ビジネスの成長がある程度の確実性で見込める場合売却はしない」ということにしています。
 
しかしここで、ビジネスが堅調であればどんなに高値がついてもホールドなのか?という疑問にすぐに行きつきます。それに関して考えたのが下のエントリーで、ここではフィッシャー言葉とワークマンの長期チャートを用いていろいろと考えています。

下げ相場でもバイアンドホールドが正しいのか? - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

結局のところ、「極端な高値では一部ないし全株の売却を検討する」というのが現在の方針です。それは2014年度投資方針にもまとめました。

2014年度投資方針 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

ここで次の疑問は当然、極端な高値ってどれくらいの値段を指すのか?ですね。これについての判断は、まず上記の「下げ相場・・・」のエントリーでワークマンがPER27倍程度を上限に暴落した過去があること、私のポートフォリオに加えたい優良銘柄リストのPERを見ると20倍台は多いが、30倍以上は限られていること、この間読んだジム・クレイマーの本でプロが成長株に支払うPERの上限は40倍と書いてあったことなどを考えると「PER25倍~35倍の間で柔軟に対応すべき」というのが現在の私の考えです。


プロの成長株投資家が支払うPERの上限は?~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

長くなりましたがタイトルの件です。で結局、どう対応するのかというと、トレファクの現在の株価3680円は会社発表の予想EPS157円(分割を考慮せず)に対してのPERは23.4倍です。しかしこの予想はあまりに保守的すぎて現状にあっていません。1Qの増益率は約5割増でしたが、安全を見込んで通期で25%増と仮定するとEPS188.4円でPER19.5倍となります。

従って、まだ極端に割高とは言えないため、現状ではそのままホールドしようと考えています。動き出すとすればPER25倍水準の4700円前後と考えています。まだまだ上値余地があります(笑)。

当然通期予想の数字によって目安となる株価は変わってきますし、これまで投資法を見直してきたように、今後見直していく可能性もあります。


実はアークランドサービスやワークマンが急騰したときも同じようなことを考えたのですが、その水準までたどり着くことなく、大幅な調整に入っています。さすがにPERの是正はそう短期間にはおこらないのかもしれません。トレファクも来週以降大幅な調整に入る可能性が高いとは思いますので、短期での立ちまわりが得意な方は売却も一手なのかもしれません。

今回このようなエントリーを書いたのは、私自身が自分の現在の考え方をここで整理しておきたいということと、私がいつも読ませていただいているとても優秀な2つのブログ(ゆうゆーさんと紅の鹿さん)で同銘柄に対する対応が分かれていたからです。

どちらのブログも私とは比べものにならないくらい素晴らしい成績を収めているのですが、銘柄・投資法・判断はどれをとっても人それぞれなのだということを教えてくれます。特に最近紅の鹿さんは神がかっており、参考にさせていただいてます。興味のある方はぜひご覧ください。

ゆうゆー投資法 トレファクとの出会いと別れ
 
紅の鹿の日記 : トレジャー・ファクトリーが大幅高で連日の上場来高値更新(2014年7月18日の株式投資結果)

ちなみにゆうゆーさんは今期EPS予想を180円、紅の鹿さんは207~289円を想定されています。

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2014年7月20日日曜日

グーグル(GOOG) 2014年2Qはコンセンサスに対して売上OK、利益未達

グーグルの2Q決算が発表になっています。米国企業の決算、慣れないです(笑)。売上は順調、利益は予想をややショートということのようです。

グーグルが第2四半期決算を発表--最高事業責任者が退社しソフトバンクへ - CNET Japan

 このところ、衛星画像を手がけるSkybox Imagingを買収したり、Androidをベースにした「モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」のロードマップで注目を集めたりしているGoogleが米国時間7月17日、第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。

 Googleによると純利益は34億2000万ドルで、1株あたりの利益は4.99ドルだった(プレスリリース)。

 トラフィック獲得コスト(TAC)を含む売上高は159億6000万ドル、非GAAPベースの1株あたりの利益は6.08ドルだった。

 TACの総額は32億9000万ドル、TACを除外した売上高は126億7000万ドルだった。

 ウォール街は、TACを除外した売上高を123億2000万ドル、1株あたりの利益を約6.25ドルと予想していた。

 第2四半期決算は、傘下のMotorola Mobilityのさまざまな資産を約29億ドルで聯想集団(レノボ)に売却するなど、2014年前半に報じられた出来事を大きく反映したものとなっている。

 また、Googleは従業員数の最新情報を公開する一方で、上級幹部の1人が退社することを発表した。

 最高事業責任者(CBO)Nikesh Arora氏が10年近く勤めたGoogleを離れ、ソフトバンクのバイスチェアマンとSoftBank Internet and Media(SIMI)の最高経営責任者(CEO)に就任するという。

 GoogleのCBOは、同社CEOおよび共同創設者のシニアアドバイザーであるOmid Kordestani氏(Googleでの肩書きは「ビジネスファウンダー」)が暫定的に務める。

 また、6月30日の時点で世界ベースのフルタイム従業員は5万2069人(前年の同時期は4万9829人)だった。内訳はGoogleが4万8584人、Motorola Mobileが3485人となっている。

 今回も最高財務責任者(CFO)のPatrick Pichette氏が(今回はCEOのLarry Page氏の代わりに)事前に用意した言葉で第2四半期を簡単に振り返った。


 売上高が前年同期比22%増の160億ドルとなり、Googleにとって素晴らしい四半期だった。われわれは製品の大きな勢いとともに前進しており、長期的視野に立って素晴らしいユーザー体験を提供し続けていることをうれしく思っている。

 アナリストはGoogleの第3四半期について、売上高を163億7000万ドル、1株あたりの利益を6.63ドルと予想している。

Google、増収増益だがクリック単価下落で純利益は予測に届かず - ITmedia エンタープライズ




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6月首都圏マンション販売は前年比28.3%減 前月比18.5%減

少し前の記事になりますが、6月の販売戸数はかなり少なかったようです。価格に転嫁できないと予想した不動産各社が販売を抑えたことが響いているようです。契約率は76.6%と70%以上をキープできていますが、前年同月比5ポイント減、前月比で2.3ポイント減と減速傾向が見て取れます。


6月首都圏マンション発売戸数は前年比‐28.3%=不動産経済研究所 | ビジネスニュース | Reuters

[東京 15日 ロイター] - 民間の不動産経済研究所が15日に発表したマンション市場動向によると、6月の首都圏マンション発売戸数は前年比28.3%減の3503戸となった。首都圏のマンション契約率は76.6%で、好不調の分かれ目とされる70%を17カ月連続で上回った。

1戸当たりの価格は4830万円で前年比0.1%下落。マンション販売在庫数は3718戸で、前月比50戸増。

7月の発売戸数は4000戸を見込んでいる。



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2014年7月19日土曜日

現在の保有銘柄の状況(2014/7/19)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。

約一か月前(6/15)の状況はこちら。
現在の保有銘柄の状況(2014/6/15) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
 






だんだんと夜も蒸し暑くなり、寝るのにエアコンが欠かせない季節になりました。もうすぐ梅雨明けで子供達は夏休み。今年はプールにキャンプに子供達を連れていく予定になっており、とても楽しみです。

さて、株ですが、以下のような売買を行いました。

売り ウェブクルー(全株)、プレサンスコーポレーション(一部)
買い クリエイトレストランHD(新規)、ジーフット(新規)

ウェブクルーについては、新規購入銘柄の資金調達、銘柄集中の観点からの売却で特に業績が理由ではありません。プレサンスについては、2500円近辺であまりに下がり過ぎているという観点でナンピン買いしてから、少し上がってきたので、元の株数に戻しました。

新規で購入した銘柄については、今回もまた簡単に紹介したいと思います。


クリエイト・レストランツHD(3387)

様々なブランドによる連邦経営が特色のレストラン。立地に合わせたブランドを提案できるのが強み。ここは逆に読めば独りで圧倒的に稼ぐほどのブランドがないとも言えるかもしれません。M&Aや海外進出で規模の拡大に積極的。売上・利益はやや波がありますが概ね右肩上がり。購入時はROEが高い(ROE25.7%)割にPERが低かったので少し買いました。その後値上がりしてしましましたので現在はPER16.29倍、PBR 4.17倍です。



ジーフット(2686)

イオングループの靴屋さん。靴屋と言えば、ABCマートが有名でこちらはずっとウォッチしていますがなかなか割安な価格で購入することはできません。そこで同社にも注目していたのですが、最近はPBブランドの拡充により利益の出る体質になりつつあるようです。昨年まで業績と今第1四半期の業績によりその自信を深め購入に踏み切ったところ、6月の売上が散々で、さらに売り込まれました。その時に悩んだ挙句、買い増ししたため今のような状況(PF4位)となっています。


ジーフット【2686】、3-5月期(1Q)経常は45%増益で着地 | 株探ニュース

第1四半期の利益の急増は、構造的な問題と売上高の増加の2つが要因ですが、どちらがどれだけの寄与があるかと今後の売上高で利益の幅がだいぶばらついてきそうなので、注意して経過を見守り、適切な対応をしていきたいと考えています。PER9.58倍 PBR1.29倍 ROE13.5%



最近の傾向として、自分のモノサシで買えるギリギリの値段で少し買ったあと、そのまま上がっていてしまい、株数を増やすことができず、適切な数に集中投資できないという状況に陥っています(現在17銘柄)。

しかしその反面、含み損の銘柄を損切りしていることを差し引いても、購入後含み益をもたらしてくれることが多いです。よっぽど自信があれば一気に購入してしまえば良いのですが、そこまで自信が持てないことが多く、買いも分散してリスクを回避しています。このリスクを回避することのメリットと集中投資できないことのデメリットを比較してより良い方向を見出していく必要があるかもしれません。

そのためには買う前段階からしっかり銘柄研究をしておく必要があるのですが、それがなかなかできません。



この一カ月ではなんといってもトレジャーファクトリーが驚きのパフォーマンスだったのですが、それをのぞくと、ブロンコビリーと新規のクリエイト・レストランツHDが上位のパフォーマンスでした。残念ながら購入していないペッパーフードサービスも絶好調で外食については増税の影響は少ないかほとんどないようです。

しかしその他の業種では7月に入ってもボーナス増加の効果が消費動向にあまりでてきていないようです。ある日突然、景気悪化が認識され始め、マーケット急落ということも十分考えられそうですので、その時の準備は怠らないようにしていきたいです。

消費税率引上げ後の消費動向等について(7月第2週) (内閣府)


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2014年7月17日木曜日

アマゾン(AMZN) Kindle Unlimitedという恐ろしいサービスを検討中

このニュースには驚きました。

ニュース - 米Amazon.com、電子書籍の定額サービス開始か? テストページを一時公開:ITpro

 Amazon.comは今のところ正式発表をしておらず、コメントも出していない。だが、現地時間7月16日にサービスのテストページを一時的に公開しており、これが米Googleのキャッシュに残っている(写真)。

 これによると、サービス名は「Kindle Unlimited」。利用できる書籍のタイトル数は60万冊超で、料金は1カ月9.99ドル。Webページには、人気作品、文芸小説、注目作家などの分類で対象作品が紹介されている。Gigaomによると、このページを含む一連のテストページはすでに削除されたが、一時は「KU Test」というページが公開され、63万8416タイトルが表示されていた。その多くは、「Kindle Owners' Lending Library(Kindleオーナーライブラリー)」で提供されている作品だったという。

 Amazon.comの「Kindle Owners' Lending Library」は、Kindle端末(KindleおよびKindle Fireシリーズ)を所有し、かつ会員制サービス「Amazon Prime」に加入している人が利用できる電子書籍レンタルサービス。こちらは、利用できる書籍が1カ月に1冊で、Kindle端末でのみ閲覧可能という制約がある。一方新サービスのページには「どのデバイスでも利用できる」との説明があり、iOSやAndroid用Kindleアプリでも利用できるもようだ。

 定額制読み放題の電子書籍サービスは、米Oyster(50万冊/月額9.95ドル)や、米Scribd(40万冊/月額8.99ドル)も手がけている(関連記事:文書共有サイトのScribd、電子書籍の定額サービスを開始、月額8.99ドル)。Amazon.comの新サービスは、オーディオブックも用意する点がこれらとは異なるようだとGigaomは伝えている。16日に公開されたテストページには7351タイトルのオーディオブックが一覧表示されていたという。
おそらく、同社の音楽ストリーミングサービスAmazpn Primeの書籍版のような位置づけで、比較的市場価値の低いと判断された書籍の読み放題を意図しているのではないかということですが、なにしろまだアマゾンからの正式なコメントはないので詳細は不明です。

ただでさえもめている出版社との対立が激化しそうなこのサービス。今後どんな展開をみせるのか目が離せません。それにしてもアマゾンは既存の枠組みをことごとく破壊します。やはり恐るべし。


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ブロンコビリー(3091) H26年12月期2Q 営業益29%増 通期は22%増に修正で大幅高

安定感抜群だし、大幅増益だし、何も言うことありません。6月上旬にたまたま約定していて良かったです。修正後の一株利益に対するPERは17.2倍ですので、まだ上値余地があると言えそうです。
 
ブロンコビリー【3091】、今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ | 株探ニュース

 ブロンコB <3091> が7月17日大引け後(15:30)に決算を発表。14年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.8%増の9.4億円に伸び、従来の6.4%減益予想から一転して増益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の16.5億円→20億円(前期は15.4億円)に21.2%上方修正し、増益率が6.7%増→29.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益は前年同期比29.9%増の10.5億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常利益は前年同期比48.9%増の4.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の11.1%→14.6%に大幅改善した。





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2014年7月16日水曜日

十分分散された10の推奨銘柄~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」

ジム・クレイマーの株式投資大作戦より前回(ボトムが近いかどうかを見分けるために~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+)の続きです。

最後は「十分分散された10の推奨銘柄」です。著者は分散投資をこの10の分類の企業に行うことを進めています。

1.身の周りにある企業
2.石油株
3.名の通った優良大企業
4.金融関連銘柄
5.「投機」銘柄
6.「お勝手」銘柄
7.大型優良循環銘柄
8.ハイテク銘柄
9.振興の流通チェーン銘柄
10.第2のスターバックス

バフェット流では、自分の理解できる企業に限るべきで、自分の領域から出るべきではないとしています。私もそれを実践しているため、業種としては十分に分散してはいないです。

著者は理解しなくても分散をしなさいと言っているのではなくて、理解するためにホームワークをこなしたうえで分散しなさいと言っているので、よりリスクを減らすために実はかなり厳しいことを要求しています。

なかなかこれほどまでに広範な業種の分野を理解するのは難しいと思います。少しずつ理解できる分野を広げていきたいと個人的には考えています。





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2014年7月14日月曜日

日本管理センター(3276) 6月管理戸数前年比6,191 戸増(13.5%増)で好調を継続

日本管理センターの6月管理戸数が発表になっています。

pdf.irpocket.com/C3276/h8MH/p6Du/mXmn.pdf




前年比13.5%増、前月比0.9%増です。前年は6月にほとんど戸数を伸ばせなかったのですが、今年はぐんと伸びてくれました。すばらしい成績だと思います。


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2014年7月13日日曜日

ボトムが近いかどうかを見分けるために~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」

ジム・クレイマーの株式投資大作戦より前回(長期投資のための25のルール~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+)の続きです。


まずは「最悪に備えるために」、前回も紹介したこの2点です。

1.一度にまとめて投資しない
2.狼狽売りしないためのランクづけ



次に「ボトムが近いかどうかを見分けるために」です。

市場のセンチメント
1.ニューヨークタイムズ指標
2.インべスターズ・インテリジェンス指標
3.株式投信の解約率の上昇
4.パニック度を測るVIX指標
5.供給のアンバランスを映すオシレータ

投資家の降伏の度合い
1.新安値銘柄の続出
2.「強制処分」による売り圧力
3.出来高が急増する売りのクライマックス
4.新株発行サイクルの底入れ
5.オーダー・インバランス減少の点滅

市場のセンチメントはNY市場のものですので、直接的には東京市場に利用できませんが、例えば、ニューヨークタイムズ指標は日本でいうと「日経新聞指標」になるのではないかと思います。

また、投資家の降伏度合いでは新安値銘柄の続出や出来高急増、新株発行サイクルの底入れなどは日本でも参考になるのではないかと思います。






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2014年7月12日土曜日

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/7/12)

一か月前のエントリーはこちら

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/6/7) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



まずは外国為替相場のドル円チャートです。



▼3カ月チャート

いまだ101円付近の下値抵抗線は維持してます。ただ、3ヶ月でみるとどちらかというと円高に収斂しつつあります。アメリカの景気回復は順調、日本は反動減による景気減速不安が徐々に広がっていることから考えると、やはり最後には円安に振れるのが自然なような気がするのですが。



▼1年チャート
相変わらずボックス圏というか下を101円ラインとした三角保ち合いとも言えます。なかなか方向性がでません。




▼10年チャート








次に東京市場日本株(日経平均)チャートです。

▼3カ月チャート

15000円を超えて、上昇トレンドを描いているようにも見えます。




▼1年チャート
3/7の15312円を超えて強い展開に入っているように見えます。
ただ、目先5日続落の雰囲気の悪さと、反動減の懸念が広がっているようでもあり、マーケットの不安材料でもあります。

消費増税などというリスクを冒さなければ、今頃なんの問題もなく景気が回復していたと思うのですが・・・・・。




▼10年チャート

10年で見ると、まだ一服中。。。




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ミサワ(3169) H27年1月期2Q予想を上方修正

7/11の引け後にミサワがH27年1月期2Q予想の上方修正を発表しています。

ミサワ【3169】、上期経常を30%上方修正・2期ぶり最高益更新へ | 株探ニュース

 ミサワ <3169> [東証M] が7月11日大引け後(16:00)に業績修正を発表。15年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益を従来予想の2.9億円→3.7億円(前年同期は2.3億円)に30.0%上方修正し、増益率が22.4%増→59.1%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の6億円(前期は4.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 平成27年1月期第2四半期連結累計期間の予想におきましては、消費増税前の駆け込み需要が増大したことにより、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益につきまして、平成26年3月11日公表の連結業績予想を上回る見込みとなりましたので、上方修正いたします。なお、連結通期業績予想につきましては、消費増税後の駆け込み需要の反動による影響が不透明なことに加え、本社移転»続く
およびベトナム駐在員事務所設立に伴い発生する一時的な費用負担の増加により、平成26年3月11日公表の連結業績予想値につきましては精査中です。

一見全く問題がなさそうに見えますが、1Qが飛びぬけて良かった割には控えめな予想となっています。2Qだけを確認すると、売上は7%増なのですが、営業利益は31%減、経常利益32%減、税引後利益24%減と結構利益が落ち込んでいます。

1Qの決算短信で確認すると一般管理費が27%増になっていますから、それ以上の売上の伸び率があって当然となります。店舗なり経費なりにそれだけコストをかけているにも関わらず売上が7%増と伸び悩んだということなので、やはり反動減の影響なのかもしれません。

ニッチな家具なので、反動減がどう出るのか興味を持って見ていましたが、結構大きいようです。



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2014年7月11日金曜日

オンリー(3376) H26年8月期3Qも前期比減益 今期本決算予想達成に黄色信号

オンリーの3Qが発表になっています。

前回の記事はこちら

オンリー<3376>平成26年度8月期2Qも1Qに引き続き増収減益。3月に大逆転なるか? - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

1Q、2Qに引き続き前期をショートしてます。ただし2Qが経常7.5%減だったのに対し、3Qでは3.8%減とやや持ち直しています。しかし駆け込み需要の時期の数字としては弱く、現在反動減の最中であろうことを考えると、本決算予想の数字に達するのは厳しくなってきたと言わざるをえません。
 
オンリー【3376】、9-5月期(3Q累計)経常は4%減益で着地 | 株探ニュース

 オンリー <3376> [JQ] が7月11日大引け後(15:30)に決算を発表。14年8月期第3四半期累計(13年9月-14年5月)の連結経常利益は前年同期比3.8%減の10.3億円に減り、通期計画の12億円に対する進捗率は5年平均の103.2%を下回る86.1%にとどまった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-8月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.2倍の1.6億円に急拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.0%の5.2億円となったが、売上営業利益率は前年同期の24.2%→23.2%に悪化した。


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トレジャー・ファクトリー(3093) 1Q好決算&2Q上方修正&1対2の株式分割 でも終値は?

トレファクのH27年2月期1Qが発表になっています。

売上17%増、営業益51.3%増と抜群の数字でした。そして2Qの予想を減益から一転増益に引き上げます。といっても1Qの利益ほとんどそのままです。つまり2Qは黒字を出すのがやっとと見ていることになります。確かに、2Qは同社でもっても利益が出ない時期ですが、この予想も少し保守的かもしれません。

トレジャー・ファクトリー【3093】、上期経常を一転26%増益に上方修正・最高益更新へ | 株探ニュース

 トレファク <3093> [東証M] が7月11日昼(12:00)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比51.9%増の3.5億円に拡大した。
 併せて、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の2.7億円→3.6億円(前年同期は2.8億円)に30.7%上方修正し、一転して26.1%増益を見込み、6期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 なお、通期の同利益を従来予想の7.5億円(前期は7.3億円)を据え置いた。

 同時に、8月31日割当の1→2の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の22円→11円(前期は20円)に修正したが、実質配当は変わらない。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の10.5%→13.6%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  平成27年2月期第1四半期会計期間においては、店舗の売上及び利益が計画を上回って推移したことなどから、全社業績は利益計画を上回って推移しました。 この結果、第2四半期累計期間の業績につきましては、営業利益、経常利益、四半期純利益が前回予想を上回る見込みとなったため、上記のとおり修正をいたします。 なお、通期の業績予想につきましては、平成26年4月11日に»続く
公表しました業績予想から変更はありません。 (注)上記の業績予想は本資料の発表現在において入手可能な情報により作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる場合があります。

 これだけの好材料がリリースされたため、一時は2999円をつけましたが、終わって見れば結局2700円(+0.56%)と何事もなかったような株価に(笑)




しかし、依然として素晴らしい業績であることが確認されたわけですので、安心してホールドできます。またいつも思いますが、四半期毎に決算説明資料を作っている姿勢も本当に素晴らしいと思います。


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2014年7月10日木曜日

長期投資のための25のルール~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」

ジム・クレイマーの株式投資大作戦より前回(トレーディングを行うための10のルール~「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」 - バフェット流バリュー株投資で資産形成+)の続きです。


今回は「長期投資のための25のルール」です。

1.ブルでもベアでもそれなりに成功するが、「ピッグ」は身を滅ぼす
2.税金は積極的に払うべし


盲目的にバイ・アンド・ホールドを行うのは資産を溶かすというのが著者の主張です。そのため長期投資だとしても危険なほど高値に舞い上がった銘柄については税金を払ってでも利益を確定しなければならないとこと。このあたりはフィッシャーとは違います。


3.一時に全額を投入するべからず


時間の分散ですね。これは私もやっています。

4.事業は痛んでいないのに株価が傷んでいる銘柄を探せ


バリュー株投資の真髄です。

5.分散投資は百利あって一害なし


とは言っても著者が勧めるのは10銘柄程度の分散投資です(11でもあまり分散し過ぎないこととしています)。業種についても分散が必要とのこと。私は業種に関する分散は明らかに不足しています。


6.「バイ・アンド・ホールド」ではなくて「バイ・アンド・ホームワーク」だ


一銘柄につき一週間一時間を費やすことが必要だということです。ゆえにおのずと15銘柄くらいが限界になるとのこと。私はそんなに調べていないです。これは反省すべき点です。

7.パニックは一文の得にもならない


相場の調整、暴落は常に頭に入れておき、決してパニックになってはダメだとのこと。同感です。

8.ナンバーワン企業を持て


企業の成長性、収益性、安定性、ブランド等すべてを勘案した上で割安かどうかを判断すること。その結果、プレミアを払ってでもナンバーワン企業を持つという選択肢もあるということです。これはバフェットの教えと同じです。
  
9.すべてを守ろうとするものはすべてを失う


暴落時の心構えです。7と14と合わせて心に留めておきたいです。具体的には自分のポートフォリオを以下の4つに分類しておき、暴落時にはランクの低い銘柄を処分し、代わりにランクの高い銘柄を買い増しするべきとのこと。これは参考になります。私もこれを読んでからポートフォリオ銘柄の優先順位を付けてみました。

  ランク1銘柄 今の株価ですぐにも買い増したい銘柄
  ランク2銘柄 もし株価が下がれば買い増したい銘柄
  ランク3銘柄 もし株価が上がれば売りたい銘柄
  ランク4銘柄 今の株価ですぐにも売りたい銘柄  
10.TOBに関してはファンダメンタルズを重視せよ
11.あまりたくさんの銘柄を保有しないこと
12.一時的にはキャッシュに非難するのも賢明だ
13.「たら」「れば」は禁物
14.相場の調整を恐れず常に備えよ
15.債券のことも忘れるな
16.損している銘柄を救うために儲かっている銘柄を売るべからず


トレーディングをおこなうための10のルールの7番でも同じことを言っています。

17.希望的観測の入り込む余地はない
18.こだわりを捨てよ
19.会社のトップが急に辞めた時は要注意だ
20.忍耐は美徳、短期は損気だ
21.「テレビで言っていたから」は失敗の元
22.業績下方修正の第一報では買い出動してはいけない


これはビジネスには投資家が考える以上に慣性の法則が成り立つということだと思います。最近私もこのことを痛感しています。

例えば四半期の決算で業績が下方修正したとすると、それは業績の悪化の始まりで今後どんどんビジネスが逆回転する可能性があることを示唆しています。バフェットも劣化したビジネスを修復するのは想像以上に大変だと言っていました。

したがって、株価も底なしに下落していく可能性があります。少なくとも、四半期決算の下方修正が一時的なものであると確信できない限りは買い出動すべきではないと私も思います。

逆にビジネスが好循環し出すと予想を超えてその状態が続くことが経験上多いです。 この慣性は投資家がちょっと想像するよりもずっと大きいようです。

23.証券会社の銘柄推奨力をあなどるな
24.買う理由を誰かに説明できるか
25.常に市場のどこかに「上げ相場」がある





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2014年7月9日水曜日

トレジャー・ファクトリー(3093) 6月既存店2.6%増、全店9.8%増

トレジャー・ファクトリー6月売上が発表になっています。

既存店2.6%増、全店9.8%増と先月より数字は悪いですがまずまずです。

月次データ|(株)トレジャー・ファクトリー 会社案内・IR情報 公式サイト

増勢が弱まったので株価的には一服するかもしれませんが、今週金曜日に1Q発表ですので、それも含めてのリアクションとなるのでしょう。現在PER16.21倍、PBR3.06倍。




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