私は投資する銘柄を検討する際、楽天証券のスーパースクリーニングを使用しています。業種ごとに様々な指標で検索することができて非常に重宝しているのですが、時々指標の上ではヒットするはずの銘柄がヒットしないということがあります。
また、いつも同じフィルタをかけていると同じ様な銘柄しか目にすることがなくなります。辞書は電子辞書より紙の辞書の方が目に飛び込んでくる情報の量が圧倒的に多いと言います。単に調べるだけなら電子辞書の方が早いですが、周辺の情報を知らず知らずのうちに手に入れているというわけです。
ちょうどバフェットのポートフォリオに感銘を受けて、現在可能なポートフォリオだけでなく、理想の企業群で構成された将来のポートフォリオを考えておく必要があると思っていたところなので、上記のような理由もあり久々に四季報を買いました。
紙の本はパラパラとめくってどんどんチェックできるので、ざざっとチェックするのには最適です。iPadで電子版だと持ち運ぶには最適でしょうけど、家で読むのに限定するのであればやっぱり紙にはかなわないですね。
作業としては、実際に小売、不動産、建設、食品、サービス業界の中から目安として予想ROAが10%を越えるような高収益銘柄をピックアップ。そしてその中で決算が安定して右肩上がりであるものを絞り込み、将来の所有したい理想の銘柄の候補を作成しました。
この後、経営理念であったり、会社としての堀がなんであるかだったりをしらべた上で、理想の銘柄をピックアップして行きたいと考えていますが、それには少し時間がかかりそうです。
こうして作業してみると、やはりスクリーニングではお目にかかれない銘柄に出会うことできました。また理想の銘柄候補を既に何銘柄か持っていると分りました。これは素直に嬉しかったですね。また過去の取引でシステム的に売買することにこだわりすぎて、売るべきではない銘柄を手放していることもわかりました。その銘柄とは古くはワークマン。最近ではアークランドサービスです。
ワークマンは東日本大震災時に全て売却しましたが、結局後になって1.5倍くらいの高値で買い戻しました。
またアークランドラービス昨年12月に全て売却していますが、現在も成長を続けており、乱高下はしていますが上昇を継続しています。改めて高収益銘柄を確認した結果、アークランドサービスの収益性を再認識し、売却した値段より高値でも、ある値段がつけば買いたいと思っています。つまり全て手放したのは不正解だったということです。
買う場合には株価の真の値段がいくらかを算定してその株価になったら売却ということをやっていて、これはこれである程度正しいのですが、その銘柄が今後確かに成長が望めるのか、それとも単に割安だったのが解消されたのかで、対応方法を変えるべきであるような気がしてます。
要するに買値にとらわれずに、「
将来の資産を最大化するために、現在における最善の選択をする」ことが重要だと感じています。
http://mnt01.blogspot.com/2013/10/blog-post_24.html将来の資産を最大化するために、現在における最善の選択をする